日記8月分
今月は、このページだけで200枚位は画像があるので重いです^^;。申し訳ない。
(ちょっと妄想)小沢氏の動向が結構面白い。 | 2007年8月1日(水曜日) |
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■衆院解散「簡単には打てない」 挑発的な物言いで連日総理の退陣を求めている鳩山氏や菅氏達と比べて、小沢代表個人は衆議院解散総選挙をそんなに急いでいないって事ですかね。今朝の中国新聞を見ると、どうやら小沢氏は 自民党の反安倍勢力を取り込んで連立する道も選択肢として考えている様で、それで民主党単独で政権を取るべきだと主張している党内の反発も少ながらずとか。そんな訳で、こういうニュースを見ると、もしかして 小沢氏も現状の民主党の破壊及び大幅再編を目論んでるんじゃないかなーと。おそらく小沢氏は今の民主党が烏合の衆だという事は分かっていると思うので(選挙戦でも、政策面は殆ど触れなかったし)。前回の民主党総裁選挙では、郵政選挙でやられた民主党の更なる分裂を恐れて対抗馬を全員幹部にする事で組織を繋ぎ止めたけど、参議院の勢力をひっくり返した今は、このまま無理に突き進んで自民党をうち崩そうとするよりも、寧ろ本当に二大政党として自民党と対抗していける政党を作る為の地固めを目論んでるのかなーとちょっと考えてしまいますた。 実際に自民の一部と連立すれば、無理に自分から追い出しにかからなくても、足手まとい連中が反発して勝手に出て行ってしまうだろうし(´ー`)。 …もしくは、いずれは自民党に復帰して乗っ取ってしまおう…はないか、さすがに(´Д`)。 でも所詮、この人は良くも悪くも自民党の系列なんですよね。あと、 お互い”壊し屋”の称号を持つ者同士なのか、選挙戦とか含めて手口とか小泉前首相に妙に似てるのが面白い所で(選挙になると異常な強さを発揮する所も含めて)。 |
手のひら返しっぷりがすげぇや。 | 2007年8月2日(木曜日) |
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■森氏ら「退陣必至」を首相拒否 まぁ、幹事長辞任に追い込まれた中川氏はともかくとして、森のおっさんよぉ…。選挙前まで「若き獅子」だのと散々持ち上げて 溺愛っぷりも見せておいて、惨敗するや否や手のひらの返しっぷりはすげぇな(´Д`)。まだ若いし、一度引いて次のチャンスを待てという親心なのか、これ以上傷口を広げたくない保身なのかは分からないけど、これが政治家の処世術って奴ですかね。 ただ、ここは引くのも得策だとは思うけど(´Д`)。続投した所で、自分がやろうとしてる事はほぼ何も出来ないだろうし。 勝ち組み・負け組みなんて言葉を作り、自由主義経済の名の元に最低限度の文化的な生活すら壊してしまうボーダーラインを超えた格差を肯定した小泉氏からの経済政策の流れも、大多数からNOが突きつけられたんだからさぁ。 |
これってマジで死刑ものでしょ? | 2007年8月3日(金曜日) |
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■社保庁職員 1億超の年金着服 もし本当に5000万件の原因の1つがこの着服だったら、 年金の信用を根本から覆す大事件でしょ、これ??社会的影響を考えれば、懲戒免職だって全然生温いですよ? もう既になってきてるとは言え、本当に国が信用できなくなったら、もう国家そのものが成り立たないでしょーが。 >被害額がほぼ返納されており、職員の将来への配慮もあったかもしれない。99年以降、表面化していない着服などがあったとは考えたくない」と話している。 …考えたくない、か。 それじゃ今後も続くな(;´Д`)。二度とこのようなことが無いように、”前向きに取り組んで”まいりますなんて決まり切った台詞を繰り返してさ。 腐った笑みを浮かべるクズ共が。 |
市民球場観戦レポート(8/5 対阪神戦)。 | 2007年8月5日(日曜日) |
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約1ヶ月ぶりに行って来ましたよ、後半戦初の市民球場観戦。 …まぁ、久々で楽しみにしてたし、勝ち負けはある程度度外視してたつもりなんですけどね(´Д`)。 ・しまった、知らずに随分失礼を(´Д`)。 広島到着後、そごうのバスセンターでカープ最中と飲み物を買い込んだ後に集合時間ギリギリで5番ゲートの列へ行くと、マイミクのkarzさん達を発見したので合流。すると、そこに居合わせていた見慣れない女性に挨拶されたので、今日は廣島赤アフロ隊主催の観戦オフイベントだし、その参加者かなと思って馴れ馴れしく話し掛けていたら、どうやら 今日のオープニングで歌われる女性デュオ、『秀樹と吾一』本人さんだったみたいで(;´Д`)。…いや、まったくもって失礼しますた(´Д`)。気付いたのは球場入りしてずっと後ですた。 ↑球場入り後は、記念写真を撮っておられました。 ↑また、応援席の隣にはでっかい中継カメラが。 ちなみに、妹さんの方は祖母の写真を胸にかけていて、裏は おばあちゃんと大野豊氏とのツーショット写真が。本人曰く、背番号だけで選手を把握出来る程のファンなんだそーです。・試合前にバックスクリーン前でミニライブ。 予告通り、試合開始直前には廣島赤アフロ隊もバックダンサーに参加して秀樹と吾一さんのミニライブが。2曲披露だったけど、歌詞はマーティーの比率が高かった感じっすね。サビの部分で「選手の為ならベースも投げる」ってフレーズが繰り返されていたし。 ↑ベース投げのパフォーマンスも^^;。 お疲れ様でした^^。 ・背番号96って誰だろう…?? 試合前、観戦イベント参加者の人が連れてきていたお子さん2人の帽子にそれぞれ書かれていた96番のサイン。それを見て「96番って誰?」って話になったんだけど、本当に誰なんでしょーね?? ・井生、喜田の個別応援歌追加。 予想はしてたけど、後半戦から 井生と喜田に個別応援歌が追加された模様。井生は木村拓也の後継者という事を強調した歌詞で、キダゴーの応援歌はアカペラファンファーレの後で、テンポが基本パターンと違う特殊系。常にアップテンポという事もあってか、タオルをくるくる回しながら歌ってた人もいました^^。
とりあえず、まだ知らない人は下記の公式サイトでチェックしておくといいんじゃないかと。 ■こいうた カープ応援団作曲班公式サイト あと、先月は個別でも「かっとばせ〜」が「熱く燃えろ」になってたり、「絶対勝つぞ、カープ!」が追加されてたりしましたが、普通の「かっとばせ」に戻ってました。 それと、微妙な誤差ですが、実は廣瀬のファンファーレのテンポが当初関東と本拠地で微妙に違ってたんですが(始まりの鐘が鳴る〜♪の後の、廣島伝説〜♪の部分のテンポが違ってました)、関東系で統一みたいっすね。一時期の本拠地は、始まりの鐘が鳴る〜廣島伝説〜♪と最後までゆっくりだったけど、現在は始まりの鐘が鳴る〜♪(ひーろっせっ!の掛け声)廣島伝説〜♪(ここから通常のテンポ)ってな感じで。 ・ハッピパースデー尾形♪ …って事で、今日は 尾形佳紀君の誕生日でした。まぁ、流石に誕生日だからってだけで特別にスタメン起用されてたのは見た事が無いデスが、出番が無しなのは寂しいっすね(´Д`)。今どうしてるんだろうか。 ・先発は黒田vs岩田。 中国新聞の予想では今日のカープの先発は宮崎だったものの、3連敗がかかっているゲームだけに黒田が出てくれないかなーと思ったら、メンバー表交換の後で黒田がグラウンドに登場。 やっぱり、連敗を止めるにはエースしかないっすね。 ともあれ、これが今日のスターティングオーダー。 左投手を予測していたのか、全員右ですか。阪神は5番、6番に林、桜井と期待の若手とベテランのバランスがとれたメンバー。代打に喜田、嶋、森笠、前田と左のスラッガーが豊富だし、黒田が病みあがりで完投は難しい事を考えても、この代打の使い方が鍵になってくるのは間違い無いかと。 ←桜井&濱中。つーか、おさむちゃん使って桜井要らないなら下さい^^;。・観客も監督も願望に溺れてしまったのかも。 さて、ぎっしりと埋まったファンの期待を一身に受けて登場した黒田デスが…結論から言えば、 見る影も無くガタガタでした(´Д`)。制球が悪くてストライクが入らず、それでカウントを取ろうとつい球が甘くなった所を打たれるか四球を出すかで立ち上がりからピンチの連続。また、そんな状態に黒田自身も相当イライラしていたのか、3回表には鳥谷にホームランを浴びた後で赤星にレフト前ヒットと続かれてしまい、更に次のシーツが不意打ちで見せたピッチャー前バントがセーフティーになると、続いて金本が打った同じ様なピッチャーゴロを悪送球でこれがタイムリーエラー。その後、5番の林にタイムリーを浴びて結局この回5安打で4失点と散々な内容に(;´Д`)。 次の4回表も2本のヒットと四球で2アウト満塁のピンチに追い込まれるなど、今回は万全のコンディションとは程遠い準備不足は否めず、連敗阻止のエース頼みが裏目に出てしまった感じですかね。正直、今日の内容だと良くもまぁ4失点で済ませたもんだと思う位で(´Д`)。 首脳陣も黒田の登板を求めたファンも、 前回足のアクシデントで交代したという事を忘れて、願望に溺れてしまいましたかね…。とてもじゃないけど黒田は責められません。←エースと言えど、人間。悪い時もあります。 ・こちらの攻撃はちぐはぐ。 一方の阪神先発岩田も調子がいいとは言えず、先頭打者の梵にいきなり四球を出し、ピンチの後にチャンスあり!と俄然盛り上がるライトスタンド。しかし、次の井生が送りバントを失敗して最悪のサードゴロ併殺打。次の栗原もあっさりとセカンドゴロでチャンスを逃す事に。 そして2回裏では新井、アレックスをランナーに置いた倉がレフトライナーで新井戻れず2回目のダブルプレー。これはエンドランがかかってた&倉の当たりがヒット性の低いライナーで判別しにくい不運も重なっての嫌な形での逸チャンス。更に、3回裏では黒田がヒットで出塁するものの、梵のライナーがサード真っ正面で黒田戻れずにこれまたダブルプレー。そして4回裏では、1点返して1死満塁のチャンスで代打嶋がセカンドゴロゲッツーと、 出塁して作ったチャンスが悉くゲッツーで消えていく始末(;´Д`)。ただ、井生と嶋のゲッツーは完全に打者の所為ですが、倉と梵は不運もあるんデスよね…。どっちもヒット性のライナーなんだから。 ・あ〜ああ〜ブラウン〜♪全てが裏目。 いずれにしても、今日の3回終了時点で愕然とさせらたのは、 ありえない位に阪神にツキが偏っているという事。こちらのヒット性のライナーは悉く正面で(しかも飛び出しゲッツー)、井生が2打席目に見せた技ありのセーフティーバントは惜しくもギリギリ切れる、その半面で阪神のヒットは1塁、3塁線と嫌な所にポトポト落ちるし(元々黒田が崩れたのも、こういう嫌なヒットやバントがあってだし)で、今日の試合の流れは完全に阪神に傾いてますた(;´Д`)。監督の采配も、継投は無難にこなしたものの、代打に関してはあれだけ手駒がありながらやることなす事ほぼ全て裏目で、そもそも抜擢した井生、第1打席の廣瀬、山崎がブレーキになってた所が痛すぎるというか。この流れに逆らえた強運持ちは石原位のものでしたが、如何せん1人だけじゃどうしようもないってもんで(;´Д`)。 ともあれ、これが甲子園での試合というならまだ分かるものの、 こちらの本拠地でしかもエースの登板日にここまで相手チームに流れが偏ってしまうのは、正直ありえないだろうと、思わず頭を抱えてしまわざるを得ませんでした。もう運が悪いとか、呪われてるとかそういうレベルじゃないし。…ただまぁ、これも自ら招いた事なんでしょうけどね(´Д`)。詳しくは後術するとして。 ・桜井のスィングはすげぇや。 喜田と同じく、高いポテンシャルを感じさせながらなかなか一軍での機会に恵まれない感じの桜井。今日初めて生で見たけど、スィングの鋭さは思わず目を見張ってしまいますた。喜田の時と似た様な感想になってしまうんデスが、あの豪快なスィングはピッチャーにとっては脅威っすね。まともに当たったら、鋭い弾丸ライナーをスタンドへ放り込まれてしまいそうで(事実、ギリギリで切れた危ないライナーがあったし)。守備の方はよく分からないですが、本当に使わないのは勿体無い選手です。 ・山崎は去年トレード志願しておくべきだったかも…。 昨日に続いて今日も先発起用された山崎。個人的にも期待はしていた選手なので楽しみにはしてたんデスが…。 梵の加入と東出の復活、そして高明の躍進で完全に取り残されてしまったからか、2005年オフでは 「初めて優勝したいと思った」と意気揚々としていたのに、今はすっかりと意気消沈して死んでしまってます。…この調子だと、今後よっぽどの事が無い限り戦力外になってしまいそうですが、もしかしたら、昨オフでトレード志願しておくべきだったかもしんないですね。シーツが抜けた2005年のショートをカバーしたあの守備を見ている者としては、このまま戦力外で消えてしまうには口惜しいです。 ・珍しく切れてた岡田監督の采配。 もう1つの今日のツキの無さで言えば、うちの前監督の様に融通が利かない岡田監督にしては珍しく采配が冴えていたって所もあるんでしょーね。今日の4回裏、先発の岩田が4連打1失点した所で、すっぱりと2番手渡邉に交代。ここで出てきた代打の喜田には押し出し四球を与えてしまうものの、後続の嶋をゲッツーで断って2点止まり。結局、ここでひっくり返せなかった事がそのまま勝敗を分けてしまいますた。 4回裏で3点差だし、同点くらいまでは我慢してくるかと思えば、 らしくない位にキレ味抜群の采配ですた(´Д`)。先発オーダーもピッタリとハマってたし。・今日も中継ぎが頑張った。 今日の試合で明るい話題と言えば、黒田撃沈の後の中継ぎ陣が頑張った事ですかね。 …ただ9回表、 林に打たれた2ー1から高めに浮く球は、ありゃないだろうとは思ったけど(;´Д`)。あそこは素直にフォークを落せば、分かっていてもバッターは振ってしまうカウントなんじゃ…。・何となく違和感が…。 これも予告通り、5回裏マツダの新型デミオがぐるりとグラウンドを一周してました。 …でも、野球場の芝生の上を車が走り回るというのも、なんだか妙な光景っすね(´Д`)。 多目的で使われてる他のドーム系球場と違って、野球以外で使われるのはほぼ例外という広島市球場だからなのかもしんないですが。 ・やっぱり恐るべし、JFK…。 さて、4−2と5回以降は動かなかった試合デスが、7回表は予想通りに久保田登場。出来れば6回で何とか同点には追いついておきたかったものの、こうなってしまえばもう後は祈るしかなく、そしてこの3人で崩すとしたら、一番手の久保田で何とかするしかないんデスが…廣瀬と石原のヒットでチャンスを作り、代打の前田がファーストゴロで進塁で1死2、3塁とチャンスを作るものの、続いての東出、梵がどちらもあっさりと三振を取られて潰れてしまいますた(;´Д`)。 そして8回裏はウィリアムスがきっちりと三者凡退、9回裏は藤川に三者三振と抑えられてしまい、敢無くゲームセット。 JFKの健在っぷりを見せ付けられてしまう形に(;´Д`)。今更ながらの話をすれば、やっぱり全員150kmクラスの切れ味抜群の直球を持ってるのが強力無比っすね(´Д`)。久保田も出鼻を挫かれかけたものの、東出や梵を討ち取ったのは150kmオーバーの速球と、藤川ほどじゃ無いにしても、結局追い詰められたら開き直っての力押しでどうにでもなってしまうんデスよね。 いずれにしても、カープの現在の中継ぎ陣と比べても、やっぱりまだまだ次元が違うのを実感されられたのは否めない所で(年俸の方もそれだけの差は付いてますが)。ノーコン病が改善された永川なら、また彼らと互角に渡り合えるでしょうが。とりあえず、梅津は藤川の投球をしっかりと見ていて欲しいですね。まだまだ急速は足下にも及ばないとは言え、彼が目指すべき投手だと思うし。 ただまぁ、藤川とかはノムさんが何とかチームを建て直そうとしていた最下位時代に獲得したドラ1ルーキーで、結局今みたいな球界を代表するストッパーに昇華するまで7年かかった事を考えると、一朝一夕とはいかないって事ですわな(´Д`)。先程から敵を絶賛してばかりですが、阪神がこのJFKを結成するにも並大抵の努力と時間、そして金がかかってる訳じゃないハズだし。 ・黒田を緊急登板させた事を非難したくはないです…。 正直、今日の一番の敗因は黒田を強行登板(だと思う)させたのが裏目に出てしまった事なんですよね。今日登板した投手で崩れたのは黒田だけだったし、中4日は去年はやっていたとは言え、中5日の今期のローテで言えば本来黒田の登板日では無かったし、どう見ても黒田は本調子ではありませんでした。 …しかし、3連敗のかかった本拠地の試合で黒田を出してくれた首脳陣を叩きたくはないし、当然珍しく崩れてしまった黒田も責められないし、そして黒田の炎上は自滅だけにキャッチャーの倉の所為とも言えません(むしろ、黒田の乱調に気付いて頻繁にマウンドへ行き来してたし、よく頑張った方じゃないかと)。 打撃陣は反省するべき点は山積みとしても、そもそも今日はどうやっても勝てる流れじゃなかった気がするだけに、どの選手が悪かったとは言えないですね。 敢えて言うなら、ブラウン監督の勝負センスの欠如と勝負運の無さって所でしょうが(;´Д`)。それと、結局は今日黒田を無理にでも出さなきゃならない状態になってしまった事そのものが既に死亡フラグが成立していたって事じゃないですかね。せめて金か土に勝って1勝1敗としていれば、今日は黒田を無理させずに宮崎を出せたはずだし。 まぁ所詮、ペナントレースとは1試合ごとの積み重ね。今更ある日突然変わったりしないものですわな(´Д`)。 ←スライリーは特大バルーンを飛ばしてました^^;。 ・勝利の女神の信頼を取り戻すのは、再び誠意を見せるだけ。しかし…。 いずれにしても、すっかりと失ってしまった勝利の女神の信頼を取り戻すには、防げるミスを最小限に防ぎながら、1試合ずつ丁寧に戦っていく中で誠意を見せるしか無いんじゃないですかね。 けど…。 ペナントレース前半戦ならまだしも、もう後半になってしまった今は、時既に遅し感も否めませんけどね(;´Д`)。それ故に、今後のチームとしての戦い方が重要になってくるとは思いますが。 残ってくれた黒田の為にも諦めたくはないけど、しかし来期へ向けて出来る事もあるしで。 ・今、我々がこうしてカープを見守れるのも…。 さて、試合後は廣島赤アフロ隊隊長の提案で、みんなで平和公園まで出向いてお祈りを捧げてきました。戦後62年、今こうして我々が観戦を楽しむ事が出来るのは平和な世の中ゆえであって。 ■おまけ1:今日の親子キャッチボール。 ■おまけ2:今日のスライリー。 |
まったく教師の鏡だな、おい(´Д`)。 | 2007年8月8日(水曜日) |
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■教諭 児童7人に口止め料100円 小学生の時から一切の奇麗事を許さず、ミスした時は相手を買収して握り潰してしまえという、大人の世界のルールを教えた訳ですな(´Д`)。まったく、ハードボイルドな教師だぜ。 つーかこんな世の中だと、日本がアメリカ並みの訴訟社会になってしまうのも遠い日じゃ無いのかね。義務教育の手始めに、「自分のミスだろうが、謝罪は不利になるだけだから一切するな。まずは示談を持ちかけるか、弁護士に連絡しろ」って教育したりさ(´Д`)。 |
今月遊んだゲーム:FINAL FANTASY XII INTERNATIONAL ZODIAC JOB SYSTEM | 2007年8月−−日(−曜日) |
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実は無印の12は知り合いから2,000円で買って、少しだけ遊んだ後で積んでたんデスが(´Д`)、何となく衝動買いしてこちらを始めてしまいますた。やっぱりあのメインテーマを聞いてしまうと、どうしてもウズウズしてしまうというか。 まず英語音声ですが、 元々洋画の雰囲気が強いだけに、違和感は無いっすね。ただ、翻訳に結構違和感はありますが。オープニングでも、英語音声が"What's your name?"なのに、字幕は「立てるか?」って表示してるもんだから、続きの対話の「レックス…レックスです、将軍」と噛み合って無いし(;´Д`)。 今作の最大の特徴であるゾディアックジョブシステムですが、つまりはライセンスボードが個別の12種類になったという事で、自由度はやや減った分、ポリシーがはっきりして分かり易くなったって感じですかね。数が多いので迷ってしまいそうなものの、ヴァンはシリカ、パンネロは白魔導師、といった感じで、それぞれのキャラ特性を生かした基本ジョブがきっちり用意されているので、まずはそれを選んでおけば問題は無いかと。 ゲームシステムも今までと比べて特殊なんですが、チュートリアルがしっかりしているので、割とすんなり慣れました。この辺は大作らしい親切さですね。 他の難点としては、コントローラーコンフィグの不親切さですかね。特に、 視点変更の右スティックのリバース設定が出来なかったのは致命的じゃないかと。そもそも、大概のゲームはリバース(左に傾けると右に)がデフォなのに、左右はなってないし(ドラクエ8もデフォはなっていないけど、こちらはコンフィグで設定できた)。あとは、読み込み時間の長さも結構気になりました。エリアごとの読み込みはまだ我慢できるものの、ワールドマップを呼び出した時の読み込みによるラグはイライラさせられたし。 それと、同梱のDVDはオマケ程度です。 ■総合評価:(10段階評価) |
流石はすぎやま先生。 | 2007年8月10日(金曜日) |
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■IXの楽曲も披露される驚きの展開――「第21回ファミリークラシックコンサート〜ドラゴンクエストの世界〜」
すぎやまこういち氏を表現する場合、ゲームの枠組みを超えた「作曲家」と称するのが普通ですが、ゲームクリエーター魂は相変らずですな。DSだから音質が悪いのは仕方が無い、もしくはDSの枠組みを超えて強引な表現をしてやろうというどちらでもなく、提供するプラットホームのスペックをよく吟味して、それに最適な”音楽”を提供するという考えが実にゲーム職人的。 すぎやま氏なら、今でもファミコン用の音楽作れと言われても不平をこぼす事無く作りそうっすね。これなら、 ドラクエ9も心配無用かと(´ー`)。>プラットフォームがニンテンドーDSということで、音色を不安視する声も聞かれるそうだ。しかし“天空”シリーズ3部作(IV、V、VI)の中で、最初に発売されるIVについては1度音調整済みとのことで、すぎやま氏は「ニンテンドーDSの内蔵音源で、これだけ音楽的なものができるのかと驚いた。おそらくニンテンドーDSでは初めてというくらいの“良い音”が実現しつつある」と誇らしげ。 >また「振り分けられるメモリだとか、音色だとかそれだけのものだけでなく、曲をどう音楽的に表現するかという部分が非常に大きい。プラットフォームが何であれ、音楽的にいいものを作っていくことはできる。それはまた頑張りがいのあることだし。できれば序曲だけは、生オーケストラのストリームで提供したいと思っている」と意気込みを見せた。
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納付率66.3%ったってさ…。 | 2007年8月11日(土曜日) |
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■国民年金納付率 前年より悪化 給料から 強制的に天引きされてるサラリーマンにも納付するか否かの選択権を与えた場合は、こんなもんじゃないでしょ(´Д`)。もしそうなってたら、とっくにケツまくらなきゃならなくなってるだろうけど。…ただ、「もし天引じゃなくなったら支払うか」の世論調査はしっかりして欲しいけどね。いずれにしても、社会保険庁に対しての国民の信義を確かめてみる必要はあるんじゃないのかね。 |
意味ねぇ!! | 2007年8月11日(土曜日) |
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■「自・民大連立」望むが最多に 自・民が組んだら文字通り昔の”自民党”に戻るだけやん。 別に民主に政権を奪って欲しいとは思ってないけどさ、この自民党独裁時代に頻発している、無謀な法案を大した論議も無しに強行採決なんて暴挙の抑止力になれば、自民に反発するしか能が無い様に見える民主党でも、それはそれで役割を果たしてる訳で。 結局アレですか。 日本人ってのは長い物に巻かれてないと落ち着いて生活が出来ない人種ですか(´Д`)。歳出抑制を諦めて消費税が10%や20%になっても構わないから独裁を望むと。長いモノに巻かれて生かさず殺さずだけど一生安泰なんて、今の世の中には通用しないと思うんだけど。
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市民球場観戦レポート(8/12 対ヤクルト戦)。 | 2007年8月12日(日曜日) |
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観戦6連敗中ですが、懲りずに行ってきましたよ(´ー`)。 カープ観戦とは、勝った負けたじゃないんです。頑張ってる若鯉達や応援してる選手の給料の為なんです、ええ(´Д`)。 …あとは、広島市民球場で観戦仲間と応援しながら馬鹿騒ぎするのが好きってだけで。 ・やっぱりお盆やね。 今日は諸事情でいつもより到着が遅れたんデスが、流石はお盆だからか、外野席はあっという間に埋まってました。結局、14934人って事でしたが、見た目はもっと多かった感じっすね。ライトスタンドはいつもの様に超満員だったし。
・広島市民球場の避暑。 まず今日の一発目のサプライズは、広島ベンチの前に日よけがあった事。真っ白な帳(とばり)みたいなのが下ろしてあったのは新鮮な光景でした。多分、電車の日よけみたいに引っ張って下ろせる様になってるんでしょーね。
あと、今日は観戦イベントの日はこの場所が多い、カニトップの看板の下辺りで観戦してたんですが、外野席の一番上の立ち見席(になるのかな?)は涼しい風が吹き付けてなかなかに快適。 夏場は自由席が空いていても一番上に行きたがる人が多いと思ったら、日陰で風が常に吹き込む場所だから、実は席に座って観戦するよりも快適って事ですか(´Д`)。大体広島市民球場って、レフト外野席は日陰になって、ライトに直射日光が差し込むという構造に不満が…は閑話休題(´Д`)。まぁ、四方のうち三方が国道やビルに囲まれた場所だけに、向きの問題は仕方がないんデスけどね。 ・先発は大竹vsグライシンガー。 今日の対決は中国新聞の予想通り、大竹vsグライシンガー。ちなみに、先発投手に 大竹が発表された時の反応の薄さはちょっと笑ってしまいますた(´Д`)。見返してやれ、大竹。ともあれ、これが今日のスターティングオーダー。 まぁ、基本に忠実なオーダーって感じなものの、個人的には森笠と廣瀬が一緒にスタメンって結構珍しい気も。キダゴーと嶋はスタメン落ち。ここにベテランの前田や復帰待ちの緒方がいる事を考えたら、本当に熾烈な外野争いっすね(´Д`)。 ←頑張れ控え組。 ↑外野席からだとフェルナンデスに見えました、水木コーチ^^;。 ・何げにレベルの高い、親子キャッチボール。 さて、これも市民球場恒例となった試合前の親子キャッチボール(去年は5回裏だった)。見ている観客には退屈な企画の様で、これがスカウト気分で見ているとなかなか面白いものだったりして。
まぁ、また早くから目を付けて 某銭岡君の二の舞になっるのも考え物ですがね(´Д`)。…と、閑話休題。 あと、スライリーが小さな女の子にちょっかい出して逃げられた挙げ句に凹んでたけど、アレは 端からは誘拐しようとしている様にしか見えなかったっす^^;。←この後、手を無理矢理振り解いて逃げられたスライリー。 ・大竹は1軍復帰戦としては充分合格点。 さて、一軍復帰即登板となった今日の大竹。立ち上がりは急速も伸びず、制球も定まらなくてストライクとボールがはっきりし過ぎる不安定な内容だったものの、何とか要所を抑えて勝ち投手の権利を得る5回表まで無失点。3回辺りから球が走り始めて147kmのストレートをバシバシ決めていた所を見ても、6回に打ち込まれて勝ち星を逃したとは言え、大竹は充分合格点じゃないかと。 相変わらず打たれ始めたら脆すぎるって欠点も見えたけど、もしかして今の大竹に必要なのは、心の支えになってくれるお嫁さんじゃないかなーとか思ったり思わなかったりして(´Д`)。ピッチングコーチやキャッチャーが成長させられないのなら、あとは自分の家族を持つ事位しかないでしょ。 カープは比較的成功例は多いしね。黒田とか新井とか東出とか。 ・グライシンガーも4失点ながら、やっぱり力は本物。 一方のグライシンガーも結局7回4失点の内容ながら、やっぱり その実力は本物っすね。特筆すべき速球や変化球がある訳でもないけど、ストレートとチェンジアップ、カーブのコンビネーションの使い方が巧いなぁ…と(ただ、これは福川のリードも上手かったけど)。 執拗な牽制癖さえなければ、本当にいい投手なんデスけどね(´Д`)。 ・あと、やっぱ青木は凄い。 イチロー2世とも言われる彼に、今更そんな事を述べるまでも無いんでしょうが、今日もその怖さをしっかりと見せつけられました。今日の青木は3安打猛打賞+1四球。2打席目とか、自打球が足に当たって蹲り、一時は治療で中断までしたのに、その後はショートの内野安打を決められてしまいますた(´Д`)。 お陰で、9回表に先頭の青木が3安打目で出塁した時も、見ている観客が「ああもう、青木ならしゃーない」と白旗気味ですた(´Д`)。 ・古田監督、頭が痛いだろーなぁ。 …とは言え、青木は良くても、他が…というのが古田監督の悩みじゃないですかね。 それでも、盗塁を2つも決められた(RCCの速報には無いけど、9回表は青木に盗塁されてます)のでアレですが(´Д`)、四球で出たガイエルが完璧なタイミングで牽制タッチアウトされたのは、あまりに不用心すぎ。その前に大竹が2塁の青木に何度か投げているので、大竹の意識は青木にしか向いていないと勘違いしていたのか、完全に無防備でした。 他にも、6回表のラミレスも似たようなもんで、あまり警戒されなかったのか牽制球自体が飛んできてなかったものの、いつ刺されてもおかしくない位の無防備なリードだったし。 ・打撃陣は珍しくそつの無い攻撃。 さて、また最近拙攻続きで雰囲気が悪くなってる観がある打撃陣デスが、今日は めずらしく無駄の無い攻撃が続いてますた。まず3回裏、先頭の石原が凡退して1死ランナー無しで大竹。ここで「こりゃ自動で2アウト目も確定したし、次の回で勝負かな…」とか思っていたら、大竹がインハイの直球を見事にレフト前へ弾き返して出塁。その後も東出、栗原と繋げて先制点と、大竹の出塁を無駄にしない、めずらしくそつの無い攻撃を見せてくれました。結局逆転に繋がった7回裏や8回裏も無駄な攻撃が殆ど無く、チャンスを確実に生かしていた所を見ると、 あと関係ないけど、大竹の2打席目にも全く同じインハイの直球を投げて、全く同じコースにヒットを打たれたヤクルトバッテリーは舐めすぎじゃないのかと(´Д`)。 ・これも大切な監督の仕事。 ここ最近はマーティーの退場どころか、抗議すらすっかりとご無沙汰でしたが、4回裏、アレックスがゴロを打った後で全力疾走した1塁の判定をアウトとコールされ、身体全体を使って激怒するアレックス(とカープファン)。すると、ここで久々にマーティーがベンチから出てきて累審の方へ向かい、退場を予感させるほどに激しいものでは無かったものの、きちんと抗議の態度を見せて説明を求めてました。
…とは言え、前監督はそんな当たり前の事が全く出来なかっただけに、この辺が「どんなに采配がアレでも、前監督よりはマシ」って言われる所以というか。去年も緒方が珍しく血相を変えて審判にくってかかった時、真っ先に飛び出して止めてたし。 ・でも、やっぱり采配に疑問色々…。 最近は、「マーティーは2軍監督として長期政権を担ってくれないかなー」と思ってるおいらデスが(´Д`)、やっぱり今日も采配には色々と疑問符が。まず、栗原が先制タイムリーを放った3回裏、2死1塁でスタンドの 誰もが新井の駄目押しホームランを期待した場面で栗原が盗塁失敗で3アウト。…なんで そんな所でエンドランなんてかけますか(;´Д`)。この前も、走者倉、打者未だに一軍プロでの打席経験が皆無な宮崎って所で無謀なエンドラン失敗してたけど、送りバントとエンドランの局面を完全に間違ってませんかね(;´Д`)??大体、先述の通りここは下手に動かず4番に任せるのが筋じゃないかと。こういう失敗ってのは流れを断ち切るだけじゃなくて、新井自身のモチベーションにも関わるんだし。そもそも、ここでエンドランかけたって栗原の足だと3塁まで陥れるのは望み薄なのと、2アウトなんだからゲッツーを防ぐ必要も無いし。 あと、8回裏は石原の打席で代打じゃダメだったんですかね?贔屓目抜きでも、チャンスに弱い石原に代打喜田か嶋で梅津の代打にキムカズを出し、9回裏を永川−倉かキムカズで締めた方が、追加点の確率が高い&楽な展開になったんじゃないかなーと。石原の通算打率は未だに高いけど、今日は当たってなかったんだから。あと、キムカズも基本的にリード傾向が攻めタイプなので、永川との相性は悪くないと思うんデスけどね…。 つーか、梅津の代打に喜田じゃなくて嶋を出す辺り、左の代打で高井がリリーフに出てくる事を予測してたんだろうから、まず左投手に強い嶋を石原の代打、そして梅津の代打にはキムカズを使えば良かったまでの事じゃないかと。でなきゃ、一体何の為にキムカズをベンチに入れてるのか分からないし(´Д`)。 ・倉コミュの売り子さん発見。 今日の5回表頃、座っていた席の近くまで来たアサヒビールの売り子さん(キリンから変わったらしい)に、40番のプレートが見えたので慌てて手を上げて注文。40番と言えば倉の背番号ですが、倉ファンでmixiの倉コミュのメンバーであるみのり♪さんを発見しますた。 普段は球場でビールを飲む事は少ないおいらですが、今日は(この時点で)勝っているという事もあって、なかなか美味ですた。 ・魔の6回、か…。 8/13は新聞休みだったけど、きっと中国新聞のカープ欄の見出しには「魔の6回」と表現されるんでしょーね(;´Д`)。勝ち投手の権利も得て、ゲームも中盤にさしかった辺りから球も走り始め、今日はこのまま大竹が凌ぎきってくれるかな〜と思い始めた6回表、先頭のラミレスにヒットで出塁されて嫌な予感がした所で、4番のガイエルがツーランを弾き返してその予感を見事に当ててくれますた(;´Д`)。 それでもまだ同点に追いつかれたに過ぎず、ここからが問題だなーと思っていたら、案の定その後の宮本、そして送りバントを決めた宮出を挟んで飯原にもヒットで続かれて1死1、3塁と一気に崩れ始めて歯止めが利かず、ここでたまらず交代した林も福川に勝ち越しスリーランを浴びてこの回合計で5失点。 2−0から気付けば5−2へと3点のビハインドに(;´Д`)。本当にガイエルのホームランからここまではあっという間ですた。これで大竹の勝ち星も消滅。やっぱり、5回を投げきって勝ち投手の権利を得たって所で、無意識に気持ちが弛緩してしまうんでしょうかね(´Д`)。実際、昨日の試合も含めてエースの黒田も6回に崩れる事が多いし。 ・だーかーらー、カープの捕手陣よ…。 …とは言え、6回の炎上はどっちかと言えば捕手に責任半分って所なんですけどね。 相変わらず、 高めの使い方が絶望的に下手。下手というか、全く使えてないってのが痛いと言った方がいいのかも(;´Д`)。石原が最初は良くても、2−2とかのフルカウント近くになっていつも苦しんだり、決め球にあぐねて打たれるのはそこなんデスよね。結局、苦しくなるのは使えるストライクゾーンが小さすぎるので、すぐに投げるコースが無くなってしまうからであって。ぶっちゃけ、倉がストライクゾーンの半分、石原は良くて1/4程度(外角と内角のコーナーのみ)しか使ってません。大竹や永川の様な直球が自慢の投手に低めの決まったコースにしか投げさせないのは 捕手としては怠慢と言わざるを得ないっす(´Д`)。結局、ガイエルに打たれたのも外角低めの直球を打たれるまで連投させてたからで。球が甘く入ってしまったり、その後に同点まで追いつかれて崩れてしまったのは大竹の弱さとしても、そのきっかけになった同点ホームラン被弾の半分は石原が責任を被るべきで。 ・奇跡の大逆転劇。 しかし、ここで終わらなかったのが今日の最大の見所で。今季は6回までにリードされていた場合、8割以上は負けって感じのカープですが(´Д`)、今日は今季に限って言えば殆ど奇跡に近い終盤の大逆転劇を見せてくれました。 まず、7回裏に森笠、廣瀬と連続ヒットで続くと、石原が打撃の構えから不意打ちの送りバントを綺麗に決めて(これはタイムリーヒットに匹敵する価値があったと思う)1死2、3塁とすると、代打の前田が1000打点となるセカンドゴロで1点返し、更に梵がタイムリーで続いて5−4の1点差に追いすがり、更にその次の8回裏には栗原四球、新井が相手の拙いプレー(だけど記録はヒット)で無死1、2塁と再びチャンスを作ると、5番アレックスがここでようやく発動したチャンステーマに乗って、3塁戦に見事な逆転の2点タイムリーヒットでとうとう逆転。その後も森笠がセカンドゴロながらランナーを3塁まで進めると、次の廣瀬の打席でワイルドピッチが起こって棚ぼたの1点追加と、本当に無駄のない攻撃で加点していきました。 しかし、アレックスは本当に 究極の帳尻合わせ男ですねぇ(´Д`)。今日は今までいい所が無かっただけに、そろそろ帳尻合わせヒットが来る予感はしていたものの、それが最大の場面で最高の結果になるとはね^^;。 あと、梅津に代打の嶋もヒットを放ってたし、昨日は倉が2試合連続でマルチヒットだしで、他の帳尻男さん達も(倉も打撃に関して言えば帳尻男の分類かと)追い上げにかかってるだけに、今後は彼らを上手く使えば得点力が上がるんじゃないかと(´ー`)。 ■閑話休題:今日も巨大バルーンが飛んでましたが…。 ・ツッコミ色々。 今日が初なのかどうかは分からないデスが、ヤクルトの遠藤から吉川へピッチャー交代する時、吉永小百合の「津軽海峡冬景色」が流れてました^^;。既に使われてるオフコースの『サヨナラ』も物議を醸しているというのに、結構 懲りないっすね。まだまだパターンを作る気でしょーか(´Д`)。…あと、イニング間の電光掲示板に”赤HELL”ってボード掲げてた子供の姿が映ってたけど、 それはちょっとどうかと(;´Д`)。ヘヴィメタ系ですかいな。・最後は相変わらずの永川劇場だったけど…。 さて、大逆転劇の後の9回裏はお約束として永川登場。相変わらず劇場の予感はするものの、まぁ他にいないんだから仕方が無いっすよね(´Д`)。 つーか梅津の時もそうだったけど、審判の判定がちょっと厳しすぎ(´Д`)。いくらプロ野球もショービジネスだからって、 審判が勝手にピンチを演出する様な出過ぎた真似は謹んでもらいたいものデスがね(´Д`)。 ←ともあれ久々に勝利。おめ♪・ヒーローは勿論アレックス! 試合後、7試合ぶりに立ち合えたヒーローインタビューは、勿論 8回裏に逆転タイムリーを放ったアレックスが移籍後初のお立ち台。初めて声を生で聞いたけど、渋いっすね。コメント内容はどちらかと言えば、当たり障りのない優等生的なものだったけど、カープ時代のシーツ先生に勝るとも劣らない礼儀正しいアレックスだけに、嫌味はないですね(今でも、選手コールしたら帽子を取って深々とお辞儀してくるし)。
あと、通訳ごしでは伝わってこない部分として、アレックスは栗原を”健太”と呼んでいた所に注目(通訳さんは、”栗原”と訳してたけど)。補強期間ギリギリで加入しただけに、チームで孤立していないか心配している人いるかもしれませんが、この通りちゃんと溶け込んでるみたいですぜ。 …しかし、「とにかくいいチームにしようと、選手が一丸となって頑張っています 」とのコメントを最後に残してくれたけど、アレックスは元常勝チームの主力で、 優勝経験のある貴重な選手だけに、本当にカープが再び優勝争い出来るチームになるまで居て欲しいもんですけどね。戦力としてだけじゃなくて、多分アレックスが中日時代に培ったハズの優勝意識というのは、若鯉達に仕込んで欲しい懸案だし。←これからもよろしく♪ ・牽制球は6回目からボークってルールに改正したらどうっすか(´Д`)。 まぁ、今日はグライシンガーって事で予測はしてましたが、ヤクルト名物の執拗な牽制球が今日も炸裂。応援が何周しても打席が終わらない熾烈な牛歩攻撃に、カープ応援団は今日も体力を削られまくりですた(´Д`)。 ・久々に勝てたのは良かったけど、ゴミは拾って帰りましょうね(´Д`)。 試合後は例によって、観戦イベント参加者によるゴミ拾い。今日は勝ち試合の後だけあって、いつもより意気揚々としていたんデスが…。それでもあまりに多いゴミの散らかりように、結局全然拾いきれずに閉門時間が来てしまいますた(´Д`)。まぁ、試合後のゴミ拾いは有志が好き好んでやってる事だから、観客みんなに一緒にやれという気はないけど、それでも せめて自分のゴミはちゃんと持って帰りましょうよ(´Д`)。せっかくの勝ち試合なんだし。・やっぱり、前田はサムライだねぇ。 結局、 記念すべき1000打点目はゴロの間に…という形になってしまい、天才打者と呼ばれた前田としては不本意だったろうなぁ…と思っていたら、どうやら勝ち試合になって上機嫌みたいで一安心(公式HP参照)。やっぱり、チームが勝ってこその個人成績。これが負け試合なら、たとえ満塁ホームランで決めていても憮然として祝福も拒否していたかもしんないですね^^;。サムライだけに。 是非、2000本安打達成も勝ちゲームの重要な要因として達成してくだち。達成すればなんだっていいんだよ…みたいな甘ったるい考えは、前田キャプテンには似合わないってもんです。 ←りざると。爽快感抜群の大逆転勝利♪ ■おまけ:今日のスライリー。 |
8/5のレポート内容を一部訂正と倉の話題。 | 2007年8月16日(木曜日) |
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★粘り勝ちの広島・ブラウン監督「きょうのMVPは山崎」
http://www.sanspo.com/sokuho/070815/sokuho083.html 多分、明日のスポーツ新聞の1面はこぞって栗原だろうけど、マーティーが一番高く評価してるのはやはり山崎みたいっすね。8/5のゲームを見た時点だと、ホントにこのまま沈んでしまうんじゃ…と心配していたものの、今日は自分らしさを遺憾なく発揮しての大活躍。どうやら、猛牛の血を引く彼の闘志は決して死んでなどいなかったみたいで。 …まぁ、あれからずっと一軍に残ってたんだから、何だかんだで監督は山崎を正当に評価してたのかもしんないですけどね。つまり、 俺の目が節穴だったって事で謝罪します(´Д`)。今回で一気に評価も上がったろうし、このまま波に乗ってくださいな。あと話は逸れるけど9回表、永川が小笠原を三振に討ち取った決め球で、倉がジェスチャーを交えて外角にミットを構えたけど、実際にはインコース低めを突いて空振りさせたのは、サインの上ではインコースを要求していた策略だったのか、単に永川の手元が狂った偶然だったのかは是非とも尋ねてみたい所ですねぇ(´Д`)。
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市民球場観戦レポート(8/16 対巨人戦)。 | 2007年8月16日(水曜日) |
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…って事で、お盆休み最後の観戦って事で、行ってきましたぜ(´ー`)。
かなーり熱かったですがね。試合の内容も気候も(´Д`)。 ・試合開始までに大量の半分位は奪われた様な…。 ともあれ、今日も猛暑。3時半前に球場前に着いてチケットを購入し、いつもの5番ゲートの列に並んでるだけで物凄い消耗感が(´Д`)。開門後に球場入りした後も同じ。席は人数分普通に取れたものの、そこから試合開始までの2時間、座って待ってるだけでジリジリと体力を奪われている様な感覚ですた(;´Д`)。 暑い…。 お陰で持ち込んだアクエリアスのペットボトル1本+売り子から買ったコーラを空けて、汗拭きタオルは既にぐっしょりと。流石に広島市民球場の夏は厳しいっす。ナイトゲームといえど、 外野席で応援するには最低でも2リットル位の水分補給は想定しておかないと(つまり、一切の飲み物持ち込み無しは経済的にかなり無謀なので注意^^;)。←今日も出ていた日よけ。 ←選手の練習も地獄ではなかったかと^^;。 ・そろそろ本性を表し始めたキダゴーと、気になるカエル。そして…。 試合前で目に止まった風景と言えば、ライト前で練習していた喜田に「ボールくれーっ」とファンが叫ぶと、喜田が早速投げ返す素振りを見せながら直前で止めて焦らしたりと、スライリーみたいなパフォーマンスを見せてますた。交流戦の最初頃はひたすらペコペコしていた感じだったけど、本格的に馴染んで本性を表してきたって所でしょーか^^;。 まぁ、カープは ちょっと真面目すぎる選手が多いので、観客に対してああいうおちゃらけが出来るキャラは貴重なんデスけどね。コテコテの関西弁でノリのいいキャラみたいなので、是非福井の後釜としての役割も担って欲しかったり。今度はスライリーとの共演希望で。←キダゴーはもっと関西ノリ全開でいいと思う。 それと、以前も何回か見たけど、ライトスタンドに謎のカエルの着ぐるみ星人が。外人さんに連れられる形でライト端の上段に陣取って応援していたけど、あれは一体何者だろう…??
↑謎のカエル。カープ帽子をかぶってるってコトは、カープファンなんだろうけど。 ■番外:昼下がりの情事? ↑なんかエロいです^^;。 ・先発は予想通りに高橋建vs木佐貫。 今日の先発は、中国新聞や各スポーツ紙の予想通りに高橋建vs木佐貫。ここ最近の建さんは好調を維持しているので、大いに期待。 そして、これが今日のスターティングオーダー。
今日のカープのスタメン捕手は倉。高橋建−石原のバッテリーが今まで上手く行ってるし、これまでの傾向からして上手く行ってるバッテリーを替えるとロクな事になってないので(黒田−石原が良い例)、いくら自分が倉ファンとは言え不安にはなるものの、まぁここ最近はいつもの帳尻あわせ…もとい追い上げにかかって打撃好調の倉に対して、石原の調子が下降気味だからって所でしょーかね。監督の起用傾向は投手との相性<<<打撃の調子ってのは今更言うまでもないし。巨人の方はベストメンバーそのまま。 ←久々の建さん−倉バッテリー。あと、審判のラインナップが主審に谷、2塁審に深谷ですか(;´Д`)。主力ジャンパイア達にすっかりと囲まれて、ホームゲームながらかなり厳しくなる予感が。 ←まぁ、正々堂々と頑張ってくだち。 ↑あと、試合前に贈呈式もありました ・今日も建さんは投打に大活躍。 さて、久々の高橋建−倉のバッテリーという事もあって、期待半分不安半分だった今日の立ち上がり。しかし、1回は10球も使わずあっさりと三者凡退と上々の滑り出し(もっとも、こちらの木佐貫にそれ位で仕留められて、試合開始10分以内に1回の攻防が終わったしまったり^^;)。その後も2回表にいきなり小笠原に先制のソロホームランを浴びるものの、倉が見せた三振&盗塁阻止の活躍もあり後続を断って追加点を許さず、その後ジャンパイアの厳しい判定でフルカウントを頻発させながらも、6回1/3を5安打1四球、1失点と充分過ぎる程の内容。黒田がやや崩れている中で抜群の安定感を見せてました。 また、打っても3打数2犠打、6回裏には結局今日の決勝点となる4点目のタイムリーヒット(!)を放ち、投打に大活躍。 かつての左のエースここにありって所でしょうかね。後は、自分がベテランである事の自覚が出てきたのか、あまり力で勝負しなくなってる印象が。イケイケの倉と組ませると、途端に若い頃を思い出して力でねじ伏せたがる傾向があったので心配してたんですが、石原と長く組む事でモデルチェンジに成功しましたかね^^。 ・倉ファンだからこそ、敢えて今日の倉のリードにもの申す。 ただ、今日の倉のリードに関しては、永川の時以外では倉ファンとしてもあまり高く評価したくはないです。勿論、失点を3に抑えた勝ちゲームなので結果オーライで構わないんですが、こういう時こそ…って感じで。 これは、釣り球で空振りさせるって発想が一切無いからでしょーね(;´Д`)。裏をかかないでストライクかボールかを悩ませて手を出させないやり方だから、積極的に振ってくる打者には通用しないし(矢野とかには随分粘られてた)、しかも今日の球審はとびっきりのジャンパイアで、コーナーの判定が気まぐれで厳しかった為に、いつもフルカウントまで投げ込む羽目になったりと、今日は建さんの調子が良かったからいいものの、中盤からはいつ制球が乱れて大崩れするかヒヤヒヤしてました(´Д`)。 ちょっと、倉らしくはないですわな。普段は外角低めのコーナー攻めと意識させておいて、ここぞという場面ではズバっと内角直球を決めさせて、相手バッターの腰を引かせながらの見逃し三振を奪うってのが攻撃型キャッチャーってもんでしょ?
…って事で、今日の梅津はマーティーの信頼を少し落としてしまったみたいデスが、これに関しては倉にも責任ありです。 審判が敵に回ってたのは明らかなのに、意固地になってどうするんだか。・それでも、何となく勝てる気はしていた。 これも広島市民球場全体に漂う好調の雰囲気がそうさせるのか、2回表に小笠原に先制され、4回裏には無死1、3塁で4番新井という場面で1点も取れなかったという最悪の展開になりかけてたのに、あまり負ける気はしませんでしたね。まぁ、これも建さんが後続をぴしゃりと断って最小失点で抑えていたお陰なんでしょうが。 ゲームが動いたのは5回、倉が2打席連続のヒットで出塁して建さんが送った後、梵がツーランホームランを放って2−1と逆転。しかもその後、東出が出塁して盗塁を決めると、アレックスが見事なタイムリーを放ってこれで3−1。6回裏は廣瀬ツーベースを倉がバスターエンドランで送ると、打率.235を誇る建さんがタイムリーで4−1。そこから梵(パスボール込み)、東出と続き、新井がダメ押しのタイムリーでとうとう6−1の5点差と、5、6回で勝負を決めてしまいますた。 ここ最近のカープの攻撃の特徴なんですが、盗塁やパスボール、好走塁に投手のヒットと言った、 ラッキーなチャンスは確実にモノにしてるんですよね。東出の走塁、倉のバスターでの進塁、建さんの出塁、阿部のパスボールと、いずれもきっちりと加点に役立ててます。ツイてるからチャンス到来するのか、チャンスをきっちりと掴んでいるからツイてくるのかは、卵が先かにわとりが先かの言い争いになりそうデスが^^;、こうやってきっちりと相手のスキを突けるってのも常勝チームの条件だし、とにかく相手が嫌がることをして勝ちを拾っていく広島野球の伝統とも言えますわな(´ー`)。
↑そしてやっぱり、なかなか戻ってきてくれません^^;。 ・即座に答えてくれたチャーリーコール。 6回表、先頭打者の廣瀬が打席に立った所で応援団の人が「チャーリー」と書かれたボードを掲げ、「廣瀬選手からチャーリーと呼んで欲しいとの事なので、大きな声で呼んであげましょう!」と促してきたので、早速ライトスタンドのみんなで「チャーリー!」と叫んでみると、その途端に1塁線を破るツーベースヒットを放ってくれました^^。 …って事で、 今後は廣瀬の打席では「チャーリー」コールはお忘れなきよう。結局、これが試合を決める駄目押し猛攻の始まりになった事だし。 ・東出大ハッスル。 そして、今日の試合では脇役ながらも見過ごせないのが東出の活躍。今日の東出は1安打2四球と3度の出塁。更に、5回裏は阿部の動きを止めた完璧な2盗を決めた後で、おそらくアレックスが空振りしていたら成功していたかと思われる3盗を果敢に狙うなどの大ハッスルでした。
・何故か今日は当たりまくってたマーティーの迷采配。 今季は、広島ファンでも首をかしげてしまうエキセントリックな采配が目立つ様になったマーティーですが、何故か今日は風向きが普段と違っていた様で。 …そんな訳でまぁ、今日はスタメン捕手に倉を起用した事も含めて、観客的には「なんだそりゃ?」が悉く当たってしまったという、なんとも不思議なゲームですた(´Д`)。あまりツキには恵まれていない部類の監督だと思ってたんデスけどね。一応、唯一の誤算は梅津だったものの、その後の上野の起用が的中してフォロー出来てたし。 まぁ、年に1回か2回はこういう事もあるんでしょーかね^^;。 正にブラウン・マジックというか。 ・ジャンパイア達によって仕組まれた王者の演出。5回裏に梵のツーランホームランで逆転、更に6回表は建さんがピシャリと3者凡退で後続を断ち、そして6回裏にはダメ押しの加点で6−1。正にここで今日の勝負アリと思えば、巨人打線が7回表から終盤にかけてしぶとく追撃を見せて、カープファンを最後まで安心させませんでした。 この辺は、さすがは腐っても首位チーム、手強い…と言いたい所デスが、 実際はジャンパイアチームが仕組んだ演出なんですよね(´Д`)。ストライク先行の際どいコースはほぼ全てボール判定、そのくせカウント1−3からのは取るし(何か知らないけど、フルカウントにしたがってる感じ)。直球は少しでも外れればボールなのに、落ちる球でのストライクはバシバシ取ってると、7回表に梅津が清水に四球の後で木村拓也にツーベースを打たれてしまったのも、ストライク判定が不当に厳しかったのも確かなんデスよね(永川は自滅気味だったけど^^;)。…まぁ、それでも8回、9回と要所をゲッツーで逸機してたら世話は無いデスがね(´Д`)。特に、要所で打てない落武者さんは。8回裏でのゲッツーは4番としては致命傷ですぜ。 ・最後はやっぱり永川で”ギリギリ”締め。 9回表は守護神、永川が登場。ここ最近は連投続きだし、明日からは阪神戦という事で、多分今日は出したくはなかったんでしょうが、まぁ仕方が無いですわな。今はもう明日無き戦いで、取れそうな目先の1勝を貪欲に掴んでいくしかない訳で。 そして、次の8番木村拓也をどうにか討ち取った後の1死1、2塁で代打大道。しかし、問題なのは次のここ最近はまったく打てていない高橋由。出来れば9回表に回して欲しくは無かったものの、このままではラストバッターになる可能性が濃厚で、激しく嫌な予感を巡らせながら祈る様に永川の投球を見守る中、遂に理想とするショートゴロ併殺という形でゲームセット。永川らしいギリギリさ加減で、何とか3タテをモノにしました^^。 ただまぁ、打ち損じてくれたのも確かだけど、これに関しては永川−倉バッテリーが冷静に木村拓也、そして大道でゲッツー狙いの組み立てをしていたからデスけどね。永川の球威ならパワー負けしないと踏んで、低めに誘って打ち損じさせていたし。最初の阿部に対しては三振狙いで、清水に打たれた後は一転してゴロ狙いと、この辺の気迫が巨人の執念を凌いだんじゃないかなーと。 ・ヒーローは梵だけど…テンション低い^^;。 今日のヒーローインタビューは、建さんはまず確定…かと思えば、単独で梵でした。しかし、最近は不調が続いているからか、ホームランも「狙ってた訳じゃなく、たまたまです」と、ビッグマウス男のテンションが低い低い^^;。 ただホームランを打った後の打席はしっかりとバットが振れていて、三振の山を重ねていた一昨日と比べて食らい付いていく粘りが戻っていたので、もしかしたら復活の契機になるかもしれないですが。 ←やっぱり出塁率を気にしてるのか、今日は控えめの梵^^;。 ・ジャンパイアに囲まれ劣勢を強いられた中で、良くぞ跳ね返した。感動した。 正直、 気まぐれで悪意を感じる谷主審の判定は怒りを通り越してウンザリだったものの、それも跳ね返しての3タテ。感激です。14日は決して諦めずにひっくり返しての大逆転勝利、15日は最小失点で耐えながら引き寄せた守り勝ちサヨナラ、そして今日は6月からの低迷期で失っていた、終盤の踏ん張りが利きました。7回表でビッグイニングにならずに2失点で抑えられたのは、成長の証じゃないかなーと。今までだったら、ここで4〜5点は入っていた様な場面で、梅津が止められなかった流れを上野がピシャリと断ち切る事が出来たというのがやっぱり大きいです。 それと、やはり連勝中だからなのか、今日は全体的にカープへ流れが傾いて、 何をやっても阪神に傾いていた8/5とはあまりにも対照的な展開でした。先述の通り、監督の妙な采配が当たりまくったり、7回表で2失点した時も、木村拓也が打ったセンターにバウンドした球がスタンドへ入ってエンタイトルツーベースになったから2点で済んだ訳だし(満塁だったから、最悪3点タイムリーになる所だったし、高橋由が四球だったので、押し出しもありえた)、9回表もギリギリまで追い詰められながらも、結局は注文通りのゲッツーだったりと。また、4回裏で無死1、3塁で無失点に終わった次の回で逆転できた事も含めて、最後まで流れはカープの方にありました。…やっぱり、 勢いってのは怖いもんっすね(´Д`)。でもまぁ、9回表に万が一追いつかれて延長戦になっていたら、ファンの半分が倒れていたかもしれませんが(´Д`)。とにかく暑かった&巨人戦という事で応援テンションが高いのもあり、 9回表はもうみんなフラフラでしたから^^;。・しかし、左の中継ぎ不足は気になる所。 最後に、今日の試合で気になったのは、 やっぱり左の中継ぎ陣が足りない事っすかね。主力が左揃いの巨人に対して、先発の建さんを除いて4人投入した中継ぎ陣は全て右。結局、広池がロングリリーフ続きだったので出せなかったってだけで。ここは、ワンポイントも出来る左の中継ぎ要因がもう1人欲しい所っすね。佐竹をまた上げて試すか、ペローンをいっその事中継ぎで使ってみるか。もうシーズンも終盤になろうとしてるので、今から再編成ってのもアレかもしれませんが、もう少し考えながら使っていかないと苦しいのでは?? …まぁ、松井の時に菊地原をワンポイントで出したみたいな、ワイポイント左キラーが今のカープにいるのかどーかは知りませんがね(´Д`)。 次は8/21に行きます。 ■おまけ:今日の5回裏。 |
(よっぱらい愚痴)一体、どちらに腹を立てるべきか。 | 2007年8月18日(土曜日) |
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人の死を嘲る様な書き込みを阪神公式掲示板にする外道な阪神ファン及び、書き込みから6時間経ってもまだ削除しない管理人にか、それとも、今日の試合であっさりと完封負けを献上してしまうカープにか…。 まぁ、カープの選手がこの書き込みは知らないとしても、今日は黒田が安心して(ちょっと表現が変…)父を弔ってあげられる様にする為にも、意地を見せて欲しかったんですけどね…。 それがチームメイトの友情ってもんでしょ。去年も今年もずっと黒田頼りなんだから、こういう時こそ黒田の為に何かしてやれないってのは、何だか凄く情けない話じゃないかと。…つーかやっぱり、読売3タテ後の燃え尽き症候群は健在って事ですかね(´Д`)。 選手は一生懸命やってるのは分かるけど、やっぱり凹む。自分が観戦に行った時はいくら負けても構わないけど、 チームとしてどうしても負けられない時はきちんと抑えて欲しいです。今日とか、2年連続で無様な試合見せた地元開幕戦とかさ。 |
呉二河球場観戦レポート(8/21 対横浜戦)。 | 2007年8月21日(火曜日) |
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という事で、地元も地元、自転車で行ける呉二河球場で8年ぶりとなる公式戦開催。呉市民のカープファンとしては、行かないなんて選択肢はありえない訳で(´ー`)。
…まぁ、 試合内容的には最悪の部類でしたがね(;´Д`)。今回に始まった事じゃないかもしんないけど、全くひでえもんだ。お祭り騒ぎのテンションが無ければ、半分以上は怒って帰ってたでしょーね。・二河球場の周りがあんなに賑わっていたのは初めて見た。 殆ど定時で仕事を飛び出し、呉二河球場近くへ着いたのが17:40頃。そこに広がっていたあまりに新鮮な光景にまずはびっくらです。呉二河球場の周辺にはよくサイクリングとかで通るものの、ここまでお祭り騒ぎで賑わっていたのは初めて見ました。昔、ここと隣の運動場で開催されていた呉スポーツ少年団の運動会に参加していた時も結構賑わっていた覚えはあるけど、やっぱりプロの興行は熱気が違いますな。 ともあれ、二河球場は定員が15000人程度とはいえ、広島市民球場で開催される平日の横浜戦よりも埋まった事になりますね(最終戦とか、特別な試合は別として)。 ←勿論、満員のスタンドでスライリーも大暴れ。 ・呉二河球場インプレッション。 さて入るのは地元なのに約17年ぶり、前回の改装後は全く行って無かった呉二河球場。今回のプロ野球の開催に合わせて改修も行われただけあって、綺麗になってましたね。内野に関しては広島市民球場よりもゆったりと快適な印象が。トイレも内野用のは広くて綺麗だったし。 あと、地方球場ならではというか、広島市民球場の様にグラウンドと観客席が非常に近いのはいいですね。柵も簡単に乗り越えられるほど低く(安全面では問題ある気もするけど^^;)、内野の最前列で見ると臨場感が大分違いました。 ちなみに、チケット料金が内野指定席が4000円、内野自由席が2500円、外野自由席が1500円と内野はやや割高ですが、内野自由席と指定席の差が殆ど無いので(繋がってるし)、内野自由席のコストパフォーマンスは悪く無いです。位置的にも広島市民球場の内野指定A席位と同じ位だし(広島市民球場の内野自由席の部分は出入り口になってるので席が無し)。 でも、 やっぱりキャンプ地には持って来いとは思いますけどね。気候は穏やかだし、隣には体育館(スポーツ会館)と運動場もあるし、対面はテニスコートと本格的な競泳プールもあるしで。旧南海ホークスは呉出身の鶴岡監督の文字通り鶴の一声でキャンプ地に決めていたみたいデスが(3年前まで呉二河球場でカープvsホークスのオープン戦が開催されていたのはその名残り)、悪く無い物件とは思うのでどーですかね、他チームの方々?ただ試合後、球場正面を選手用のバスが出るまで封鎖していたけど、お陰で内野から出た勝手口が大渋滞になってました。出口の確保は是非改善して欲しい所ですがね。 ・まずは横浜ベイスターズを歓迎。 試合前の催しの1つとして、今日は地元の中学生達(二河球場周辺にある数校の中学による合同作業)による手作りのボードが掲げられ、歓迎セレモニーをしてました。 その中で、 まず最初に「横浜ベイスターズの皆さん、ようこそ呉へ」と歓迎していたのは非常に好印象。何せ、広島カープの地元の地方巡業で、当然カープファンと横浜ファンとの割合は9:1とも言える圧倒的な偏りだし(それでも、思ったよりは多かった気はするけど)、ベイスターズ側の人は肩身が狭いだろうな…と予想していただけに、彼らの様なビジターを蔑ろにしない姿勢ってのは評価したいです。GJ(´ー`)。←勿論、花束の贈呈もアリ。 ・先発はもう後の無い小山田vs寺原。 今日の先発は、中国新聞の予想(というより、告知に近い)小山田vs寺原。小山田は一軍復帰即先発起用で、時期を考えたらこれが殆どラストチャンスに近いんじゃなかろーかと。 ←もう、すっかりと後のない小山田。そして、これが今日のスターティングオーダー。
しかし、捕手は石原かぁ…。よっぽど石原がお気に入りみたいなマーティーだけに予想はしていたけど、一昨年の実績を考えたら、正直今日は倉に任せて欲しかったのが本音。 横浜のオーダーにもサプライズは無し。基本に忠実で堂々と勝負って所ですかね。 ←控え組も頑張れ。 ・始球式はやっぱりこの人。 8年ぶりとなる記念すべき今日の試合の始球式は勿論この人、カープのキャップを被って前田ユニに身を包んだ、呉市プロ野球公式戦開催実行委員会会長(長い^^;)の小村和年氏、つまり 現呉市長でした。前回の市長選の時から大のカープファンである事をアピールしていた通り、市長当選後は呉でのプロ野球開催へ自ら先頭に立って球団との交渉、呉二河球場の改修、地元企業の協賛集め、そして広報活動と尽力し、試合前に前売り、当日券のチケットを完売までこぎ着けた功労者という事で、主催者として当然の特権とは言えますが。 ←すっかりご満悦の模様^^;。 …今になって考えれば、このプロ野球公式戦開催プロジェクトは随分と市長の公私混同が入ってた気はするんデスが^^;、まぁ興行としては成功しそうなので結果オーライでいいんじゃないかと。 ちなみにその呉市長、学生時代にピッチャーをやっていたというだけあって、 ノーバウンドのストライクを見事に決めてました。やるもんだ。・ウグイス嬢がミスりまくりは笑った。 今日のスタメンシート紹介のアナウンサーは広島市民球場から出張して来てましたが、ウグイス嬢の方は新入りか、呉の人間からスポット起用したのか、慣れてない様子でミスりまくりでした^^;。 …ただ、 ライトとレフトを間違うのは止めようね、いくらなんでもさ(´Д`)。・立ち上がりの小山田の気合は凄かった。しかし…。 今日の小山田の立ち上がりはもう後が無いだけに、気迫に溢れてました。スピードガンが出ないので球速は分かりませんでしたが、球こそそんなに速い印象は無かったけど、変化球のキレが抜群で、1回と2回はまったく横浜打線を寄せ付けず、今日は行き詰まる投手戦の予感が。
今日は味方に足を引っ張られてしまったのは確かだし、監督やコーチには途中で見捨てられるなど同情する面も多々あるんですが、ただ 小さなピンチから一気に崩れて大量失点に結びついてしまう脆さは褒められたものではないです。2死からの四球から満塁まで広げてしまう様だと、確かに先発ローテを任せるのは厳しいでしょうね…。4回表も1〜2失点は仕方が無いけど、ゲームを壊す大量失点まで崩れてしまうのでは厳しいでしょうね。・意地と根性でスクワット応援。 さて、二河球場の外野席は芝生なので、今日は外野席でのカープ名物のスクワット応援は無しかなぁ…と思っていたら、 根性でやってる人がいました^^;。昔、東京で同じく外野席が芝生の球場でオープン戦を見た時もやってた人がいましたが、カープファンの根性、恐るべし。ちなみに、おいらは内野自由席でいつも通りにやってましたが、割合で言えばやっぱりこっちがメインでしたかね。 ・東出ハッピバースデー。 今日は東出の第一打席で、バースデーコールが流れてました。珍しいなと思ったら、今日は市民球場じゃ無いから球団公式でのデモが無いのね。 ・寺原も要所は抑えてる…と言うのかなぁ? さて、小山田に対する横浜先発の寺原の方は、こちらは序盤からそんなに好調な様子も無く、毎回の様にランナーは出すものの要所を抑えて凌ぎながら、結局6回2失点。 ・4回表はチーム全員による小山田の公開処刑か。何処がALL-INなのか答えてみろよ。 今日の試合を見ていて 一番憤慨した部分は、正にこれですね。今更負けた事そのものは問わないけど、4回表のプレー(しかもインサイドワーク)だけは許せないというか。4回表、先頭の村田が放ったショートへのフライを梵がまさかのエラーで無死2塁でいきなりピンチを招く小山田。その後佐伯は浅いファールフライに討ち取るものの、次の吉村にはとうとうタイムリーヒットを浴びてしまって先制点を献上。ここで崩れた小山田は内川に死球、鶴岡に四球と1死満塁まで拡大すると、次のピッチャー寺原にまさかのタイムリーを浴びて2失点目。更に間伐を入れず次の仁志に2点タイムリーを浴びてしまって、とうとう4失点目。その後も金城に5点目のタイムリーを浴びた後で、4番の村田に駄目押しの3ランホームランを打たれてゲームを決められてしまいました。 無論、ゲームを壊さない程度で踏ん張れなかった小山田も悪いですが、むしろ 許せなかったのは、梵のエラーから仁志にタイムリーを浴びて4失点するまで、コーチを含めて誰もマウンドに行かなかったって事です。結局、梵がエラーした後もチームみんなが知らん顔。吉村や寺原にタイムリーを浴びた時もそっぽを無いていて、仁志に4点目を取られてようやくのそのそと内野陣がマウンドに集まっていく始末。最低ですね。特に女房役(のはず)の石原は厳しく追及して欲しいですがね。何せ、3回表のピンチ拡大の時も動こうともしなかったし。立ち上がりに 気合充分だった小山田が崩れかけてるのに気付きながら声もかけずに見殺しとは、石原に正捕手の資格なんて無いです。監督に気に入られて起用されてはいるけど、ただ黙々と投げる球を受けるだけの選手なんて司令塔とは言えないし。試合の流れを読んで間を作ったりするのも、捕手として大切な仕事だろうに。あとは選手会長の新井も。FA権を取得してそっちの方で頭が一杯になってたとでも言うつもりなんでしょーか。攻撃も打点王でチーム1の得点圏打率を誇ってた男が、今日は悉く反撃の道を断つブレーキになってたし。普段は良く頑張ってくれてると思ってるつもりでしたが、このゲームばかりは「やる気あんのか、お前?!」と叫びたくなったり。 また、首脳陣に関しても、コーチが出なかっただけじゃなくて、どうして監督は8失点するまで引っ張ったんでしょーね。4回表だし、仁志に打たれた時点でもう限界だってのは分かってたはずなのに。 スタンドのファンは監督がゲームを投げたと思って非難轟々でしたが、聞こえてました? これだけバラバラで、何処がALL−INなんだか。小山田の8失点はフォローしきれない失態でしょうが、チームメイトの彼を仲間とも思ってなさそうな冷たさを感じただけに、それでも不憫です。これで即刻に2軍落ちにでもなったら、心に傷を残してしまうんじゃないでしょうか。 仲間全員に見殺しにされた小山田…。いくらなんでも酷い仕打ちってもんでしょ…。 ・他球団の捕手層は着々と成長してるみたいっすね。 今日の横浜のスタメンマスクを被った鶴岡。相川じゃなかったので舐めていたら、これがなかなかいいリードしてました。…というか、高めの釣り球をきちんと使えてカウントを稼いだり三振を取ったりしている時点で、カープの捕手陣よりは遥かに優秀に見えましたがね(´Д`)。打撃面ではそんなにいい所はありませんでしたが。 やっぱり、 指導者の差ですかね。相川も大矢監督になって随分と成長してるみたいだし。一方のカープの方は倉、石原、木村一、白濱と数だけ揃えても未だに正捕手を確立するには至らない訳で(石原は単に使ってもらってるだけ)、かつて他チームが羨むほどの捕手王国に…なんて思ってた頃が恥ずかしいです。今じゃカープに劣ってる捕手陣のチームの方が遥かに少ないし。 まぁ、捕手の存在を蔑ろにしていた近年のカープのツケですかね。次期監督は出来れば野村謙二郎氏の前に捕手出身の監督を起用して欲しい所ですが(´Д`)。まだ白濱は間に合うと思うし。 ・フェルナンデスは復活の兆し…かなぁ。 さて、小山田の次に登板したのは前回の登板で阪神にノックアウトされてしまったフェルナンデス。先頭の内川にヒットを打たれてしまうものの、次の鶴岡をゲッツーに抑えてあっさりとピンチを脱出。続いての寺原もゴロに討ち取ってと、きっちりと仕事を果たしました。 相変らずスローカーブにしか見えない球も多かったけど、鶴岡の時みたいにきっちりと打ち損じのゴロを打たせられる様になれば、また復活も見えてきますかね。 ちなみに、今日座った席は位置的に縦変化が見えやすい場所だったので、結構堪能できました^^。 落ちる時は、高めからとんでもない軌跡で落ちていってたんですけどね…。 ・キダゴーのモチベーション低下が気になる。 この前の阪神3連戦のキダゴーは見ていないんですが、8/16と今日の試合で代打起用した彼の姿を見ると、 モチベーションが低下している様に見えたのが気になりました。8/16の見逃し三振や、今日のサードゴロには勢いが感じられなかったし。入団直後の交流戦はスタメン起用が増えて、代打の時も生き生きとしてたんですが、最近はアレックスと廣瀬にスタメンの座を奪われがちでやや腐り気味に見えるんデスが、気のせいならいいんですけどね(;´Д`)。キダゴーはスポット補強じゃなくて、今後数年は主力を担う選手だと思うし。 ・実に壮絶な拙攻合戦ですた(´Д`)。 しかし、カープは13安打を放ちながら僅かに4点と、4番と6番がブレーキになったのが結局響いた結果ですかね(つーか、全打席でチャンスで回ったのにスタメンでヒットを打ってなのは新井だけだったはず)。実に悪い時のカープらしいお粗末な攻撃というか。 カープの方も新井や前田が好調なら、4点どころか8点差もひっくり返せたハズなのも確かですが、横浜の方も良くぞ8失点で済ませられたもんだと。 どっちのチームもきちんとチャンスで加点していれば、互いに二桁得点での勝負になってたんじゃないですかね。まぁ、それはそれで見ている方は疲れるので勘弁ですが。 ・まぁ、ワンサイドにならなくて良かった。そんだけ。 ともあれ、今日の試合を総括すると、そうなりますかね(´Д`)。 多分、4回終了時点で市長以下運営委員会は顔が真っ青になってたんじゃなかろーかと。5回表の時に、自分が座っていた周囲から「もう帰ろうかー?」って相談を随分と耳にしたのは確かだし(´Д`)。 ただ、普段応援してない人が多かったのか、応援歌を歌い終える前にフライングする人が多数でしたが^^;。 ・でも、雑な野球しなければ勝てた試合だったのにね。 まぁ、こういうのは結果論に過ぎないのは分かってるけど、今日の試合って小山田の扱いを間違わず、 雑な野球をしなければ実は勝てた試合じゃないかとは思いますけどね。5回からの中継ぎ陣は犠牲フライの1失点のみできっちり抑えたし、横浜もランナーを出してはゲッツーと、自滅の繰り返しだったのに。中国新聞の球炎でも触れられてましたが、今日はチーム全体の怠慢で負けた試合です。仲間を見捨てるかの様なインサイドワークの欠如でチームプレーの精神が全く見えなかった上に攻撃もちぐはぐで、野村謙二郎氏が今日の試合を見ていたら、涙を流して嘆いていたんじゃなかろーかと。選手会長の新井、そして石原も揃ってチームリーダー失格です。要所で打てなかったのは仕方がないとしても、流れが悪い時に間を作ったり励ましたり出来ないんだから。 …って事で、戦評で言えば守りは乱れるは背水の陣のチームメイトは見殺しにするわ、チャンスだけ作ってはせっせと潰すわと、 不快指数の極めて高い今シーズンでも1、2を争う最悪の部類の試合ですね(´Д`)。もうクライマックスシリーズは無いと諦めたのか、勝利への執念が全く感じられなかったのが何とも腹立たしいというか。まだ諦めていないつもりなら、横浜はなんとしても叩かないとならないでしょうに。いずれにしても、ほぼ満員に埋まったファンに対して不誠実と言えば不誠実です。1年かけて開催までこぎ着けた市長は御愁傷様というか。今オフに監督がまた市役所へ訪問に来ても握手しないでいいです。マーティーの4回表の采配を見ていると、所詮、田舎の地方巡業だからと随分舐められてたみたいだから。
・あと、今までプロ野球観戦した事が無い人もいたんだろうから教えておいてあげます。 禁煙のスタンドで煙草を吸うな。危ないし試合妨害だからフェンスに上るな。 確かにやってたのは一部の人間とは言え、はっきり言ってマナーが悪過ぎ。またゴミに関しても、試合中からスタッフの人が大きなビニール袋片手に回収していたというのに、それでも試合後のスタンドは放置されたゴミで散乱してました。
■おまけ1:今日のスライリー。 ■おまけ2:帰りの風景。 |
カツノリは指導者としては面白いかもしんないね…。 | 2007年8月24日(金曜日) |
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■カツノリと岩隈がベンチで大ゲンカ まぁ記事通りなら、岩隈が悪いわな。治療とか特別な理由も無くKOされてロッカールームへ引っ込んだままってのは先発投手、ましてや エースのする行為じゃ無いし、いくら自分の登板が終わったと言っても、ゲームが終わるまでは後続の投手の投球をしっかりと見届け、気付いた事があればアドバイスしたり、応援するのも大事な仕事の1つであって。更に言えば、相手を注意深く観察して情報を集めるID野球のノムさんの下にいる選手なんだから。やられてしまった相手だからこそ、次はやりかえせる様に相手をしっかりと見て弱点の1つでも探すってのは大切な事だと思うし。 まぁそれはともかく、個人的な感想としては、親の七光りで現役時代にロクな実績も無くて、一体何を教えるんだろう…とか思ってたけど、カツノリコーチもちゃんと仕事してたんだなぁと。 まぁ、これで ノムさんから離れた状態で同じ様にビシっと言えるなら本物なんですがね(´Д`)。ただ元々実力はともかく、人物的には高く評価されてるだけに(阪神時代もファンにサインをねだられて断った事がなかったり、いつも最後までベンチに残って片付けをしていた等とマスコミからも絶賛されてた)、父親がまだ現役(監督)のうちにきちんと勉強しておけば、将来はいい指導者になるのかもしんないですね。 |
市民球場観戦レポート(8/26 対巨人戦)。 | 2007年8月26日(日曜日) |
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行って来ました(´Д`)。 8/16がアツかったんで期待はしてたんですけどねぇ…。 つーか、今日は良かった部分を探すほうが極めて難しいので、読まれる方はそのつもりで(;´Д`)。 ・相変らず暑い…。 今日の午後1時過ぎ、家から出陣すると同時に強い日差しと、むわっと行き詰まる様な熱気が。相変らず今日も狂った様に暑くなりそうっすね…。 ちなみに、今日の客入りは約18000人とそこそこなものの、この時期は指定席組がギリギリまで来ないので、試合開始直前まで結構ガラガラだったりします^^;。
・先発は大竹vs久保。 さて、今日の先発は大竹vs久保。大竹は前回の登板で好投を見せただけに期待したい所。
高橋由が離脱で清水がスタメン。昨日大暴れした矢野が使ってもらえていない所が良く分からないものの、清水もそろそろ仁志の様に決断するかどうかの分かれ目だろうしなぁ。
←こちらは2000本安打目前の前田様。 ↑キタゴーもすっかりと出番が減り気味…。 ←それと、今日は佐々岡投手の誕生日でした。 まぁ、ともかく今日もお盆の勢いそのままに勝ち星を。 ・大竹はフォロー不能。 その大竹は今季最悪というか、もう 何とも言い難いフォロー不能な出来ですた(;´Д`)。まずいきなり先頭の谷、そして2番清水に連打を浴びて無死1、2塁のピンチを招くと、次の二岡の送りバントの処理を誤って1塁悪送球のタイムリーエラーで先制点を献上。 その後、小笠原、イ・スンヨプ、阿部、そして木村拓也と4連打をくらってゲーム開始10分そこそこ、1アウトも取れないうちに5失点と、暑い中で早くから並んで試合開始を待ってたライトスタンドの観客をいきなり奈落の底へと突き落としてくれました。 その要因は、いつもと同じ制球難。ボール先行でストライクを甘く入れようとした所を痛打と、もういい加減にしろと怒る気力も萎える程の同じ失敗の繰り返し。 つーか永遠のエース候補も、 競争意識を高める為にもそろそろ過大な期待は止めて次のアテを探すべきって時期ですかね(´Д`)。寺原みたく球団に見限られてトレードに出されなければいいんですが。とりあえず、捕手の石原は一発ぶん殴って目を覚ましてやれ…と言いたいものの、彼もパスボールでピンチを拡大してるからそこまで言えないか(;´Д`)。 ←距離離れすぎ^^;。↑大竹の背信も、慣れっこと言えば慣れっこだけど…。 ・半旗の理由は…。 試合開始からしばらくして、一緒に観戦していたkarzさんが今日の球場の旗が半旗なのを指摘。
・新井はやっぱ悩んでるんかねぇ。 前回観戦した21日に続いて、今日も4番の新井に元気が感じられず。気になるのは、打撃が不調ってだけじゃなくて、投手がピンチでも全然マウンドへ行かないんですよね…。 まだシーズン終了まで1ヶ月も残している今の時点で通常のプレーに支障をきたすのであれば、迷惑な話と言わざるを得ないです(´Д`)。そもそも、余計な事を考えれば考えるほど打てなくなるバッターなんだから(今のカープ選手の殆どがそうだけど)。 ・前田の2000本安打達成は今週末が濃厚。 兎にも角にも、良かった探しが難しい今日の試合ですが、2000本安打まであと僅かとなった前田が一人気を吐き3安打猛打賞。今日の殆ど唯一の救いとなりましたかね。打率も.270まで上昇と、このまま好調をキープすれば.280〜3割近くまで戻せるかもしんないですね。安打数もだけど、生涯打率で何処まで上位に食い込めるかという所も注目したい部分だし。 多分、甲子園でリーチが掛かったらお預けだろうし。 ・困った時のフェルナンデス。 結局、2回もたずに8失点で降板した大竹に続いて出てきたのは、困った時のフェルナンデス。この2回表で多分誰も肩が出来ていないだろうという場面で潰しが利くってのは、非情にありがたい存在です(´Д`)。
ともあれ、このままだと近々一軍復帰と言われているペローンは大竹と入替で、フェルナンデスは先発ローテに復帰といった所ですかね。小山田もあと1回はチャンスがありそう。 ・広池の起用は監督の采配ミス。 尻上りに調子を増していったフェルナンデスは5回でお役ゴメンとなり、6回表からは3番手で広池が登場。しかしここで再び連打を浴びて4点追加されて14失点と、これで完全に逆転の目が消えてしまいました。そうなると、「広池、何やってるんだよ」って話になるかもしれませんが、 これはコーチ及び監督の采配ミスです。そもそも広池はつい先日打たれてる上に最近は過酷な連投が続き、しかも打球が当たって大事を取って降板したって事もあったのに、それでも出すってのは色んな意味で自殺行為みたいなもんで。試合後は小林コーチや監督が広池に対して「もう若手じゃないんだから」と手厳しいコメントを残していたみたいだけど、それが分かってるならもう少し起用法を考えろと、 自分達へも同じくらいに手厳しい批判を受けてしかるべきって事は忘れないで欲しいもんですが。・獅子奮迅のアレックス。 最近はすっかり不動の3番で定着しているアレックス。今日も2安打と好調でした。 …まぁ、確かに守備範囲が随分と狭くなってる印象で、中日時代の絶頂期と比べれば衰えは感じるけど、 それでも今のカープでは充分頼もしい存在っすね。・嶋はまだファンにも見捨てられてないみたいで。 9回裏、2死1、3塁で打席が森笠という所で、ライトスタンドから「代打嶋〜っっ」って叫びが聞こえました。今期は背信続きで低迷しているとは言え、ファンはまだまだ嶋を見限っちゃいないって事ですな。今日は出番が無かったが応えてやってくれ。 ・ヨシノリ君はせめて応援歌は歌わせて(;´Д`)。 今日は前半で早々と決着がついてしまった為、後半からの巨人は主力が次々と交代しての1.5軍戦となってしまいました(というか、タイトル争いをしている小笠原まで引っ込めるのはどうかと思うけど)。それに対して、カープも諦めたのか終盤から控えの選手と交代していき、8回からはアレックスが投手林と交代、そして9番に一昨日のヒーロー、尾形がセンターで登場して大きな拍手が飛びました。 ←諦めずにチャンスを掴め、ヨシノリ。そして、8回裏にはヨシノリの打席に回ってくるものの、初球を高々と打ち上げるセカンドフライで終了。せめて応援歌は歌わせて欲しかった所(´Д`)。ちなみに9回は代打で井生も出てきたものの、こちらもセカンドゴロ。こういう所できっちりとアピールしてくれれば、まだ「負けたけど、来て良かった」って事になるんですけどね。 ・久保は何かあったのかね?? 9回表、先頭バッター9番久保の所で、当初がそのまま打席に。ここまで来たら完投狙いか…と思いきや、9回裏で和製ナックルボーラーの前田と交代。何かあったんでしょうかね??まさか、14−1の局面で、久保の打席の後で交代を決断したなんて間抜けな理由じゃ無いとは思うけど(´Д`)。 ・20安打、14失点しながら試合時間は僅かに2時間50分。 異常といえば異常っすね(;´Д`)。 これが東京ドームだと2時間半そこそこで終わってます。いかにカープの攻撃が淡白で短かったかを物語ってるというか。 ←りざると。ある意味、早く終わったのは救い。 とてもじゃないけど、 カープ主催のゲームとしては金が取れる試合じゃなかったですわな。怒りを通り越して空虚感ばかり。こんなワンサイドゲームなのに試合後に騒いだり暴れ出すファンもいなかった所から、多分他のみんなも同じ様な気分じゃなかったかと。早く終わっただけあって、しばらくぼんやりと観客席に座っていたファンも多かったけど、謝罪の1つもして欲しい所で。 ・9安打も放って1点しか取れないのは1、2番の差。 一方のカープ側は9安打1打点の拙攻。3番のアレックスが2安打、6番の前田が猛打賞と中軸が打てていながら森笠の犠牲フライの1点止まりというのは、新井がブレーキ以前に 1、2番が出塁してランナーが溜まっていないからであって。対する巨人は1番谷が3安打猛打賞(更に代わった矢野が1安打)、2番清水が2安打1四球と、1、2番との出塁数がそのまま得点の差に現れてしまった形ですかね(´Д`)。リードを取ってた応援団の人が、「うちの1、2番はいつもこうです!」と自虐めいた事言ってましたが、いつもこうじゃ困るんですけどね(;´Д`)。 …というか、いい時は大暴れするので「いつもこう」というのは間違いではあるんですが、それでも絶好調か全タコかって波の激しさでは、首脳陣も作戦の立てようも無いですからね。結局、蓋を開けてみないと分からないって選手が多すぎるのが一番の問題なんでしょーが(´Д`)。 ・一番怖いのは、この2年間が無駄になって無いかという事。 今日の様な前監督時代末期を髣髴させる、内容も収穫の乏しい大敗を見てると、思わずそんな事を考えてしまいます。ブラウン・カープになってから投手陣がある程度立て直り、二桁失点で完全にゲームが壊れてしまったケースはかなり減っていたのに、今期は5月以降にそれが崩壊してしまってる場面が目立ってきています。梵、東出の1、2番コンビも安定感に欠けて伸び悩んでるし、 今年の後半からは去年辛抱して積み上げてきたものが一気に崩れてきている様な感じで。確かに、ヒルマン監督も日ハムの再建に4年かかったとは言え、このまま今期終了までにある程度の次に繋がる成果を見せられないと、来期は任せられないって話になっても仕方が無いですね。昨シーズンは井生の飛躍など若手の育成、中継ぎ陣の建て直しにストッパー永川の復活、1、2番コンビの定着など、確かに来期以降に繋がる一定の成果は見せてくれてたので2年目を任せるのに異存無しって所でしたが、今期は今のところ目ぼしい成果どころか、逆に去年の成果すら壊しかけてるのが現状なので(しかも、今期はきちんと補強しているのにも関わらず)。 少なくとも、原因をきちんと突き詰めて改善する方向で進んでもらわないと、来期もそのまま全く同じスタッフと方針で進めると言われたら、落胆せざるを得ないというか。 …とまぁ、3年構想のブラウン監督の続投に疑問を投げかけるのは批判を集めそうデスが、 ミスを反省して次に生かそうという姿勢が全く感じられないのがどうにも腹立たしいんデスよね(´Д`)。元々頑固なタイプというのは分かってたけど、去年よりも更に悪い意味で意固地になってるし。ここの所、インサイドワークで結束力の欠落が顕著にもなってきてる所を見ると、今のベンチって風通しが良くないんじゃ無いかと勘ぐりたくもなろうというもので。あと、倉はシーズン終わったら監督と腹を割って話し合って、場合によったらトレード志願した方がいいんじゃないかと(´Д`)。このまま捕手としての芽が出そうもない石原の控えで一緒に潰れて行くのは忍びないし。かといって、コーチ的な役割を担ってるのかと思えばそんな雰囲気も無く、控え捕手の必要性から2軍に落ちていないだけで、トレード前の福地や木村拓也と同じ様な立場に立ってる様に見えたので。 前に大竹を一人前にするのは倉の役目だと書いたけど、完全に大竹−石原で固定されている今の状態だと指導もへったくれもないし(更に、成長の跡が全く感じられない)。この時期が一番働き盛りだけに、必要とする球団があったら新天地で存分に働いた方がいい様な気も。 ←次は頑張れ…そう言うしか…。 さて、次は8/2の中日戦。 ■おまけ:今日のスライリー。 |
壮絶な敬遠合戦にならなきゃいいけどね(´Д`)。 | 2007年8月28日(火曜日) |
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■山崎武 連発で両リーグ最速40号! チーム内ではどちらかと言えばベテランらしい抑え役を演じるチームリーダーながら、 敵に対しては結構短気で怒りっぽいジャーマン山崎だけど、これはいい怒り爆発ですね(´ー`)。ただ、今後は楽天とオリックスで壮絶な敬遠合戦にならなきゃいいですけどね(´Д`)。日本記録がかかってきたら、昔のローズの時の様にSBも敬遠攻めで阻止してくるだろうし。 …って、そう言えば山崎武って中日時代にゴジラ松井と僅差で争い、星野監督が松井の打席で全打席敬遠を命じた事で物議を醸した時のホームラン王でしたっけ?? それで、試合後に星野監督が「不遇な選手だから、この位はええやろ」って居直ってたのは印象に残ってるんですが。 多分、似た様な状態になれば躊躇い無くノムさんも同じ命令を下すだろうけど(実際、個人記録がかかればチームの勝利よりもそちらを優先して狙わせるという事は自著で明記してるし)、出来ればそんな必要もない位の大差で決めてやって欲しいもんですね。パリーグがつまんなくならない為にも^^;。 |
ホームランの数でどちらがアホか決まるなら…。 | 2007年8月29日(水曜日) |
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■ローズまた吠えた!「バカ論争」過熱 通算のホームラン数でアホかそうじゃないか決まると言うのなら、自分が元々馬鹿と連呼した相手が 通算657本も打ってる、日本プロ野球史上最強クラスの右バッターって知ってるんだろーか(´Д`)。それ以上の大口を叩くなら、野村克也を超えてから好きなだけ言いなさいな。 …でもまぁ、こうやって次元の低い言い争いをしながらも、グラウンドでは高レベルの争いをしてるっても個人的には嫌いじゃ無いですがね(´ー`)。ちょっとマクロスプラスのイサムvsガルドを彷彿とさせられたり(もしくは、大リーグのマグワイヤとソーサーの争いにも似てる…かな?)。 |
今月ようやく遊んだゲーム:スーパーロボット大戦W。 | 2007年8月−−日(−曜日) |
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参戦作品があまり好きな作品が多くなかったものの、評判がかなり良かったので思わず購入。 ネットの評判によると、戦闘デモが据え置き機に負けない位に良く動くというのと、シナリオのクロスオーバー具合が非常に巧いという事で、大体その辺を期待して遊んでみたんですが…。 まず売りの戦闘デモですが、確かに解像度の関係でグラフィックの精密さは低いものの、戦闘アニメの見ごたえは抜群。GBAで出ていた今までの携帯向け作品どころか、 第3次スパロボαを超えちゃってるのもあるし^^;。ガオガイガーの必殺技とかなんて、第3次αのを見た後でも「もういい加減にしろ(´Д`)」って突っ込みたくなる位の演出過剰。執念というか、暴走しちまってる感じっすね。特に、 今回大量に用意されているトドメの演出が凄いです。主人公機のビームライフル攻撃とか、通常だと連射するだけなのに、トドメ演出が入ると、変形→格闘攻撃→敵の背後に回りこみ→敵をライフルで持ち上げ→トドメの叫びと共にゼロ距離射撃と、ここまで追い討ちをかけてくれます(しかも、ロボット形態と戦闘機形態で違うし)。それともう1つ上手いと思ったのは、良く見るとアニメパターンそのものはそれ程でも無いのに、効果的にカットインを入れて動きを見せてる所ですかね。この辺は、制限のある携帯機ならではというか、昔ながらのどうやって最大限効果的に見せるかという職人魂が感じられました。 続いて ストーリーですが、これまた秀逸。まず、初めてUCガンダム系が登場しないスパロボをやったので(携帯機はJからみたいですが)、妙に新鮮味があったり。何だかんだで、今までの本編シナリオは一年戦争やグリプス戦役(Z)がベースだったので、そこから完全に脱却したスパロボってだけで雰囲気がガラリと変わってますね。特に今回はテッカマンブレード、フルメタルパニック!、といった、据え置き機用では出ていない作品がメイン扱いになってるだけに。しかも、このシリアスで硬派なテッカマンブレードと、ラブコメでギャグ半分のフルメタ(基幹はシリアスなんだろうけど、展開のさせ方がコミカル過ぎる)の組み合わせが絶妙な緩急になってるし。また、主人公達のキャラ設定もなかなか魅力でした。愛すべき馬鹿で、弄られタイプ。オリジナルのスパロボキャラと言えば、恋人キャラがお約束と言うのに(同性、異性は別として)、ヒロインに恵まれていないのもまた面白い(と言うか、メインヒロインは妹のミヒロっぽい)。この辺は、何となく魔装機神のマサキに性格も境遇も近い感じが。必殺技がどう見てもアカシックバスターだし、ミヒロの位置もプレシアに近いしで。 あと、評判に聞いてましたが 今作はクロスオーバーが上手いっすね。絡ませるだけじゃなくて、テッカマンブレードとデトネイター・オーガンなんて元々関係が無いのに、同系統の作品かと思わせる程のナチュラルさだし。更に、会話でも同作品ばかりで会話を続けるのではなく、隙あらば共通点のある別作品キャラを絡めてようとしている姿勢は本来のスパロボのあるべき形じゃないかと。α本編がただ集まってるだけでお互い不干渉の傾向が強まっていただけに、設定レベルから弄って、時にはびっくりする様な展開を見せる大胆不敵さもあったりと、ウィンキー時代のスパロボを思わせる良質のシナリオですね。マジンガー初登場の話とか完全に予想を裏切られたし。 …という事で、 シナリオの完成度の高さは近年のスパロボではトップレベルじゃないかと。デモシーンが冗長すぎるのが難点ですが、非常にいい仕事してます。BGMは、DSって事で音質は低めながら(ソフトMIDIレベル)、元々制限の中で上手くアレンジされていて、BGMとしては良質です。アレンジ完成度が極めて高かった第2次αやMX、サターン版Fには到底及ばないものの、PS版時代よりは格段にいいです。効果音については、サンプリング音で鳴らしているので問題無し。BGMの音色が少ないのはその影響があるのかもしんないですが。 …まぁ、音関係は完全に諦めてたって感じのGBA版に比べると雲泥の差ではありますけどね。音声が無いのを除けばPS時代よりは遥かに充実してます。世界樹の迷宮ではFM音源サウンドとPCMの組み合わせで絶賛されてましたが、今作もそれを髣髴させる出来です。 メインテーマを避けて随分とマニアックな所を持ってくるなぁ…と。カラオケモードがなくなって久しいからそれでも構わないんですが、ただメインテーマはしっかりと抑えて欲しいなぁ…と。 つーか、どう考えても「あんなに一緒だったのに」は戦闘向けじゃないと思うんだけど(´Д`)。SEEDでInvokeがないのは正直痛かったです。 ゲームシステムとしては、αをベースに小隊制を除いて独自進化させたって形になってます。 ユニットは単体ながら、信頼、愛情補正、合体攻撃、援護攻撃及び防御など、ユニット同士の連携に関するシステムが豊富で、重要視されている部分で戦略性が増しているというか。 また細かい所では、出撃位置の設定がマップ画面で視覚的に出来るのはかなり楽になりました(α本編は、マップ画面に数字が出たので、それを踏まえて順番を決めなきゃならなかった)。 後は、当たり前と言えば当たり前なものの、やっぱりROMだけあっ画面切替えが快適。読み込み時間が皆無い分、戦闘デモを見る余裕も出てくるというか。あと今回は携帯機ならではなのか、簡易セーブ(コンティニュー用)がデモ中や敵フェイズの時でもスタートボタンを押したら可能なのが嬉しい所(つまり、今回は戦闘デモ中以外だといつでも出来る)。 まぁ、その代わり…というか、それ故というのか、キャラの会話が異常に長いです^^;。 下手したらSLGパートよりテキスト読んでる時間の方が長いんじゃないかって位に。携帯機という事を考えても、明らかに途中セーブ前提というか。それと、今回DSである事の恩恵はあんまり感じられないですかね。タッチペンの恩恵はほぼ無いし(つーか、使わないほうが快適)だし、2画面スクリーンも、テキストログ(2画面表示になった)と、ステータス画面の表示くらいですかね。今までのGBAシリーズに比べたら随分と快適にはなってるんですが。 ただ、タッチペンの無理な使用は別に無くてもいいとして、2画面スクリーンに関しては次回作ではもう少し積極的に利用して欲しい所デスが。FF3とかはデモシーンで2画面を効果的に使ってましたし、デモ画面の演出でもっと使い道はあるんじゃないかなーと。 ゲーム本編の難易度の方は低め…というか、ちょっとヌル過ぎ感はあるものの、今作は熟練度の概念がないので、大雑把で手軽に遊べます。個人的には、熟練度のお陰で詰め将棋になってしまってるα本編やOGSと比べたら、こっちの方が好きですけどね。スパロボ本来の、「自分の好きなユニットで戦う」がやり込み要素と天秤にかけなくてもいいので。 残念だった部分としては、やっぱり音声が無いという事。通常のパートは無しでも構わないものの、せめて戦闘シーン音声だけは入れて欲しかったってのが本音ですかね。ただ容量の問題の大分改善されているので、次回作に期待したい所ですが。 また、キャラ及びロボット図鑑が無いので、原作を知らなければ結構厳しい部分があるので、これも次回作では実装して欲しい所(これも容量の問題だろうし)。 それと、全滅プレイ時にインターミッションまで戻るのは勘弁して下さいとも(;´Д`)。 あとは…バグの多さもいただけませんね。 …ただ、据え置き機やPSP版は当然読み込み時間はあるので、今作の快適さを基準にしても困るかもしんないですが(´Д`)。 ■総合評価:(10段階評価) |