記7月分

 

果てしなき暴走その1:創作カクテル「さくらと知世のエターナルハーツ ver.1.00」

2005年7月19日(火曜日)


…って事で、4月分の日記で予告した初の本格的な(?)オリジナルカクテル、”さくらと知世のエターナルハーツ”をようやく試作してみる。

何となくシリーズ化してみようかと思う、百合姉妹カクテルの第1弾デス。

一応、マテリアルの調達に一番苦労していた六代目百合は先月末に届いていたものの、体調を崩してしばらく抗生物質漬けになっていた為、ようやく酒が飲める身体になったという訳なんデスが^^;。

ともあれ、今年の春に買った桜リキュールがさくらちゃんのイメージにする事は確定してるので、後は知世ちゃんのイメージにぴったりのリキュールを探すのが課題となるんデスが、今回は1月分の日記で紹介したドランブイで試してみました。理由は、知世ちゃんのさくらちゃんへの普遍の愛に、王子と臣下の忠誠、絆の結晶とも言えるドランブイは結構イメージ的にマッチするのではなかろーかと。
更に、ここへようやく手に入った幻の芋焼酎、『六代目百合』を加えて出来上がり。

実際、作るのが遅れたのはこいつを手に入れる為だったんデスが、どうしてもこれは外せないので。
…まぁそんなワケで、ぶっちゃけ味よりイメージの方が優先のレシピっす(汗)。
後は、マトモな味になればいいんデスけどね…。

■カクテル名:さくらと知世のエターナルハーツ ver.1.00
混ぜ合わせ方法:シェイク
グラス:カクテルグラス
・桜リキュール:25ml
・ドランブイ:25ml
・六代目百合:10ml
・アルコール分:約29%
・オプション:チェリー。
味:甘口。

 



→(クリックで拡大します)

sakutomo01s.jpg (13457 バイト)

まず、結論から言えば、見た目も味もどうにか成功でしたヽ(´ー`)ノ。
色合い的には、茶色のドランブイがどうなるかが心配でしたけど、画像の通り綺麗な色のカクテルに仕上がってくれてます。

そして味の方は、甘味が強いドランブイがベースに、桜リキュール分のほんのりとしたフレーバーが残り、更に六代目百合がいい具合にドランブイの甘たるさを引き締めてくれて割といい感じになってます。…まぁ、この辺はドランブイがほぼ香りなしのリキュールだったのが幸いした感じデスかね。
本当は、もっとドランブイの割合を落とせばもっといいのかもしれないですが、
知世ちゃんの愛の方が間違いなく高いので(笑)、同程度をキープしておきました。

ネックとしては、甘口で口当たりはいいものの、桜リキュール:22度、ドランブイ:40度、百合25度と、マテリアルがいずれも強い為、アルコール分が非常に高い事。

マティーニやマンハッタンとかが飲めるって人は大丈夫だと思いますけどね。

…って事で、あまりお酒に強くない人が飲むと、あっさりと力が抜けて倒れてしまう魔性のカクテル。好きな女性を酔わせて連れ込みたい百合属性の貴女に、是非オススメです(半分嘘^^;)。

あと、ワザとらしいですが、オプションにチェリーもお約束って事で。

そして、このカクテルを作る時の注意点としては、よく冷やす事。
ちょっとキツ過ぎる思ったら、氷入りダンプラーに注いで、ロックや水割りにしてしまうのもアリです(ただし、炭酸で割るのはオススメしませんけど)。

最後に、かかった費用は以下の通り(チェリーは家の冷蔵庫にあったものを使ったので除く)。
・桜リキュール:1365円
・ドランブイ:2100円
・六代目百合(25%、750ml入り):1280円
計:4745円

さて、次回は百合姉妹カクテル第2弾、18禁PCゲーム『優遇接待#』に出てきたロリコンビ、美乃ちゃんとまゆたんをテーマにした、『百合姉妹〜みーたん×まゆたん Mix〜』を作ってみたいと。

割とマトモに考えた今回のエターナルハーツに比べて、こっちは悪ノリの極みっす^^;。
…いやまぁ、カクテルを冒涜するなと怒られそうな気もしないでも無いんデスけどね(汗)。色々間違ってるとゆーか。
 

 

今月見た映画DVD1:GARFIELD(ガーフィールド)

2005年7月−日(−曜日)


実は前から、DVD版を購入した妹がやたらと見せたがっていており、いい加減根負けする感じで鑑賞する事になったのでレビューを。
まず、DVD版のメニュー画面がともかく面白いと言うので早速呼び出してみると、DVDのメニュー画面で
怪しい踊りを踊っているガーフィールドの姿でいきなり吹き出してしまう。

実際、これは劇中で踊るシーンを編集した物なんデスが、こうして真っ白の背景をバックにすると、怪しさ大爆発。可愛いというより奇妙な踊りに思わず爆笑させてもらいました。

その後、充分に笑い転げた後で本編開始。
掴みが面白かった期待感もあって、一気に最後まで見たんデスが…。

えっと、全体的な感想としては、この映画を完成させるのに、気が狂う様な手間がかかってるんだろーなーと。

…つーかゴメン、ぶっちゃけそんだけです(汗)。

いかにもCGで作られたって感じのガーフィールド以外は本物の動物が使われており、人間はともかく、本物の動物とガーフィールドの競演をさせるシーン作りなど、製作者の相当な熱意と根気があってこそ出来た映画なのは間違いないと思います。
その辺はメイキングを見るまでも無く、この映画を作るのがいかに大変だったかなんて見ていて伝わってはくるんデスけど、
内容そのものは、それほど盛り上がる事も無く終わってしまった感じでした。

なんつーか、話が思いっきり無難というか、この手の話を作るのにテンプレートが出来ていて、その通りに作ったんじゃないかっていう位のお約束な展開っぷり。

そして、イマイチ盛り上がらなかった要因として、この映画のメイン部分はガーフィールドと、彼の飼い主であるジョンが好きな人の気を引く為に飼う事にした犬、オーディとの友情話なんデスけど、喋りまくり、動きまくりのガーフィールドに対して、オーディだけが唯一喋らない上にキャラクター性が薄すぎるので、展開が殆ど一方的になってしまってる所デス。

まぁオーディが喋らないのは、ガーフィールドと言葉じゃなくて行動を伴った絆を作っていく為に、敢えて彼だけを言葉の伝わらない存在にしたんでしょうが、その割にはオーディの性格描写が殆ど無い上に、ジョン以外の人間にも何の抵抗も無くノコノコとついて行く無防備さもありで、キャラクターとしての魅力を感じにくいのは難点だと思いました。

一応、やりたい事は何となく伝わるものの、実際はガーフィールドが勝手に自己完結させて進ませている友情になってしまっているので、イマイチ感情移入しにくいのが正直な所デス。

例えるなら、チクタクバンバンの列車を必死で追いかけている感じとでもいうのか。

ともあれ、最新のCGI技術で表現されたガーフィールドの活躍を見る事が出来れば、と割り切ってしまえば充分楽しめるんでしょーけど、逆にガーフィールドに思い入れが無い人には、特に際立って印象に残る映画とは言えない感じっすね。

…てな訳で、この映画は極めてファンアイテムの色が濃い映画デス。

筆者は別にガーフィールドが好きという訳でも無いんデスが、うちの妹の様に好きな人には堪らない内容なんだろーなーというのは見ていて分かりました。製作スタッフからも、確かにガーフィールドに対する愛情とか強い思い入れを感じられましたし。

そもそも、ガーフィールドは犬が大嫌いという設定を事前に知っているのと知らないとで、全然違ってくるし。
…ってまぁ、こういう設定は劇中でもっとしっかり解説しておくべきだとは思うけけど。

しかし、単に動物映画を見たいという人なら取り立てて勧める作品でもないので、興味がある人の選択基準はその辺ですかねぇ。
とりあえず、個人的には何度も見たいとは思わないものの、次の新作が出たら1回位は見てもいいかなーと。

しっかし、トムとジェリーのトムといい、このガーフィールドといい、アメリカにおいて猫というのは”ボンクラ”っていう共通のキーワードでもあるんデスかね(笑)?
  

 

今月見た映画DVD2:AMERICAN SPLENDOR(アメリカン・スプレンダー)

2005年7月−日(−曜日)


ホントに、毒にも薬にもなんない映画だった(;´Д`)。

以上。

…だと、流石に単なる誹謗中傷になっちまうので、もう少し詳しく述べると…。

まずこの映画を見る事になったきっかけは、夕食時、帰宅してきた妹がいきなり飯を食ってたおいらの前にレンタル用ケースを見せ付けながら、「アメリカン・スプレンダーっていう映画を借りてきたんだけど、見る?」と意気揚揚と尋ねてくる。
すかさず、「なんだそりゃ?」と尋ねると、「多分見たら兄ちゃん絶対知ってると思うよ」と自信満々にそう告げる我が妹。

ともあれ、部屋に戻ってDVDプレーヤーをスタートさせるものの、やっぱりイマイチ見覚えが無い。
「これって、すごい有名な作品」と主張する妹に対して、頭の中で???マークばかりが浮かんでいくものの、その後レジで主人公が吹き出しを浮かばせながらイラつくシーンを見てようやくピンと来る。

…ああ、これって少し前にテレビでやってた、何十年間も自費出版で同人誌描いてたって人の話っすね。そう言えば、長年の努力(?)が実って、この漫画がきっかけで嫁さんを貰って映画化までされたっていうのはその時見ていたけど、まさかそれを見る日が来るとはなぁ…と、今更ながら感慨が深まってくる。

そして、ようやく本腰を入れて見てみる事にしたものの…。

…しかし、ホントにダラダラだわ(汗)。

最近、”微妙”という言葉が多用されている昨今デスが、この言葉は正にこの映画の為にあるんじゃなかろーかと思える程で。

陰気で寂しがり屋で癇癪もちという曲者の主人公や、主人公以上に変わり者のつかみ所の無いヒロイン、そして主人公との出会いの後で大ブレイクした漫画家の友人やオタクの仕事仲間等、登場人物は非常に個性的で魅力を感じるし、俳優さんの演技も素晴らしいし、時折入るコミックと融合した映像にも秀逸なセンスを感じたんデスが、如何せんストーリーが一般市民の日常生活をダラダラと描写してるだけで、特にヤマもオチも無く終わってしまうので、見終わった後も「結局何だったんだ??」って感じ。

映画には詳しくないので具体的な実績は分からないですが、それでも、この映画を作った監督も美術も俳優も作曲家もみんな一流なんだろうな、というのは感じさせられました。

ただ脚本…と言うか、原作者を除けば(汗)。

なんつーか、好意的に言えば、良さがイマイチ分からない芸術作品を見せられている気分とでもいうのか。悪く言えば最初に書いた通りで。

ぶっちゃけて言えば、ホントにただ日常を何となく描いてるだけなんデスよね。

好意的に言えば、そこから何を感じるかは見ている人次第っていう楽しみがあるのかもしれませんが、何も考えずにぼんやりと見ていると、見終わった後は、「一体なんだったんだろうなぁ…」と言った脱力感が拭えないのも確かっす。
まぁ、結局は原作が普通の一般市民の普通の日常だけに仕方が無いといえば仕方が無いんデスけど、それにしたってもうちょっと山とか谷は用意できなかったかなと。

そんな中で救いだったのは、やっぱり映像センスの良さですかね。DVDメニューのレイアウトや、時折入るCGとの合成は、地味極まりないストーリーの中で華となってくれていました。

とりあえず話題になった分、話のタネに一度見ておくのも一興かもしれませんが、逆にそれ以外の理由でオススメする理由はあんまり見当たらないっすね。
正直、これを映画館で見ていたら、入場チケット分と費やした時間分が無駄だったのかどうか
延々と考え込まされそうデスし^^;。

昔、留学中に見たL.Aコンフィデンシャルもそんな感じだったけど。

…あとDVDに特典で入っていた予告編を見ると、何か、人生に疲れた中年の恋愛物語みたいに紹介されてますけど、コレって別に恋愛映画でも何でも無い気がするんデスけどね(;´Д`)。

確かに本編に使ってない映像を流してる訳でも無いし、嘘とも言い切れないかもしんないけど何か違うだろうと、一緒に見ていた妹と画面にツッコミを入れてしまいましたとさ。
 

 

今月見た映画DVD3:SCARY MOVIE(最終絶叫計画)

2005年7月−日(−曜日)


これも妹から無理やり見せられた映画っす(つか、今月はこのパターンばっかり…)。

友人からホラー映画を借りてきたんだけど、一人だと怖くて見られないから一緒に見てくれと、出来れば血の繋がっていない妹に言われたかった様な台詞を吐かれて、また妙ちくりんなモノを仕入れて来やがったなーと思いつつも、プレーヤーにセットして再生開始。
というか、俺もホラーはそんなに好きじゃないんだけどなーと思いつつ見ていると…。

…何処がホラーやねん。
ただのギャグ映画にしか見えないんデスけど(;´Д`)。

本編が始まってすぐに、色気をムンムンに押し出したコールガールかポルノ女優かって感じのおねぃさん2人が出てきたかと思うと、パンツやおっぱいをこれみよがしに見せながら乱痴気騒ぎを始めるわ、続いて舞台がテレビ局になったかと思えば、また色気おねぃさんが脱ぎ始めてその場でパーティを始めるわ…。

…何、エロ映画なの、これ??

その後も、ロクでもないキャラ達がロクでも無い会話を続けながら、ロクでも無い展開が延々と続いていったりするんデスが…。
…うわ、
すんげぇB級っぷり。正真正銘のバカ映画だわ、これは。

内容全体としては、どうやら最近出たホラー映画のパロディがメインらしく、スクリームやら、リングやらホラー映画のパロディを一通りやってくれたかと思うと、今度は宇宙人の来襲でMIBまで出てくる無節操ぶり(何か、マッハ!!!!!!!!の悪役のパロディもあった気がするんだけど、時期的には微妙)。

更に某マイ○ル・ジャクソン似の人が出てきて、ムーンウォークしながら「ボクは少年にしか興味は無いよ!」と言い出したりとか、あんまりといえばあんまりな展開っす(;´Д`)。

んで、最後はリングのパロディを宇宙規模まで話を広げておいて、しょーもないギャグオチ。

こんな脱力全快のくんだらない脚本を、最後までテンションを落とさずに演技しきった役者さん達は流石にプロだと感嘆してしまいました^^;。

とは言え、ここ近年でこんなお馬鹿なパロディ映画は正直珍しいっす。スターボールだかカジノロワイヤルの逆襲だか、その辺を髣髴とさせるノリで何処か懐かしい感じ。

しかし、本当に参ったのは本編を見終わった後。
エクストラクレジットで入ってた、もう1つの結末、これが本編とは全く違う展開で、今度はCGを使いまくってエイリアンにハルクに、更にヒロインの方はマトリックス(及びリローデッド)までやらかしてくれたりと、予算を惜しみなく使ったSF映画パロディのオンパレードでびっくら。

…しかも、本編以上にあんまり過ぎる乱痴気騒ぎで(;´Д`)。
つーか、本編の終盤より、こっちの方が確実に金がかかってるし。

おいおい、DVDのおまけの為にここまでやるかと、思わず見直そうとした反面で…。
…どーでもいいけど、
力の入れ方を完全に間違ってるだろう、あんたら(汗)。

まぁ正直、色んな要素をゴチャゴチャに詰め込みすぎて、結局何をやりたかったのかが曖昧になっちまってるというのが正直な感想で、幕の内弁当とでも言うのか、ただ単にパロディをシークエンスさせて1本の話にしてしまったMADムービーとでも言うのか。もしくは商業でやった同人映画か。総括してしまえばそんな所デス。

パロディを通じて何かを伝えたかったという訳でも無さそうだし。

ともあれ、くだらないながらもゲラゲラと笑える事は笑えるので、こういったおバカ映画が好きな人は一度見て見るのも一興かと思います。

ただ、日本語版のCMはスベった観が強いデスが。
アフレコの演技力云々より、イメージに合ってません全然。

あと、かんなりお下品な映画なので、一緒に見る相手は考えた方が無難かと。
間違っても家族団らんで見てはいけませぬ。露骨に裸が出てくるワケじゃないデスが、脚本が口にするのもはばかれる様な
お下品トーク連発だし。

例えば、主人公がハルクになって巨大化した後で、敵のエイリアンが主人公のケツに頭を突っ込むと、下で見ていた仲間(ゲイの気があり)が、「うわ、生で入れるなんて自殺行為だぜ!!」…と。

…いや、ここまでやると見ている方は笑いを通り越して、すんげぇ気まずいんデスけど(;´Д`)。

ま、興味がある人はレンタルでどーぞ。
間違ってもDVDを購入する程のものでは無いっす(汗)。
 

 

今月買って来たゲーム:THE お姉チャンプルゥ〜THE姉チャン特別編〜

2005年7月20日(水曜日)


…まぁ、この時期のこのタイミングで買った以上、言い訳はしません。
何だか騒がれて売り切れ店が続出しているというので、今のうちに押さえておこうとばかりに買いに走った、
単なるミーハー野郎デス俺は。ええ。

とりあえず、まだ近所の店に1870円で大量に売ってたので早速購入。
秋葉とかのショップだと売り切れ続出で、ヤフオクとかでもプレミア付きの値段で落札してる連中もいるという事で、数本程買っておこうかとふと思ったものの、逆にこれだけ大量に堂々と置かれている辺り、どーやら騒いでいるのはごくごく一部だけみたいだしと冷静になれたので止めておく事に。

んでまぁ、とりあえず帰宅した後で、大して期待しないで遊んでみたんデスが…。
これがまた意外にというか、システム部分はしっかりと作られてた良質のゲームでした。

基本的には無双及びガントレット系(こーいう例えは俺だけかも)の、大量に沸いてくる敵(ゾンビ)をばっさばっさとなぎ倒していくゲームで、簡単操作で大量に沸いてくるゾンビをばっさばっさと斬って行く爽快感が高いんデスが、同時に斬れば斬るほど刀の切れ味が鈍っていき、途中でタイミングを見計らってリロードしなければならなかったり、敵の返り血やアイテムの血球を取っていくうちに主人公の身体が血まみれになり、最後は暴走してしまう(攻撃力&素早さが上がる代わりに、防御力が激減&HPが自動で減る)ので、適度に浄化させなければならない穢れシステムが入ってたりと適度な制限が入っていて、ただ単純に斬り払っていく中でかけひきの要素が存在しているのが、絶妙のメリハリを与えてくれてます。

ただ、せっかくシステムはいいのに、ステージや敵キャラの方が2000円シリーズらしく安普請…というか、延々と代わり映えのしない展開の繰り返しなのは正直辛いっす。
システムの方はメリハリを利かせているのに、ステージの方が極めて単調な所為で単純作業をしている感が拭えず、結局飽きが早いゲームになってしまってます。

この辺はちょっと勿体無いっすね。予算が少なくてステージの種類が制限されて苦しいのは分かるんデスけど、もう少し色々工夫できなかったのかなーと。(時間制限とかで、なるべく戦闘を最小限にしないとならなかったりとか、誰かを守りながら進むステージとか)
背景が変わってもやる事が一緒なら、100種類のステージがあっても同じ事ですしね。

ちなみに、ゾンビの血を浴びて血まみれになる所から、エロよりグロの方が勝っていると言われてるこのゲームっすけど、実際にはかんなり色気度は高いデス。
彩のデフォルトコスチュームはTバックなので、後から見たら殆どお尻丸出しだし^^;、更に2つ目のコスはノーブラだったりとか、また他の3人は制服コスチュームがあるんデスが、それぞれ下着が基本の純白の他に青と白の縞々だったり、水玉だったり、はたまたピンク色だったりと、
無駄な様で実に良く分かっているこだわりよう。

その他、大小を問わずに胸もぶるんぶるんと遠慮なしに揺れるしと、正直、ランブルローズよりは全然エロいと思いました(笑)。
まぁ、アップで見られる場面が極めて限られてるのでそれが難点デスけど。

もちろん、残虐性の方も非常に高め。
画面一杯に地飛沫を飛び散らせながら、敵を肉片に変えていく様は、ラスボス以外の全ての敵がゾンビという事を差し引いてもなかなか凄惨な光景が続いていきます。

更に、ボスに関しては、戦闘に勝つ→動きが止まる→抵抗できなくなった敵ボスを剣で切り刻んでいく(しかもボスは悲鳴付き^^;)という流れになっており、斬るたびに手足、胴体と刻まれて行くのを見ると、ああ例のエロ要素を除いても、次の有害図書指定はこのゲームが最有力候補かなーと思えて仕方がなくなってきたりして。

まぁ、さすがにラスボスは刻めませんでしたが^^;。

そんなワケで、エログロ一直線の、正しく悪趣味の極みといったゲームですが、この手の毒々しい雰囲気が好きな人ならオススメしておきます。
とりあえず、クソゲーでないのは確かなので、見た目で気に入れば買っても損はしないと。
ちなみに、ストーリーについてはまぁ、あって無い様なものなので、その辺は割り切りましょう(笑)。

シナリオそのものは悪いというよりありがちという部類でしょうけど、声優さんの大根演技と相乗効果で、最終決戦前やエンディングの会話とか、正直聞いていられなかったっす(汗)。

特に、彩が厳しかった感じ。声質は悪くないんデスけどね。

一応、デモは全て飛ばせるから問題は無いんデスが、やっぱり1回目はちゃんと聞こうかなーという事で頑張ったけど、はっきりいって拷問に近かったっす(´Д`)。しかも異常に長々と続くし。

また価格については、まぁ税込み2100円で妥当かなーと。
値段分以上は遊べるものの、やっぱり安普請さが目立ってお買い得感はあまり無い感じデスかね。

つか、ベスト版の中には1980円のシリーズもある事だし。

逆に、低価格ゲームで終わらせてしまうには少々惜しい作品ではあります。
もし次回作があるなら、ゲーム内容を大幅にパワーアップさせた通常価格帯の豪華版を作って欲しい所っすけど。

ともあれ、多少プレイ時間が長いものの、息抜きで遊ぶには持って来いなゲームではあります。
エロ目的でもアクションゲーム目的でもそれなりに満足感はあるので、興味がある人はどーぞ。
ただし、馬鹿ゲーとしては意外と突っ込み所は少ないので、馬鹿ゲーハンターのネタとしてはあんまり向いていないかも。

ところでこのゲーム、裏技のコマンドで隠し要素全解放の裏技があります。
一応、これはクエストモード等を埋めていくと手に入りますけど、どれも条件がシビアすぎるので、
正直、これを使わないとやってらんないっす^^;。
そんなワケで、まず裏技を使ってコスチュームを全解放した後で、ストーリーモードやサバイバルを好きなだけ遊ぶというプレイスタイルを強く推奨します。

んで、裏技のコマンドは以下の通り。
フラグ全解放:タイトル画面でR3、L3、R2、L2、R1、L1、□、△、○、×を2セット入力。

入力はシビアな様で、そんなに厳しくも無いので、慌てず急いで入力していく事。
コツとしては、ボタン入力は滑らせる様に入れる事と、成功したら音が鳴るので、タイトル画面で成功するまで延々と入力し続けていればいずれ上手くいくと思うので。

…ついでにこれもオマケ(笑)。
某サイトやら週刊誌やらで話題になってた例のアレっすけど、一応それの確認場所も。
ステージ2と3の閉鎖病連ステージで、廊下と病室の連絡通路になっているエリア(カメラが固定されている)は、主人公を南東まで移動させるとアップになるので、そこでジャンプかジャンプ攻撃をした時に上手くポーズをかければ例の場所をアップで見る事が出来ます^^;(L3でメニュー&暗転消し)。
他にも探せばあるのかもしんないですが、どちらもステージ開始直後から確認できるので、一番手軽デス。
ちなみに、他の場所でも隅に立つと主人公がアップになる場所は多いデスが、カメラが固定されていないのでジャンプをしたら引きになってしまう為、ポイントを見つけるのは難しいっす。

あと、レベルアップ時に、何を上げていいか分からない人:
とりあえず、パワーを2〜3ゲージ上げるまではパワーだけにつぎ込んでおき、後はバイタリティと併用して上げるのが、難易度を低下させる一番の近道っす。当然カプセルもパワーとバイタリティーを最優先で。
…まぁ、
所詮は腕力と体力がモノを言うって事で。

■総合評価:(10段階評価)

・グラフィック:8(背景や敵キャラは手抜き感があるものの、肝心のお姉ちゃんのモデリングにはこだわりと気合が入っているので問題無し。ボスにはもう少しこだわりが欲しかったっすけどね)
・ストーリー:5(まぁ、あって無い様なもの。それより、ゲーム全体にメリハリがないのが寂しい所)
・サウンド:6(ステージ中のBGMが最終面以外は全部同じってのはちょっと寂しすぎ。曲そのものは悪くはないけど)
・操作性:7(簡単操作ながら、実は奥深い操作系統。ただし視点の悪さが難点)
・ゲームバランス:8(難易度設定の幅が広く、レベルを上げて主人公を強化できるので初心者でもちゃんとクリア出来る様になっている。あと、フラグ立ては意外と親切設計)
・お買い得感:8(筆者購入価格1870円。まぁ、こんなもんかなーといった感じ)
・総合:7(過剰な期待をしなければ、そこそこ満足できるんじゃないかと。これ単体で遊び込むのは辛いけど)
・プレイ時間:裏技を使わずに完全コンプリートをしていたら、途方も無いプレイ時間を要求される。裏技を使ってストーリーモードだけ遊んだ場合でも、10時間以上はかかるので、結構本腰を入れる必要はあるかも。
 

 

今月遊んだゲーム:虫姫さま(通常版)

2005年7月21日(木曜日)


まず、今回は定評があったアリカで無くて、CAVE開発でタイトー発売なんデスよね。
何か大人の事情でもあったのかどうかは分からないんデスが、まぁ自ら移植するというなら、特に心配は無用だろうけど…。

…と思っていたんデスが、実際に遊んでみると、
自ら移植したという割には随分とお粗末な出来という事にすぐに気付いてしまいました。

まず、ゲーム本編で言えばアーケード版より処理落ちが激しかったり、画面がブレたりとか、更にポーズを押して解除するとBGMが最初に戻ったりと、粗が結構目立ってます。

まさか、ファミコン時代のノスタルジックさを再現してる訳でもあるまいに。

また、横画面モードの時に
左右で切れた画面がただ真っ暗なのはどうかと。
アリカが移植していた時は壁紙が選べて、更にステージマップが表示されたりしていたのに、何も無しというのは正直寂しすぎっす。

そして、これもアリカが移植していた頃に付いていた、どっちが本編だか分からない程に内容が充実していた
スーパープレイDVDが無いのが非常に残念。
今回も、ウルトラモードのノーミスプレイとか見てみたかったんデスけどね(まぁ、ラスボスをノーミスで倒すのが可能なのかどうかは分からないデスけど^^;)。
お陰で、DVDとセットならば特に高いとは思わなかった定価も、今回は
ゲームだけしかないという事で割高感を感じさせられています。

怒首領蜂大往生の時は、スーパープレイDVDに加え、更にめがてん細江氏のアレンジモードまで付いて5800円だったし。

あとゲーム内容的にも、毎年新作を出し続けてそろそろ限界なのか、アイデアが枯渇してきてるなという雰囲気がありました。
稼ぎ要素の打ち込みシステムは、首領蜂のコンボに比べれば捻りが足りない感じだし、確かにただひたすら打ち込むだけで無くて、タイミング良く繋げて行く事が要求されたり、また敵を破壊した時に吐き出していた弾がボーナスになる等で高い戦略性を保ってはいるものの、これらも怒首領蜂やエスプガルーダ等、
既存の稼ぎシステムを流用しただけで、このゲームならではの目新しさは感じませんでした。

勿論、だからと言って面白くないワケでは無く、難易度についても今回はウルトラモードの様に狂気じみた高難易度から、オリジナルモードの様に初心者でも充分1コインクリア出来る様な低難易度まで幅が広く、随分と窓口が広がっているのは良い傾向だと思いました。

また、家庭用専用のアレンジモードについても、3種類のショット形態をいつでも変えられる&オートボムというシステムが、思いの他新鮮味を感じさせてくれたのがポイント高いデス。
更に、難易度の面でもコンティニューが出来なかったり、マニアックモード以上の固定難易度でありながら、上級者限定だった大往生のデスレーベルやガルーダのアレンジモードに比べれば、かなり手軽に遊べる出来になってます。

そんな訳で、アーケードの雰囲気そのままに初心者お断りだった大往生やガルーダに比べると、初心者にも入り込みやすい作品にはなっているかなと。

…とは言っても、やっぱり移植作品としては荒さが目立ちまくっているし、内容そのものが淡白になってしまってるので、
出来れば今回もアリカに任せておいてくれれば良かったなーと思ったのが正直な感想っす。遊べば遊ぶほどにこだわりやら、熱意の部分で明らかに温度差を感じたので、その分ユーザーには悪い印象を与えてしまってるんじゃないかなーと。

次回作は、再びアリカに任せるか、大人の事情で無理というなら、あのサービス精神を見習って欲しい所っすね。

…特に、スーパープレイDVDは必須の方向で。

あと、どちらが移植するにしても、いい加減サウンドテストは付けて欲しいっす。
そもそも、CAVE作品のサントラは完全限定版のネット通販専用でコンシューマー版発売前に売ってるんだし、付けてくれてもバチは当らない気がするんデスけどね。

■総合評価:(10段階評価)

・グラフィック:7(相変わらず職人魂を感じさせる2Dグラフィックだけど、やや地味な感じ)
・ストーリー:7(シューティングの割に、ストーリー性は割りと高め)
・サウンド:8(4面BGMとラスボス戦BGMがお気に入り。ただ他の作品よりも印象は薄めかも)
・ゲームバランス:8(CAVEのゲームにしては難易度低めな方かも。ただ、初心者から上級者までの窓口が広いのはポイント高い)
・お買い得感:5(筆者購入価格5480円。DVD無しだとちょっと厳しいかも)
・総合:7(ちょっと物足りないかな…と言った感じ)
・プレイ時間:全5ステージで1周は20分程度という所か。
  

 

輝け〜前田〜♪

2005年7月23日(土曜日)


前田選手、7年ぶり出場&オールスターMVPおめ♪

ともあれ、試合の最初から最後までこんなに楽しそうで、そして嬉しそうに輝いていた彼の姿を見るのは、近年あまり無かった気がするし、それ故に、見ている側もついついつられて笑みを浮かべてしまう。

そして、今日は甲子園でも阪神の選手を応援する時と変わらぬ大声援。
阪神ファンがスクワット応援をしたがっていたのもあるだろうが、やはり前田がこの場所に戻ってくるまでにどれだけ苦しい思いをしてきたかを知ってるから、そして何より落合監督やイチローなどの一流プレーヤー達から「天才」と言わしめた技量とカリスマが未だに色褪せていない証拠だろう。

ちなみに前田がヒットを打った時に、解説者が「前田が打つのを見てると、ヒットを打つのがえらく簡単に見えるんだよねぇ…」と苦笑交じりにぼやいているのが印象的だった。

タイムリーヒットの後で3塁まで進んだ時に古田と笑顔を交わし、試合終了後はベンチで落合監督が握手で労うと、チームメイト達が「美味しい所を持っていきやがって」とばかりに、ヒーローになった前田を祝福。

その1つ1つが我が事の様に嬉しく思う反面で、ケガさえなければ、毎年のオールスターで今日の様な無邪気な表情が見られたはず…と思うと、いたたまれない気持ちにもなる。

…でも、10年前に絶望と引き替えに笑顔を奪われた前田が、ようやく彼の本来在るべき晴れ舞台に復活した。
これが無冠の天才に、首位打者という輝かしい栄冠が下りる前祝いとなってくれれば、最早それだけで今シーズンは何も言う事は無いんだけど。

…つか、やっぱり前田は泣かせる男っすね。
今日もじんわりと目頭が熱くなったし、多分2000本安打達成の時は号泣してしまいそう。

ただ、解説で星野氏が言ってた、「いつもあんな笑顔を見せてくれれば、もっと子供や女性に人気が出るんだろうけど」という台詞は、まぁ確かに間違ってるとは言えないものの、逆に前田は無愛想な求道者っぷりが渋くてシビレるという面もあるので、一概には言えないわな^^;。

常に完璧を求めて、ホームランを打っても納得のいかない表情でベースを回る、そんな前田も他の連中には真似出来ない、”孤高の天才”たる特性なんだから。
  

 

某シスターの様に鼻血がどくどくと

2005年7月25日(月曜日)


昼休み時、昼食を何処で食べようかと自転車を走らせている時、ふとうどん屋を通りかかった時に見た新製品らしき商品名が書かれたのぼりが目に付く。

その名も、”激辛ぶっかけ地獄”。
…つーかこれ、
声に出してオーダーするのイヤなんデスけど(;´Д`)。

でも、今年の夏ってやたら”ぶっかけ”と称した麺類の新製品が多い気がするのは気のせい??
  

 

蟻戦争:最終鬼畜兵器

2005年7月27日(水曜日)


何だか、今年は家に蟻が大量に入ってきているので、”スーパー蟻の巣コロリ”という製品を買って来て駆除に努めてみる。簡単に言えば、これは蟻用の毒餌で、これを設置して蟻の巣へと持って帰ってもらい、巣の中の蟻を女王蟻、幼虫を問わずに根絶やしにしてしまうというものらしい。

…でも、これって人間相手として考えると、正に「てめぇらの血は何色だぁぁぁっ?!」って感じの鬼畜兵器っすね^^;。

いや、北斗の拳でコレをやったのはサウザーだから、「髪の毛一本この世には残さん!!」とか言われて復讐されるのだろーか。

ともあれ、こちらも被害が甚大で、実際にうちの母上は蟻に噛まれ続けて身体に異常をきたしている以上は仕方がない。しかも出没場所が台所なので、殺虫剤が使えない事情もあるし。
…って事で、
生き残りを賭けた戦いに情けは無用。悲しいけど、これって戦争なのよねとテープを抜いて早速設置。後は、上手く持っていってくれればいいんだけど…。

…んで次の日の朝見てみると、まだあまり食いついてはくれていない模様。
むぅ。最近大量に使われすぎている所為で、我らの手口はお見通し状態なのだろうか…。

とりあえず、1週間位は様子を見る事に。

多分続く。
 

 

一応告知。

2005年7月29日(金曜日)


先月から、かぐかぐぅのニックネームでMIXIを始めてるので、アカウントをお持ちの方は、良かったら見てみて下さいませ。一応、リアルタイムネタの日記とかも書いているので。

ちなみに”友人の検索”で”かぐかぐぅ”と検索するか、以下のキーワードを入れれば出てきます。

キーワード:”うさぎの末裔”、”百合汁”、”グレーターデーモン”、”妄想マスター”。

…うわ、
ロクなキーワードがねぇ(;´Д`)。

一応、プロフィール内の文章が検索キーワードになってるみたいだけどさ。
  

 

今月遊んだゲーム:ティンクルスタースプライツ -La Petite Princesse-

2005年7月28日(木曜日)


いや、
実に感無量っす。まさか、あの世界一対戦が熱いゲーム、ティンクルスタースプライツの続編が遊べる日が来るとは。
正直発売前から、それだけでもうお腹一杯だったりしてましたが、とりあえず発売日になったので、速攻でショップに駆け込んでいく。
スパロボ?、シャドウハーツ?!そんなもん今日の俺の目には入らないぜ(いや、どっちも後で遊ぶけどさ^^;)。

…と、意気込んではみたものの、最初の店はいきなり売り切れ(;´Д`)。更に、2件目、3件目、4件目、5件目と立て続けに入荷そのものがされていないのに愕然としてしまう。
ちっ、
どいつもこいつも見る目が無い連中め。思わず憤慨してしまうものの、無いものは仕方がないし、取り寄せを待つつもりもないので、さっさと別の店へと向かう。

そして、藁をも縋る思いで2年以上ぶりに足を踏み入れた、6件目の店でようやくゲット。
昔は見向きもしなかったが、グッジョブだ。しかも価格設定の方も今日回った店の中でダントツで安かった事から、今後は最優先の入手先としてやろう。

ともあれ、2時間位かかったけど、どうにか目的達成。満足感と共に家に帰り、さっそく起動して遊んでみる。


…ん〜、
全く変わってないっすねぇ。
一応今回3D化しているという事もあってか、ややもっさりとした感じはあるものの、それ程強い違和感は感じられませんでした。

システム的にも全くと言っていい程弄られていないので、前作をプレイした人は説明なしでも大丈夫。まぁ、元々完成されたシステムなので、これで正解じゃないっすかね。
ゲームバランス的には、前作よりやや難易度低めな感じ。今回は前作のメモリー女王やメディウス(あとはサターン版のオリジナルキャラ、キサラギ先生とか)みたいに飛びぬけて強力なキャラがいないので、少し物足りない部分があるのも本音っすけど。ステージ数も7から6に減ったし。

それでもまぁ、ゲームそのものは相変わらず熱いです。難易度を上げると何十連爆の対戦になるし、死神が出てからギリギリの戦いみたいな事も出来るので、ヌルくなってつまんなくなっているという事は一応無いので大丈夫デス。
あと、ロード時間が多い&長いのは正直キツかったかなーと。
それでも我慢できないレベルではないものの、1ステージ毎の対戦時間が短いので、1プレイにおけるロード時間の比率は結構多めなのが辛い所。

サターン版のバーチャファイターもそんな感じだったけど。

ちなみに、今回も主人公がタイム固定のストーリーモードと、個別キャラ用のキャラクターモードがあるんデスが、ストーリーモードのお話が思ってたより遥かにいいお話でした。
前作が最初から最後まで漫才で終わってたのに対して^^;、今回はギャグとシリアス半分半分と言ったところでしょうかね。主人公、タイムの正体は結構目からウロコな感じでした。
ついでに時代の流れなのか、
妙に百合色が濃いストーリーになってるし。

親子というには、妙にラブラブなロードランとメモリー女王とか、ライバル心からとか言いながら、もう頭の中にはロードランの事しか無くて、彼女を探していると告げるタイムにヤキモチを妬き始めるリアリー・ティルとか。

また、キャラクターモードでは、サターンの版の追加要素だった対戦前コメントが無くなっていたのがちょっと残念デスが、エンディングはきちんと個別であったので及第点という所でしょうかね。

しかし、今回はステージで操作するキャラクターまで3D化してるみたいで、別にキャラは2Dのままでも良かったんじゃないか??とか思いながら対戦してると…おわっ、ここここれは…(;゜Д゜)。

…ごほん。えー、お陰様で今回男女問わずパンチラ放題になっております(笑)。
どうやら、やられた時に回転しながら画面外に吹っ飛ばされる演出がしたい為に3D化したみたいデスけど、このゲームはミニスカートな連中が多いのでその時に丸見えになってしまうという寸法。

いや、やってくれるぜSNKプレイモア(笑)。つーか、違うと否定されても、キャラ単位で色が違ったりする上に、リータム&メーリィのパンツは縞々にしてるというこだわりを見せている以上は、言い訳出来ませんぜ、旦那。

それと、PS2でネット環境が無いのでネット対戦は出来ませんでしたけど、ネット対戦対応にしてそれを売りにの1つにしているのは大正解だと思います。
このゲームの場合、システムがやや複雑な上にシューティングという特性上、お互いにある程度の慣れと技量を積んだプレーヤー同士で無いとなかなか楽しめないという事情もある為、ローカルでの対戦相手を探すのは結構大変ですし。

なかなかこのゲームの面白さは文章とかだと伝えにくいですし、今作の作りが前作を遊んだユーザー向けになっている傾向が強いので、新規ユーザーには面白いのかどうか分かりにくい部分があると思いますけど、やっぱり見かけによらず熱くなれるゲームなので、対戦パズルとシューティングと聞いて興味がある人は是非オススメします。

ちなみに、このゲームに関してだけは、難易度設定で低難易度にして遊ばない事をお勧めします。
難易度が低いと敵が大規模な連爆をしてくれなくなるので、このゲーム本来の楽しみが味わいきれないので。

つか、サターン版もそうでしたけど、実はこのゲームは最高難易度の時が一番楽しいデス(勿論、ある程度熟練したらの話っすけど^^;)。

あと、どうせならアーケード版も出して欲しかった気が。

ネット対戦が加わったとは言え、家庭用よりも、むしろアーケードで真価を発揮するゲームだと思うんですけどね。


■おまけ:ネオジオROM版について

まさか入ってるとは思わなかったネオジオ版(笑)、出来はそのまんまです。
キャラデザが同じ人が描いているとは思えない程デスが(笑)、こちらもこちらでいい味出しています。
難易度もこちらの方が遥かに高め。つーか、クレジット制限はなくして欲しかったのが本音っすけど。
と言うか、サターン版が入ってたら文字通り”神”だったんデスけどね^^;。


■総合評価:(10段階評価)

・グラフィック:8(3Dになっても、違和感無し。キャラクターデザインもいい感じ)
・ストーリー:8(前作の謎がきちんとした形で説明されて、ストーリーモードが割と良い出来)
・サウンド:7(前作に比べると、やや盛り上がりに欠ける感じ)
・ゲームバランス:8(初心者にはやや高めに感じるかもしれないっすけど、この位の方が楽しいです)
・お買い得感:8(筆者購入価格5180円。個人的には掛け値なしだけど、冷静に考えればネオジオROM版が収録されている事を考えても妥当な線かなぁ)
・総合:8(名作までは後一歩…かな。サターン版と比べると、やや及ばなかったといった所)
・プレイ時間:1プレイは大体20分程度。1人用モードで遊んだ場合、最低ストーリーモード数回(途中分岐があるので)、キャラクターモード15回は遊べるので、コンプリートまで6〜7時間程度って所かも。ただし、繰り返し遊べるゲームなので、ハマればとことんハマるはず。
  

 

市民球場観戦記 その6

2005年7月31日(日曜日)


…って事で、早くも6回めとなった市民球場観戦。
今年のノルマは10回なので、ペースとしてはいい感じかも。

しかし、出かける前に見た天気予報では、今日は全く降る予定は無かったのに、おいらが少し早めに市民球場に着いた途端、いきなり降り始める(;´Д`)。今年は観戦に行った日の降水確率は約66%なり。何だか雨男状態っすね(汗)。

ただし、今期の勝率も66%(この試合を含む)だったりして。

つーか、慌てて傘を開いた後で天気予報を見ると、
相変わらず広島の降水確率は0%に近いんデスけど(;´Д`)。そもそも、少し離れた向こうは降ってねぇし。

…つまり、広島市民球場だけの局地的な雨ってコトかおい?!(`Д´)。

結局、一時期は土砂降りでノーゲームも覚悟していたものの、どうにか止んで30分ほど遅れてゲーム開始。とりあえず、雨が降ってくれたお陰で、多少は涼しくなったので良かったんデスけどね。

vsyokohama01.jpg (19386 バイト)

んで、これが今日のスタメン。
7番に栗原。…何か、えらい重量打線やね。機動力野球は何処へ行った??

ともあれ、今日は…もとい、今日も何だかピリっとしない試合展開が続いていく。
緒方が先頭で出たのは良かったものの、次の木村拓也がバントを決められなくてホースアウト。
もっといい場所に落とせよと言いたい所だけど、正直緒方のスタートも遅すぎ。もっと木村拓也を信じて早いスタートを切っても良かった気が。

守りについても、ライト前に飛んできたフライを、セカンドの木村拓也が激走して落とすと、そのまま2塁打。
…連携プレイが全く取れてねぇやん。
チームワークもへったくれも無いデスな。

一応、試合の流れは1回に敵の失策絡みで先制、更に3回にはラロッカ先制の2ランも飛び出し、先発のデイビーは6回2失点と好投。新井のHRも飛び出して、結果だけを見ると理想的な展開…に見えるんでしょーけど、実際に見に行った身としては、さっきの様な連携ミスが目立って、とても手放しで喜べる試合でも無いんデスよね…(−−;)。

まぁ、これが今のカープそのものと言ってしまえばそれまでなので、そろそろ腹も立って来なくなるんデスが。

ちなみにこのシリーズは、ハマスタのマスコットのホッシー君がゲストで来てたんデスが、スライリーとの競演はなかなか面白かったです。

hossi01.jpg (5826 バイト) hossi05.jpg (7462 バイト) hossi03.jpg (8249 バイト)

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気の進まなさそうなスライリーを引っ張ってきて、レフトスタンドにもタオルを投げ込む様に頼んだりとか、凶器攻撃しようとしたスライリーが、逆にバズーカを持ってきたホッシー君に返り討ちにあったりとか、喧嘩をした後で、最後は仲良く肩を組み合って踊ったりとか、こちらは見事な連携プレイで楽しませてくれました。

hossi08.jpg (7654 バイト) hossi06.jpg (9592 バイト) hossi07.jpg (4599 バイト)

…出来れば、今度はダークの方も連れてきて欲しい気もするけど(笑)。元々スライリーはヒール系のキャラなので、ヒール対決みたいなノリで。

ともあれ、試合は結局前半のリードを守りきってあっさりとゲームセット。
勝ち試合だったけど、イマイチ盛り上がりには欠けてた様な…。

まぁ、ホッシー君との貴重な競演が見られただけで良しとしてもいいですけどね^^;。
ただ、チームワークについてはもう一度話し合って欲しいかなーと。

何だかんだ言って、選手同士が信頼してないんじゃないかと思えて仕方が無いんデスけど、まぁ長年低迷が続き、今年は最下位生活が板についている現状じゃこんなもんですかね…。
   

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