1.アップグレード決心〜購入まで


〜一年半に及ぶ予定スペックの変遷


作者「実は自分のPCをアップグレードしようと考えたのは1998年の秋からなんだけどねぇ(笑)。」
メルウィン「一年半位ズレこんでません?(汗)」
作者「......そう。うちの連れなんてこの間に3回もやってるのに......」
メルウィン「前に使っていらしたのがIBMのAptivaでしたっけ?」
作者「そう。買った当時2ヶ月だけハイエンドマシンでいられた。曰く付きのやつ(笑)。」
メルウィン「2ヶ月だけですか?(汗)」
作者「......おう。買った2ヶ月後にPentium2が出たんだよ....」
メルウィン「....................」

作者「それで、まぁプロセッサというより特にヤバくなったのがビデオメモリでな。2Mじゃどうにも.....」
メルウィン「しかもISAですしねぇ(^^;)。」
作者「すでに時代はAGPに行こうとしてたのになぁ?(笑) つー訳で最初はビデオカードの交換が前提だったんだけど、ついでに1998年の秋頃にはブロセッサも安くなっていたのでいっその事Pentium2マシンにしちまおうかと思って。」
メルウィン「ほうほう。」
作者「んで、これが一番最初に出したアップグレード案だったんだけど.....」

CPU:     Pentium2 333Mhz
Motherboard: 440BX
Video card:  Viper550(16M)
Modem:   56K voicemodem

予算:$600〜700

メルウィン「後は流用ですか?」
作者「そう。後ケース付きで$600代で.....と。Pentium2の333がこのときで$250程度だったんで。」
メルウィン「成る程。モデムもこの時はまだ$70位しましたもんねぇ。」

作者「んで、次にスペックを変更したのが1999年の春先。つまり去年のちょうど今頃。」
メルウィン「あれ?理由無くスキップですか?(汗)」
作者「いや、実は最初はそれほど乗り気じゃ無かったんで(笑)。友人に押される形で組んだアップグレード計画だったし。」
メルウィン「はぁ.....(ため息)」
作者「でもまぁこの頃からやっと本気になり始めたんだけどさ。ちなみにどうしてこの時期かと言うと、実はちょうどPentium3が発売されたのがこの時だったんだよ。しかも価格はPentium2の同クロックと同じらしいという。」
メルウィン「成る程。買い時としては絶好でしたね。」
作者「そう。それで俺もつい興奮して、「よっしゃ買うぜぇぇぇぇ」と予算を大幅にアップして本気でプランを立てた結果が下記のスペック」

CPU:   Pentium3 450Mhz
Motherboard:  不明(440BX以降)
Video card: voodoo3 S3000(16M)
Memory: 128M(PC100)
Modem:  56K voice modem
Harddisk:  14.2G(IDE 5400rpm)

予算:$900〜1000

メルウィン「成る程。全般的なアップグレードですね。」
作者「この頃ってな、pricewatch.com(全米のPC関連通販検索サイト)見てもなにもかもが安かったんだよ。メモリもPC100の128Mが$90程度だったし。14.2Gのハードディスクも$160程度。」
メルウィン「ビデオカードもvoodoo3に変更ですね。確かvoodoo3のs3000も$150程度でしたよね?」
作者「voodoo3は無理かと思っていたらえらい安かったんでなぁ。ともかくこれで完璧。俺も一気にPentium3ユーザー♪」
メルウィン「おめでとうございま〜す♪」

作者「んで、これが次のスペ.......(メルウィンの視線に気づく)」
メルウィン「.........上の完璧はどうなりました?(じと目で)」
作者「う〜ん.......記憶にない......でも何となく忙しかったのでそのままになってたりして......(汗)」
メルウィン「あ、あれだけ盛り上がっておきながら.......(脱力)」
作者「(ポリポリ)ん〜まぁなんとなく....(笑)んで、そのまま夏まで持ち越していたら、今度は秋頃に0.18ミクロンベースの次世代Pentium3が出るって聞いたんでさ。せっかくだから後2月程待ってみようかと。途中で衝動的にCD-RWも買ったけど。」
メルウィン「成る程。Aptivaの二の舞はゴメンですよね(笑)。」
作者「........まぁな。実は途中でクロックを450から500に上げていたんだけど、それも0.18ミクロン(Coppermine)の方に待つことに。」
メルウィン「でも価格の心配はされていなかったんですか?」
作者「普通のPentium3の時の前例があったからな。多分据え置きだろうという確証はあったし。んで夏休みに帰省から戻ってCoppermineが登場。お値段も予想通り据え置きでPentium500Eが$250程度で問題なし。と。それで多分これが最後と思って組んだスペックが.....」

CPU:   Pentium3 500MhzEB
Motherboard:  810または820系
Video card: voodoo3 S3000(16M)
Memory: 128M(PC133) *2(256M)
Modem:  56K voice modem
Harddisk:  14.5G(IDE 6600rpm)

予算:$1000〜1100

メルウィン「ほほう。かなり充実してますねぇ。」
作者「メモリもこの際だから一気に256Mへ!さあこれで究極のアップグレードマシン.......」
メルウィン「サウンドカードはどうされました?」
作者「ちと予算オーバーって事で(笑)」
メルウィン「あははははは(^^;)。」
作者「んで、流石に俺ももうぐずつく理由も無いので早速注文......と思いきや次々とハプニングが.....」
メルウィン「まずはメモリ価格の高騰ですね。」
作者「そう。台湾の地震の影響でメモリの価格がそれまでの倍以上になっちゃって......はっきり言ってとても手が出なくなっちゃってさ。」
メルウィン「続いてはマザーボードの問題でしたっけ?」
作者「おう。買おうと決めていた820系チップセットが遅れてな。しかも出たら出たで820系はRIMM(RDRAM)前提に作られていて、SDRAMを3本刺すと不具合起きるとかでほとんどがメモリスロット2本、しかもほとんどがPC100のみ対応.....」
メルウィン「辛いですよねー(^^;)」
作者「それで結局またメモリ価格が元に戻るのを待ちながらマザーボードも探す.....と言った感じで3ヶ月くらい延期.......年が明けちゃった訳だよ。はぁ。あ、とりあえずModemだけは購入。」

メルウィン「そしてそうこうしているうちに2月ですよねぇ。」
作者「なぁ。ただここまで待ったのでCPU価格が2月の下旬に30%位値下がりしてな、これで一気に火がつきました.....と。」
メルウィン「マザーボードは?」
作者「とりあえずPC133メモリが使えれば2本でもいいと思ってたら何とか見つかったので、そして上と同じ予算で組んだ正真正銘の最後のスペックがこれ。」

CPU:  Pentium3 600EB
Motherboard: Supermicro P3SCD 820系
Video card: voodoo3 s3000(16M)
Memory: 256M(PC133)
Sound:  Sound Blaster Live! XGamer
Harddisk: 20.5G(IDE 7200rpm)
Case:  Suntek半透明ATXミドルタワー

合計:$1136.75

メルウィン「大体2割くらいはスペックアップしました?」
作者「そうだな。ちとトラブルもあってコンバーター代の$25余計にかかったけどほぼ$1100で収まって。」
メルウィン「これでやっと一安心ですねー(にこにこ)。」
作者「.......そう思ったんだけどねー、実際大変なのはむしろ全部が到着してからだったりして......(汗)」
メルウィン「...........ええ(しみじみ)。」


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