記8月分

 

自分の器と限界

2004年8月10日(火曜日)


それを感じてしまったら、人間って抜け殻になるんやなーと感じている今日この頃。
何か人生終わったような気がして、激しく虚脱感がするんデスけど…。
他人に影で笑われていても、裸の王様でいられる時が一番幸せなのかもしんないっすねー。

それでも、所詮はプロの器じゃなかったか、俺は…と、今は思いながらも、しばらくするとまたやりたくなってしまって余計に苦しむ羽目になるのは分かっているんだけど。

 

鮮血に染まってるし

2004年8月11日(水曜日)


仕事帰り、半年ほど空けた近所の風景を見て回る。
流石にそんなに変わってはいなかったものの…。
頼むから、
病院名の看板の文字を真っ赤な血の色に染め上げるのは見た目にも怖いので止めて下さい。某近所の歯科医様(汗)。

ちなみに、子供の頃にここの歯医者の診察は痛いと評判だったので、余計恐ろしさが増してたりして。

 

トリコロファンブック

2004年8月14日(土曜日)


今年の春、予約を忘れて買い逃したトリコロファンブック。

とりあえずとらのあな辺りに行ったらまだ残っているかな…と探しに行ったら、とらやらメロンブックスやらフタバ書店やらで何か大量に余ってるんデスけど…(汗)。

…予想はしていたけど、予約限定ってのはやっぱり嘘か。

ともあれ、自分にしてみればラッキーなので速攻で購入。

ちなみに、全体的に内容は薄めで、とりあえずファンならそこそこ満足できるんだろうけど、コストパフォーマンスはかなり低めって感じが。

…まぁ、ドラマCDもそんな感じだったけど。

 

阪神ファン時代の名残

2004年8月16日(月曜日)


妹との会話より。

妹「ぱんぱぱんぱぱんぱぱ〜ん、ぱんぱぱんぱぱ〜ん♪」

俺「なんだ、お前も阪神ファンだったのか?」

妹「なにが…?」

俺「だって、まゆみーまゆみーほーむらんーって…」

妹「いや、これミッキーマウスのテーマなんだけど…」

俺「おおっ、そうだったのか…っっ?!」

…多分昔の阪神ファンって、こういう連中が多いんだろうなぁ。

 

遠慮のない間柄

2004年8月18日(水曜日)


夜、自室でグラディウス5をしていた時の事…。

俺「……」

ガチャ(突然、ノックも無しに妹が入ってくる)

妹「ねぇ、兄ちゃん早く死んでよ?

俺「……っ?!」

そこで一瞬びくんっと体を揺らせた後で、コントローラーを持つ手が止まる俺。

お、俺にここで死ねというのか、サウザー?!(妹だって)
そして、内心で動揺しまくっている俺に、妹からの次の台詞。

妹「ほらほら、今日ピンクパンサーのDVD買ってきたから、一緒に見ようよ?

俺「…ああ、ゲームの話ね…」

妹「ん?何が??」

俺「いや、なんでもない…」

奴の言い方が悪いのか、それともそのまま受け止めてしまう俺の方が悪いのか…。


 

ミスターバカヘル

2004年8月22日(日曜日)


今日は地元に帰って、久々に市民球場へ観戦に行く事に。
もう優勝はありえないどころか、最下位も確定っぽいんデスが、まぁ球団存続の危機だし、広島市民として少しは協力しないとなぁ…という事でイマイチ乗り気でない自分の体にムチ打って電車に乗り込むおいら。

…ちなみに、結論から言えば負け試合だったので満足度は完璧ではなかったものの、でもまぁ、最後の一球まで分からない試合だったし、色々な事が分かったので収穫もあったしで、それなのに充実感は感じられました。

んでは、色々分かったのは以下の事っす。

その1

まず、やっぱり新井は地元で愛されているという事。

もうすっかり嶋や栗原の影で風前の灯火となっていると思われた新井が7回で代打として登場した時、応援のボルテージが未だに他の選手より一段高かったのは驚きでした。

大体嶋と新井が一番大きい感じ。

その2

前半戦は出番の無かったルーキー尾形はやっぱり凄いって事。
守備に関しては分からないっすけど、打撃に関しては下馬評の”即戦力”に恥じない能力ではなかろうかと。
来年以降が実に楽しみっす。
個人的には凡退したとは言え、9回の裏、最後のバッターで粘りに粘りまくって楽しませてくれた事が一番印象的でした。

その分、その前の野村が情けなさ過ぎだけど(苦笑)。

その3

広島カープに生活を見てもらいながら大金で寝返った恩知らずの銭岡…もとい、ニ岡の嫌われ度が物凄い。

非県民と叫びまくるおっさんとか。

もっとも、カープも早々のツバ付けは反則言えば反則なので、実際は巨人とどっこいどっこいなんデスけどね^^;。

その4

しかし、広島ファンのパブリックエネミーは江藤でもニ岡でも無くて、山本浩二っす。

4回の裏、二死1、2塁で永川に代打を出さずにそのまま向かわせた時は、ライトスタンドからブーイングの嵐が。
…その後、すっかりテンションの下がったスタンドを応援団が必死で盛り上げようとしたのは健気の一言(汗)。
んで、5回に永川を引っ張って2者連続四球、そしてゴロの間に致命的な追加点を取られた時は、

クソ監督っ、いい加減責任とって辞めろこの恥知らずっっ!!

…とライトスタンドの応援団近くの席で思わず口に出してしまいましたとさ。

んで、更にもう一度叫びそうになったが9回。

1アウト2塁、1打逆転の所で代打の切り札浅井登場。沸きあがるスタンド。
しかし、ここでピッチャーを交替させた読売に対して、代打の代打で浅井から野村へチェンジ。

…またかよ、おい。

しかもその後、野村は2球足らずで凡フライに倒れる。

浅井に土下座して謝れ野村と浩二。

つーか、そんなに浅井が嫌いか浩二、ええ?!
そもそも、浅井は左右は殆ど苦にしてないはずなのに…。

…と言うか、別に負けた事自体は結果論だからとやかく言うつもりはないですが(どうせ最下位だし、面白いゲームだったし)、それでも勝利への執念を見せて納得できる采配で負けたならともかく、勝つ気を感じない采配で負けられても悔やみが残るだけです。

つーか、この監督こればっかりだけど。

永川を育てたい気持ちも分からないでもないですが、いくら最下位でも勝ちを放棄してまでというのはファンに対しての裏切り行為としか感じられなくて、

だから地元ファンが見に来ないんだよ。

どーせ、どんなに負け続けていても解任されないのを分かっているから、最下位を独走していても悔しいとも何とも思ってないんだろ?!…と。

つー訳で、山本監督に言いたいのは…。

広島カープの為を思うなら、いい加減身を引いて隠居してください。

どーせ役員で何もしなくても一生生活できるんだろうし。

あと、年配の一部ファンにも一言。

いい加減、山本浩二を巨人の長嶋茂雄みたいに神聖化するのはやめませんか?それが今のカープをダメにしてる温床なんだから。

昔と違って、存在するだけで勝てないカープなんて、ファンが逃げていくだけです。

結局カープが存続するには、県や県民が協力する以前に、常に勝ちにこだわった常勝チームに生まれ変わるしかないと信じて疑ってないんデスが。

悪いけど、山本浩二狂信者の今の松田オーナーにはそれが感じられません。存続させるだけが目的なら遠からず消滅してしまうと思うんだけど…。

正にB’zの『F・E・A・R』内にあるフレーズの通りっすね。

失う事に怯えながら、少しずつ失っていくんだ

…と。

だからこそ、今こそ声を大にして言いたい。

ルーツ監督、かむばぁぁぁぁぁぁぁぁぁっくっっっ!!

…あ、それとどーでもいいですけど、何でカープの選手紹介の時のBGMで龍虎の拳2のユリステージのBGMが流れてますか(汗)??

 

広島市民球場的ダンディズム

2004年8月22日(日曜日)


緒方のレプリカTシャツに、半ズボン。そして裸足に青いサンダル。
頭にはねじりはちまきを付けて、横にはビールの紙コップが幾重にも積み重ねられている。
そしてカープの攻撃時には、がに股でメガホンを持った両手を精一杯伸ばし、広島弁のドラ声で大声を張り上げながら全身全霊で応援している齢40〜50代位のおっさん。
確かにパッと見はダサい中年男なのに、広島市民球場のライトスタンドだと、それが妙に決まってます。
というより、
あの迷いもためらいも感じられない応援姿はマジでカッコよかったッス。

…市民球場のライトスタンド応援席に、気取った連中はいりません。

あと、関係ないですが市民球場の外野席って、セーラー服姿の女子高生が結構多いのが非常に萌えだったりして(笑)。

 

冬小麦の誘惑

2004年8月29日(日曜日)


以前に『BARレモンハート』を読んで無性に飲みたくなった、バーボン(アメリカ産ウィスキー)の名品、メーカーズ・マークのブラックトップを5,250円で購入。
正直悩んではいたものの、メーカーズ・マークのHPでブラックトップは生産中止になっているらしいのでようやく決心がついたという訳デスけど。

BARレモンハートの文庫本版を13巻まで読んで、最も興味を引かれたのがコレと、大吟醸 夢のしずくだったので。

メーカーズ・マーク・ブラックトップは現社長が先代を超えるべくして、自らブレンダーとして12年の歳月をかけて作り出したボトルで、1994年に日本で先行発売されたというもの。
価格相場としてはレッドトップの2倍程度、V.I.Pボトルとほぼ同価格帯と、この会社の製品としては幾分高めっす。
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飲みかけボトル。シンプルだけどブラック色のラベルがカッコいいっす。

…んで、とりあえずロックで飲んでみた感想ですが、びっくりする程に美味かったデス、これが(汗)。
正直、レモンハートに出てくる松田氏よりも遥かに酒の味が分からない自分でも、思わず「おおーっ」と声が出てしまった程で。
グラスを通って口に含むと同時に、蜜の様なトロリとした感触が味覚を刺激して、その後ですっと喉に入っていくのが実に心地良いっす。
一応話ではバーボンとは思えない程に繊細とは聞いてたけど、とにかく、口当たりが良すぎデス。

その秘密は、バーボンでは普通ライ麦を使うのに対し、メーカーズ・マークは冬小麦を使っているからだそうで。

アルコール度は47.5度と高めなのに、いくらでも飲めそうなのが怖いと言うか。
これ、多分水割りが好きな女性を潰させるには最適の酒です(わら)。

…と言っても、ショットバーで飲むと一杯1,000円以上するみたいっすけど。

ともあれ、値段分以上の価値はある酒だと思いました、ええ。

でも、個人的にはヤバイです。
これで、あの漫画に出てきて飲んでみたいと思った酒を買いそうな気がするので(汗)。
次は、大吟醸 夢のしずくをネット通販で取り寄せかなぁ…。

 

今月遊んだゲームまとめてレビュー

2004年8月31日(火曜日)


家に帰って遊んだゲームのインプレッションを少し。
一応、合計4本も買った割には、当たりだって思えたのが一本だけなのはどーかと思うけど(汗)。

ちなみに、評価の☆は5つが最高っす。

■エスプガルーダ(☆☆☆)

3280円と、思ったより遥かに安い値段で購入。
…しかし、その値段分楽しめたかどうか微妙だったりして。
まず、アレンジモードが意味不明すぎ。操作系は変わるは、難易度は高いわコンティニューは出来ないわで。
つーか、このシリーズって他よりストーリー性が高い癖に、前作のエスプレイド共々
エンディングが一番淡白なのは、一体どーいう了見なんデスかね???

エスプレイドとカップリングだったらなぁ…と思う今日この頃。

…あと、やっぱりラスボスは反則だと思うんデスけど(汗)。ボムが効かないってのも、もう生温いルールになっちまっるんですかねぇ?
これを大往生の緋蜂にでも実装された日には…。

■V.Rフラットアウト(☆☆)

元のアーケード版は、おそらく自分が今までアーケードゲームでつぎ込んだ額ではトップ(と言っても、50,000円程度)と思われるゲームという事で購入。
まぁ、確かに今までの中で一番雰囲気的には近いと思うけど…。
しかし、このシリーズ(3Dエイジス)の相変わらずの安普請ぶりはどーにかならないっすかね…。
コントローラーのボタン配置が変えられないのもだけど、何より
初級コースから炸裂しまくりなポリゴン欠けには思いっきりげんなりっす。

どういう理由があれ、モデル1のゲームをPS2で再現してあのポリゴン欠けは思いっきり脱力するんデスけど(汗)。
あと、タイムアタックモードが無いのもやる気の無さが伺えました。
…まぁ、いーですけどね。今更本気で遊び込みたくなるゲームでもないし。

■ドラゴンクエスト5(☆☆☆)

何となく真・女神転生3マニアクスを遊ぶ気が起きなかったので購入。元のスーファミ版も結局機会が無くてやらなかったし。
んで、感想としては、
可も無く不可も無く…。
つまんなくはないけど、大して面白くも無かったりして。
全体にまったりとしたまま、ダラダラと最後まで進んで行きましたとさ。
…個人的には、まだ6の方が面白かったかも。
博物館システムは面白かったけど、一度クリア後でないとコンプリート出来ないのはぐんにょり。
あ、でも
娘が可愛い(笑)。マジ萌えでした。

仲間との会話で、お兄ちゃんのお嫁さんになると主張しまくりのわが娘だが、どーせなら、実質10歳位しか歳が離れていないんだし、おとーさんの嫁に…(核爆)。

…いやまぁ、それはいいとして、いつもながらとは言え、世界が危機に瀕しているという緊迫感が全く感じられないっすね。ドラクエって。
特に今回の5はそれが顕著でした。母を追いかけていたら、いつの間にか魔界に行って大魔王を倒して終わっていたという感じだったし。
エンディングで、世界が平和になったとみんな喜んでるけど、その世界の危機を感じられるシーンがゲーム中に殆ど無かった為、全く実感が感じられないのが本音っす。

ドラクエ2にしても3にしても、ゲームスタート時から倒すべき敵の事ははっきりと告げていたのに、今回は親玉の影が殆ど出なかった(ゲマがぼそりと言う位)ので、最後までラスボスの存在感が皆無だったのもどーかと思ったんですが。(しかも、無茶苦茶弱いし)

ついでに、最後の最後、ラストバトル前でラスボスに今までのシナリオを全て無意味にしてしまう様な台詞をさらりと吐かせるのはどーかと思うのですが、堀井先生??

■グラディウス5(☆☆☆☆)

今回の購入分ではダントツの出来。
ちなみに、スペシャルDVD付きで購入…したのはいいけど、こっちはあっても無くてもどうでもよかった様な内容(汗)。

スーパープレイ集が5面だけってのが拍子抜け。そもそも慣れたら簡単にノーミスクリアできる様な5面でなくて、2周目の4面や6面を攻略して欲しかった。

ただ、ステージが割と同じ様な面ばかり(要塞内ステージ)が続いた印象が。
また、4面はサラマンダの1面に似ていたり(サラマンダ2の3面と足して2で割った感じ)、5面はサラマンダ2の5面に似ていたり、最終面の前半はスーファミ版グラディウス3の高速面に似ていたり(というか、その後にいるボスごと殆どそのまんま)、さらに後半はグラディウス2と3の最終面を適当に混ぜ合わせたと言った感じで、今までどこかで見た様なステージばかりが続いて印象に残ったオリジナルステージが無かったのが本音かも。

また、サイトで視聴した時にBGMがどーかなぁと感じていたものの、ゲームと合わせるといい具合でシンクロしていたので割とひと安心。

…それでも、単体で聞くにはつらい曲ばかりかも。やっぱりグラディウスサウンドは、テクノ系よりも、透き通る様な美しいメロディーが鳴り響くフュージョン系だと思うけどなぁ…。

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