記7月分

 

今月遊んだゲーム:モンスターハンター2dos

2006年7月−−日(−曜日)

何となく、美しい景色の中をウロウロするゲームがやりたいなーと思って買って来たのがこれ。
候補にはワンダと巨像もあったものの、こっちの方が長く遊べるかなーという事で。

…でも実際に遊んでみると、ちょっと購入前に抱いていたイメージとは違ってた感じデスかね。

まず、景色が綺麗なゲームという目的に関しては、
グラフィックは文句無く綺麗です。自然の表現が素晴らしく、PS2でも最高レベルだと思います。キャラやモンスターのモデリングも文句は無いし(ちょっと主人公のモデリングが洋ゲーっぽいというか、濃い顔が多いけど)。
モンスターの動きもなかなかリアルで、餌を食べたり、危機を感じて逃げ回ったり、怒りに任せて襲い掛かってきたり、また死ぬ前にはのた打ち回ったりなど、
生命を感じられるのは素晴らしいと思いました。

しかし、その反面でマップが狭かったのは予想外というか、残念な部分ですかね。ドラクエ8みたいに延々と続く広大なマップを歩き回れるのかと思いきや、世界が繋がってるわけではなくて、狭いエリアブロックを集めた密林、砂漠など完全に独立したマップがいくつもある仕様になってたので。

お陰で世界の広さは全く感じなくて、箱庭の中で宝探ししてしている感覚とでも言うのか(フィールドマップというよりダンジョンといった方がしっくりくるかも)。ついでに言えば、エリアとエリアの繋がりがすんごく見え辛いです。正直、目印があっても良かったんじゃないかと思いますが。

しかも、エリア移動ごとにロード画面に移ってロードが発生するので、マップを回るのが結構苦痛です。最初の読み込み時間が少々長くても(いや、今の段階でも充分長いけど)、シームレスか、せめて読み込みポイント2つ程度に抑えるとかいう訳にはいかなかったものかと。

…てな訳で、結構遊んでいてイライラさせられるんデスが、これが全体にわたってイライラ仕様になってるのがどうにも気になりました。

操作方法に関しても、正直もっとどうにかならなかったのかと。武器の使用がボタンじゃなくて右スティックなのが仇になってる気はするんデスけどね。この操作系のお陰で、十字キーで動かすカメラ移動が犠牲になってしまってます(臨戦態勢で移動しながらカメラを回して索敵なんて無理)。
あと、
カメラワークも著しく悪いっす。いっその事固定してしまえばいいのに、コロコロと勝手に視点が変わってしまうので。デビルメイクライといい、カプコン系ゲームの欠点でしょうかね。

ゲームの難易度も、非常に高いです。デビルメイクライ1をやった時の感覚に似てるんデスが、敵からのダメージが強く、ぼさっと攻撃を食らい始めたらあっという間に死にます。しかも、このゲームはレベルの概念も無いし、HPの上限アップも食事で一時的に上げるしかないので、基本的には腕を磨くしかありません。

その代わり、武器や防具を強化できるんデスが、この条件がちょっと厳しすぎ。
費用もさる事ながら、必要アイテムが多かったり、妙に手に入れにくいものばっかりだったりと、何度もクエストを繰り返してようやく1つって感じだし。所謂、
MMOで多い廃人仕様って奴ですな。

…とは言え、敵の強さについては好みの問題だし、リアル感は出ている面もあるのでとやかく言いません。モンスターが強いからこそ、ハンターが必要になってるって世界だし。ただ、アクションゲームが苦手な人向けとは言い難いです。

また、システム的な制約の多さも、結構辟易とさせられました。
まず、クエストを受けないとフィールドに出られない事。採集、狩猟どちらにしても、行きたい場所のクエストを受けなければならないんデスが、その為に常に時間制限に縛られ続ける(大抵のクエストの時間制限が50分)のは、思ってもいなかったというかちょっと窮屈でした。

そもそも、スタミナ切れと武器の斬れ味の劣化(もしくは弾切れ)という制限が付いているので、どっちみちそれだけで実質的な時間制限はあるんだから(現地調達も出来るけど)、別にクエストの時間制限はいらないんじゃ…とは思いましたけどね。時間制限の中での宝捜しを延々とさせられるゲームとは思わなかったし。
特に、ヤバくなったら逃げ回るボス戦ではイライラしか溜まらないです。

時間の概念についても、村の時間経過のシステムは正直納得出来ません。時間経過が結構早いにも関わらず、メッセージを読んでいる時間も経過しているので、会話をしたり、掲示板を呼んでいる間に夜になったりとか、けっこうザラです。一応時間によって村の機能に制限はないものの、これじゃゆっくりとメッセージも読めないです。FFみたいに、一部でウェイト設定をかけるかどうかのコンフィグは欲しかったかなーと。

ついでにマイハウスで眠れば朝夜の逆転や季節をすっとばせるものの、それにかかる生活費が非常に高いので、ゲーム序盤は殆ど利用できませんし。その癖、最初のクエストから季節による制約を受けてしまうので、時期を逃したら延々と無駄な時間を過ごす羽目になってしまいます。

とにかく時間制限に縛られて、全体的に落ちつけないですね。
のんびりと村をウロウロしたり、フィールドマップを探索したりとか、まったりと遊べるゲームだと思っていたのに。

また、自由度も高いようでかなり低いです。武器や防具を作ろうと思っても、ステージ毎に取れるアイテムが限られている為に、出来る範囲がきっちりと決められてしまってます。その為、結局は同じ様な道筋になるんデスよね。しかも、新規クエストはなかなか出てこないし、敵が強すぎて歯が立たなかったりと、クエストの進行ルートも大体似通ってきます。

ぶっちゃけ、オフラインは敷かれたレールの上を走るゲームです。

どうせなら、最初から密林・砂漠・沼・雪山は行きき可能にしておいて、各ステージで最小から最大難易度までのステージを用意してくれれば随分と自由度は高まったんじゃないかと思うんですが。もしくは、レベルの低い素材を集めて高レベルの素材を生成する成長要素とか。アイテム合成のあるゲームとしては、随分とお粗末かなーと。

結論的には、自分が思っていたゲームじゃなかったなーというのが正直な所。単調な作業を延々と繰り返せる人じゃないと、あっさりと投げ出してしまうと思います。ロード時間の長さや快適とはいえない操作系も、我慢して遊んでいけばいずれは慣れてくるものの、やっぱりゲームスタート直後は、はっきり言って苦痛でした。ゲーム開始後数時間で投げ出すプレーヤーも多いって聞きましたけど、それも頷けるというか。確かに10時間位遊んでくると、色々と理解してくれるので少しずつ楽しくはなってきますけどね。

そんな訳で、個人的にあまりツボじゃなかったのはあるんデスが、あんまり人にはお勧めできないゲームですねぇ。ウィザードリィの様に自分でメイクしたキャラで好き勝手に遊ぶのが好きな人とか、自分で目標を設定して遊べる人じゃないと(今日は○○を集めようとか、武器を作ろうとか)楽しめないというか、ただ漠然と遊んでいると、あっという間に飽きます。

引き合いに出すのに適当かどうかは不明デスが、THE地球防衛軍2の様な自由度が欲しかったなぁと。”冒険してる”感覚は皆無だったのが非常に残念というか。ともあれ、個人的な総括としては、”それなりに楽しいけど、いつでも止められるゲーム”って所ですかね。まぁ、延々と繰り返す廃人仕様だけにこの位の方がありがたいですけど。

プレイ時間も、クエストによっては殆ど制限時間ギリギリまでかかるので、時間のない人には無理ですね。
3はPS3らしいですが、出来ればシームレスなワールドマップを実現して欲しいっす。

あと、PSP版との過剰な連動は勘弁してくだちぃ。

■総合評価:(10段階評価)
・グラフィック:9(ステージ、キャラのモデリング共に文句無く綺麗。PS2でも最高クラスではないかと)
・ストーリー:6(まぁ、あって無い様なもので)
・サウンド:7(町のBGMは特に印象に残らず。ボス戦BGMはカッコいいけど)
・操作性:6(左右スティックに十字キーを使う操作系は難あり。しかもボタンコンフィグが無いし)
・ゲームバランス:5(色んな制約が厳しく、難易度は相当高め。アクションRPGの様に、ちまちまと頑張っていればいつかは…というゲームじゃないので注意)
・お買い得感:7(プレイ時間だけはたっぷりと遊べるけど、長続きするかどうかは別問題)
・総合:6(ちょっと思いが違ってたので評価は低め)
・プレイ時間:遊びこんだら千時間単位のゲーム。
  

 

酒バトン

2006年7月3日(月曜日)

日記のネタに困ってたので、勝手にマイミクのなぎさんから拾わせてもらうことにしました。
暇つぶしにはバトンは最適なんですけどねー^^;。

Q1.好きなドリンクは?
ウイスキー(スコッチとバーボン)、缶チューハイ、スパークリングワイン(シャンパン)、リキュールを買い込んでカクテル作ったりと。スコッチはマッカランで、バーボンはメーカーズ・マークが中心。スパークリングはカヴァが好き。フォア・ローゼスのプラチナとかポール・ジロー辺りもいつか飲んでみたいですが。

あと、桜リキュールとCCレモンで”CCさくら”とか、たまたま立ち寄ったデパートでスク水フェアをやってるのを見て、ブルーキュラソーやホワイトチョコを使って「カクテルでスク水を表現してみました」なんて事をしては、カクテルの神様を冒涜するな謝れっっと自己嫌悪。

反面で、基本的に甘党な為、ビールとストレートの焼酎とジン系はちょっと苦手。ビールはコロナだけは例外で。つーか、俺にはドライ・マティーニは大人の味過ぎです(;´Д`)。ましてやチャールズ皇太子がやってたと言われる究極の飲み方なんて…。

…閑話休題。

Q2.好きな居酒屋ベスト3
広島市内だと、野球鳥くらいしか行った事が無かったり。
外だと飲むより食う方を重視するので、料理が美味くて高くない所が好みですかね。

Q3.ついつい買っちゃう市販のお酒
・3000円〜5000円位のウィスキー(1〜2ヶ月位でチビチビと)。
・缶チューハイ(ピーチ系が中心、氷結果汁シリーズも良く買う)。
・ホワイトキュラソー(オレンジのリキュール。カクテル作る時に汎用性が高いので、無くなるのが一番早い)。
・カルーアコーヒーリキュール(カルーアミルクはやっぱり外せない)。
・桜リキュール(サントリーのは、見かけたらとりあえずゲット)。
・雨後の月(地酒だと一番好き)。
・ボジョレー・ヌーボー。まぁ一応。

Q4.絶対外せないおつまみは?
とりあえず、じゃがりことチョコレート。 あと、カープかつや、イカの姿フライカープ仕様(どっちもスグル食品)も。
飲むのは食後が多いので、スナック菓子とかが多いっすね。
ビーフジャーキーも外したくないけど、高いので滅多に買えない…。

関係ないけど昔、栗羊羹と日本酒の組み合わせを試したけど、死ぬほど後悔しました(;´Д`)。某4コマ漫画の様に気持ち悪いでは絶対すみません。 脂汗が浮き出る心地というか。

Q5.何杯で酔う??
一度だけ酔った事があるけど、あの時は2時間位でビール2缶、ワイン1本、ウィスキーのボトルを半分減らした気がする…。んで、みんながすっかりと潰れてしまった後で「ふっ、だらしない奴らめ」とカッコつけてもう一杯煽ったあとで眠り込んでしまいました。

Q6.酔うとどうなる?
2時間位眠り込んでました。
逆に、中途半端に飲むと眠れなくなるけど。

Q7.過去最高の泥酔談は?
眠り込んだ後で吐いた。
妙にスッキリしたお陰で、二日酔いにはならず。

Q8.好きな飲みコールは?
コールというか、いいシチュエーションで飲みたいなぁ…と。
あと祝杯はやるけど、自棄酒とかは勿体ないのでやんない。

例:去年、野村謙二郎氏の2000本安打達成試合を観戦した後で、祝杯と言って飲んだくれたり。

Q9.以下は○×

★飲みサークル:【×】
興味はあるものの、ただ収入を酒代にそんなに回せないので費用にもよるかなぁ…と。

★酒豪:【△】
それなりに飲める方だと思ってるけど、それでも親父の若い頃には全然適わない気はする。

★宅飲み派:【○】
むしろ、外では滅多に飲まないかも。誘われた時だけ。 ただ、気分の問題と言うより予算の問題っぽいけど。

★一人酒:【○】
良く、土曜日の夜に飲みながらネットやってます。もしくは飲みながら野球ゲームもやるけど、こっちは変にテンションが上がり、応援歌歌いながらバッティングとかやって見逃し三振の山を築いたりするので困りもの。

あと飲みながらIRCとかでチャットやってるものの、段々と書き込むのが面倒くさくなります。
しまいには、呼ばれても億劫になるので放置魔呼ばわりもされてます。

あと、たまにテイスティングノートを付けたりしてるものの、基本的にボキャブラが不足してるので大して役に立ちません。

★酒癖悪い:【?】
人より早く潰れた事が無いのでどうかなぁ…。
留学時代の友人は、ケツで割り箸を割ってみろとか言い出してくるので困りますた。

★飲むと人格変わる:【×】
第三者からそう言われた事は無いので、そういう事にしておこう。
でも、動き回りたくなるって言うか、飲酒後にマラソンとかしたくなる人の気持ちはちょっとだけ分かる気が。

★アルコール中毒だ:【×】
去年骨折した時は、1ヶ月以上酒断ちしても大丈夫だったから、多分問題無し。
…ただ、何の理由も無く飲むなと言われたら苦しいかも(;´Д`)。

★吐くために飲む:【×】
流石にそれはどうかと…。

★3度の飯より酒だ:【×】
飯代を削ってまで…とは思わないかな。 酒はあくまで嗜好品。

★記憶なくしたことがある:【×】
ない…はず。

Q10。酒好きそうな5名を指名
指定は終了してます。尤も、受け取ってくれた人はゼロでしたけど(´Д`)。
まぁ、忘れた頃に受け取ってくれる人もいるんですが。
  

 

弊害

2006年7月5日(水曜日)


「外国人の男の人から声をかけられたら、すぐ逃げるんよ」

…今日の昼休み、子供にそう言い聞かせてる親を見かけました(;´Д`)。
もちろん、その影響源になっているのは、例の外国人が幼児を誘拐して殺害したあの事件。

うちの近所は出稼ぎのブラジル系の人が結構多いんですが(雇ってる企業が割と密集してるので)、以前からも「最近は外人が増えたので安心して住めなくなった」みたいな言葉も度々耳にしてます。

前時代的…と言うか、その根底にあるのは偏見なんだろうけど、こういった凶悪犯罪が起これば根拠になってしまう訳で。

勿論これは外国人犯罪に限ったことではないデスが、
犯罪者に優しい社会ってのは、人間不信を煽るだけというのをちゃんと考慮してくれてるんですかね、裁いてる方々は。
 

 

王者の悩み

2006年7月6日(木曜日)


■コカコーラの企業秘密売却の疑いで3人起訴 - 米国
http://www.afpbb.com/article/704411

コカ・コーラは企業秘密保守の厳しさで有名で、コーラの原液の作り方を知っているのは社内でも最高幹部の2人だけって言われてるんデスよね。
それで、特許も諦めてまで(レシピ公開が必要になるから)企業秘密として守り通してきた会社で、こういう事件が表立って出てくるのはびっくらです。

しかも、容疑者はライバル会社へ堂々と売り込むなどと短絡的にも程があるやり口で、「アホですか」としか言い様が無いし(;´Д`)。…まぁ、殺されなかっただけマシなのかもしんないけど。

ちなみに前に読んだ新聞のインタビューで、トヨタの幹部が今一番恐れているのは、”緩み”なんだそーです。ここ近年常勝が続いてるからこそ、緩みが起きて大事故を招いてしまう事を危惧してると。
…今回の事も、ある種のコカコーラ社の緩みですかね。

犯罪の発生ってーのは、環境が大きな要因なんだし。
 

 

市民球場観戦レポート(対ジャイアンツ戦)

2006年7月9日(日曜日)

さて、去年と比べたら早くもとなる今季10試合目の観戦(去年は年間で10回だったので)は、にっくき対読売ジャイアンツ戦。 いくら最近は調子を落としているからって、容赦は無用。
とは言え、
先発は大竹なので、不安感は拭えないんデスけどね^^;。

・あれ?台風どこぉ?
…確か前日までの予報だと、台風の影響で西日本は大雨に注意…なんじゃなかったのかよ、おい?とツッコミたくなる位に
本日快晴。結局、強い風も無い30度を超える炎天下で、雨具を持ってきた俺が激しく馬鹿みたいだったり(;´Д`)。
まぁ、勿論その方がいいんデスけどね。

*ただし、昨晩に随分と降ったらしく、今日の開門は40分遅れでした。

・初めてのセンター席。
今日は、熊野の鯉サポさんの御好意で、初めてレフト側センター応援団付近(最前列)に陣取り。前田や森笠がすぐ目の前で見られるのが嬉しくて、ミーハー心丸出しで写真を撮りまくりだったりして(笑)。
あと、
投手の球筋が非常に分かりやすかったので、投球を見たい場合はいい席デスな。

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←ライト側では撮れない前田様のアップ。

また、ライトと比べて日陰になりやすい事もあって、結構快適な観戦だった反面、いつも陣取ってるライトの応援団付近に比べるとやっぱり静かだったかなーと。ちなみに近くにいた女の子には、おいらの赤アフロをかぶって応援する姿を、ずっと珍しい物を見る目で見られてますた(´Д`)。

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←大体こんな感じ(座った状態)。巨人戦だけ合って内野もぎっしり。

・サプライズがあった両スタメン。
カープの先発は予定通り大竹で、巨人は…西村?!確か金曜日の終盤で出てた気がするけど…あの時は150キロ台の球を投げてたし、調子の良さを買っての起用ですかね。

…それとも、広島市民球場って事でファンサービスのつもりですか?粋と言えば粋かもしんないけど、そんな事やってる場合か、おい?というのが観客の大方ではなかったかと。
一方、カープでは
3番にセンター浅井と告げられて、こっちもサプライズ…と思いきや結局は偵察で起用されたのは森笠。まぁ、順当ではあるんだけど、ちょっと見たかったかも^^;。

また、巨人に移籍した木村拓也は今日も8番セカンドでスタメン。カープ側からも大きな拍手が起こってました。
これって交流戦だと珍しくは無くなった光景でも同リーグ、しかも巨人戦でってのはある意味歴史的な事のような^^;。まぁ、勿論キムタクがそれだけ愛されてるって事ですが。

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・三次の応援団はいいけどさ…。
今日は、二階席に三次から約700名の応援団が。試合前にも、オーロラビジョンやバックスクリーンで7/29にある三次きんさい祭りのアピールをしてました。つーか、梵と永川がヒーローだった昨日来ていれば完璧だったのに(笑)。
…はともかく、個人的には一塁側で”頑張れ二岡”の応援ボードを出すのはやめて欲しかった気も。

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・今日の大竹はほぼ文句なし。
今日の大竹は、いきなり2者連続三振と上々の立ち上がり。その後もポツポツと出塁は許すものの、要所を抑えて7回まで無失点に抑えてました。
7回にアリアスに一発を打たれたのは残念だけど、それでもボール3から勝負に行った所を打たれた球なので、まぁ仕方が無いかと。
最悪なのがアリアスに四球で阿部に同点3ランってケースだし、後々まで引きずる打たれ方でも無い事を考えれば、しゃーないかで済ませてしまうのが妥当では。
今日は大崩れもせず、安定感を保ったまま充分な仕事をしてくれました。拍手。

・大竹・広池との高相性を見せた倉。
今日の倉のリードは去年のパターンに近い内角責め中心で、あまり荒れなかった大竹とは高相性を見せてました。元々球威は高い大竹だけに、調子がいい時なら倉のリードが生きてくるはず。
また勝ちは付かなかったものの、2試合連続で倉のお陰って言葉も出てきた事だし、しばらくはこのバッテリーでいいんじゃないっすかね。エースの黒田と組み続けてる倉が、大竹が黒田の領域まで近づく為の指針になるんじゃないかと。
また、今期は何気に高相性な広池とも、いいコンビを見せてくれてました。

こちらは力で押すというよりはフルカウントを使って打者を幻惑する組み立て。常に四球の緊張感に苛まれながらも、決め球ではビシっと決めて2者連続三振。お互いの信頼感が伺える内容でした。

ただ、反面でやっぱり横山とは考えさせられる部分が多かったんデスが…(それに関しては後術)。

・審判はジャンパイア気味。
最後の最後で原監督の猛抗議はあったものの、
今日の審判は基本的に巨人寄りの印象。 特に外角低めに対する判定が厳しく、大竹でボールだったのが西村だとストライクだったりと、カープ側から見てもふざけんなって事は少なくなかったので。
ただ、その反面で内角の厳しい球は比較的ストライクを取ってくれたので、この辺も倉のリードがうまく噛みあった要因デスかね。

・笑ってしまう位に理想的な栗原の一撃。
カープ2回の裏の攻撃は、アリアスのエラーに前田の渋い内野安打で繋げたかと思うと、栗原がバックスクリーンに決めた先制3ランと、思わず笑ってしまう様な鮮やか過ぎる先制劇。
小さいミスが確実に失点に繋がるのはカープのお家芸だけど、それを逆にやられてしまう辺りが、今の巨人のどうしようもなさって所ですかね。

・最前列は椅子が低い…。
ちと閑話休題。1回の裏をずっとスクワット応援やってて気付いたんデスが、最前列って、後列に比べて椅子が低いみたいっすね。お陰で、いつもの場所だと平気で最後までスクワットをやるおいらも、今日は2回の裏で既に疲れを感じてました(;´Д`)。
つーか、おいらの周りでもスクワットしてる人は殆どいないと思えば…ああそういう事ですかいと。

・怖れていた事が現実に。
…というのは、おいらの後ろ、熊野の鯉サポさんの隣で応援されていた人の台詞デスが、
レフトスタンドでキムタク応援中、少数ながらスクワット応援してる人達を発見。
うああ、カープからの移籍選手って事でスクワットのスタイルをパクられてるよ(;´Д`)。

全く、色んな所からパクリまくってすっかりとごった煮状態っすね、巨人の応援スタイルは。
…いやまぁ、それでもジャイアンツファンのスクワットも、キムタクへの好意の表れでもあるとは思うので、複雑な所ではあるんデスが。

・好守が多かった好ゲーム。
2回の裏はエラーがらみがあったとは言え、今日のゲームはカープ、巨人ともに好守の多かった好ゲームでした。東出が見せた物凄いファインプレーもだけど、何より今日は新井の動きが実に軽快。4回の表、2つの四球で得点圏にランナーを出してピンチだった所で、阿部の三塁への痛烈なライナー横っ飛びキャッチしたりと、反応速度がいつもとは確実に違ってた気が。

この辺は、ブラウン監督のノックの成果が出たって事ですかね。梵もいい動きを見せてました。

・5回の裏のアレは正直不愉快。
今日の5回の裏、広島の各放送局から女子アナが出てきて地上デジタル放送をアピールしてたけど、悪いけど俺は正直不愉快でした。今日700人の大所帯でやってきた三次の応援隊の人達や、”広島東洋カープ応援隊”のたすきをかけてやって来たどーも君達みたいに、カープの応援をしながら自分の所をアピールするのが普通だろうに、今日の連中はカープを無視してひたすら自分達をアピールするだけで、挙句にはしつこい位に「地上デジタル放送で会いましょう」を連呼させられるのは、何なんだよ、おいみたいな。それですっかりとスライリーの出番も奪われてしまい、逆に損した気分っす。

…いやまぁ、地元放送局から多額の使用料を払ってもらって出演させたっていうのなら、話は別デスけどね^^;。
0709_g.jpg (19922 バイト)
 0709_h.jpg (17139 バイト)←スライリーも手持ち無沙汰そう^^;。
↑ちょっとクド過ぎ。

・じゅんじゅん。
一緒に見ていたうちの妹のお気に入りの選手は、嶋、栗原だったんデスが、つい最近は廣瀬に入れ込み始めたとの事^^;。ワイルドもいいけど、ああいうヒゲの似合うイケメンも好きらしい。
んで、試合中に「じゅんじゅん出せ〜」とか言ってるので、「何なんだよ、このニックネームは…」とか突っ込んでいると、8回の裏で代打として出た時に、恋組のお姉さん達が”純純”のボードを持ってるのを発見。

…ああ、つまり廣瀬が”じゅんじゅん”なのは女性のコモンセンスですか。

・巨人は本気を出すのが遅すぎ。
巨人は7回の裏から高橋尚、追いついた9回の裏は豊田を出して、本気で勝ちに来ているのを感じたけど、時既に遅し。最初から本気で勝つつもりなら、先発で西村を出さなきゃ良かったのに、後手で状況が良くなってきたから切り札を投入するのは負け組の采配ですぜ、原監督。

高橋尚も豊田もいまいちピリっとしなかったのは、結局は監督の迷いが出てるからではないかと。

・横山は奪い取った勝利を恥と知れ。
8回の裏から始まった中継ぎサスペンス劇場。その第一幕の広池はどうにか三者凡退で抑えると、9回のサスペンス劇場第二幕は永川で無くて横山が登場。まぁ、永川は連投が続いてるし、危なっかしいという意味だと大差無いって事で、横山の起用も別に文句は無かったんデスが…まさか、いくらなんでも…と
怖れていた事があっさりと現実に。

佐々岡の前回登板日と同じく、イスンヨプに初球を内角高めに失投して土壇場で同点ホーマーを食らい、大竹の勝ち星が消滅。これは倉の要求していたミットより遥かに上の甘い所へ入ったので、ほぼ100%横山の責任。

いくら失投とは言え、一番怖いバッターの初球に一番甘い球を投げるってのは本当にどういう神経してるのかと。マーティは「ダメなのはあの一球だけだ」と庇ってたけど、短期間で同じ失敗を繰り返した以上、お咎めなしは通用しないのでは。

つーか、これだけ内角の失投が続くと、倉のリードも逆効果ですかねー…(;´Д`)。
これじゃ怖くて内角ストレートを要求できないけど、だからと言って外角ばかり放らせても読まれてしまうしで。

ともあれ、横山は佐々岡、大竹から奪い取る形になった2勝は、悔しさを噛み締めながらその胸に刻め。んで、最低でも今シーズン中に1回は佐々岡と大竹に「横山が踏ん張ってくれたお陰」と言わせる事。そうなって初めてその2勝は烙印から勲章に変わるんだから。

・ただ、やっぱり野手にも責任はあるとは思うんデスよね。
…とは言え、横山だけが悪いのかと言えば、2回の裏に3点を取った後で一切追加点を取れなかった野手の責任も大きいんデスけどね。結局、今期の中盤から後半にかけての得点力の低さが、先発投手の勝ち星を潰してるんじゃないかと。毎回毎回1〜2点差を守れと言われても、そりゃ辛いわなーと(;´Д`)。

・あんまりにも劇的な幕切れ。
9回の表の同点アーチで、いきなり天国から地獄に突き落とされるものの、9回の裏、2アウトランナー無しからまさかの(失礼^^;でも本当にアレはまさかだよ…)サヨナラ劇。
このまま延長かなぁ…と思っていた所へ井生がヒットで出塁した時も、ランナーが一塁だと東出で返すのは難しいし、やっぱり延長かな…と思っていた所へ、井生がギャンブルスチールを決めた後で、東出がすかさずセンターへサヨナラヒットを放って劇的過ぎる幕切れ。
針の穴を通す様な狭いサヨナラの道を見事に物にした、去年までは考えられなかった見事な勝ち越し劇に、狂喜せずにはいられませんでした。

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・影のヒーロー、井生。
今日のお立ち台は東出なのは当然ながら、出来れば井生も一緒に出して欲しかったですね。
結局、東出のシングルヒットがサヨナラタイムリーになったのは、盗塁を含めた井生の好走があったからこそで。最後の迷いのない走塁も素晴らしかったし、今回の勝利は井生無しでは語れません。

…ただ、
盗塁をアウトと勘違いして戻ろうとしたのはいただけないっすけどね^^;。

つーか、球場で見ていた時は、原監督はアウトとセーフの判定に抗議しているのかと思えば、後でその事を知ってびっくら。つまり、あの時審判が好意でタイムをかけてくれなかったならチェンジだったとは。
そう考えると、ゲームの勝敗を左右する局面で、なんつーミスを…って思うものの、それでもいい方向に流れて勝ってしまうのは、チーム状態の良さゆえですかね。
ついでに、今日は巨人よりの判定が多かった割に、最後の最後でアシストしてくれましたか(笑)。

ただ、試合後のニュースを見て言いたいんデスが、今回のケースで言えば、原監督は審判に抗議する前に豊田と由伸を責めるべきでは。 特に由伸のボールを取った後の怠慢な返球が間違いなく昨日の致命傷なので、そこの所をきちんと正さないと浮上なんて出来る訳ねぇだろと。個人的には井生が3塁から止まらなかった時に「あ、やべっ、勇み足っっ」って思ったんデスけどね。昨日の負け方を誤審(ですらないけどね)の所為にするのは、所詮負け犬の遠吠えです。

…まぁ、とりあえず井生は正座じゃなくて、焼肉屋で反省会ですかね(笑)。

・シンプルで、正しいマーティの起用法。
今日の打者の起用法は、実にブラウン監督らしいというか、シンプルで分かりやすいものでした。
それは、”ヒットを打てば次があり、無ければライバルにチャンスを与えられる”という事。

今日は嶋が7番でスタメンだったけど、それは先日の代打でヒットを打ったからだろうし、森笠が8回の裏で代打廣瀬を送られたのは、勿論投手との相性はあっても、今日森笠に打撃で全く良い所がなかったからで(本来は廣瀬は前田の代走・守備固めで使われる予定だったはず)、倉が9回の裏で代打を出されなかったのは、まず2打席目に好守に阻まれながらもタイムリー性の鋭い打撃、3打席目はヒットを打って好調をアピールしていたからであって。
勿論、マーティの起用法でも完全に公平とは言えないとは思うものの、出来うる範囲でいい競争の雰囲気を作ってるんじゃないかと。東出の必死さとか見てても去年とは全然違うし。

・一応総括としては…。
個人的にはやっぱり大竹の勝ち星がまたフイになった事で、手放しに喜べないものはあるものの、やっぱり4連勝とチームが乗りに乗ってるだけに、初めてサヨナラゲームを観戦した事を喜ぶべきかなーと。お立ち台が逃げた栗原も腹を抱えて笑い転げてたし、大竹もサヨナラの輪に入って終始笑顔でした。

まぁ大竹は勝ち星が付かなかったものの、今日みたいなピッチングをしていれば自ずと勝ち星は付いてくるものだし、横山が打たれなければ栗原と共にお立ち台確定だっただろうしで、今日のゲームの勝利に貢献した評価も下がる事は無いです。
今の勢いなら、タイムリー欠乏症で低迷気味の阪神にも遅れはとらないと思うので、地獄の9連戦も期待してます。

■追記:
…あ、そーいえば試合後、ライトの応援団が木村拓也の応援歌を歌ってエールを送ってました(笑)。
おいらも、ゴミ拾いやりながらライト側から流れて来るトランペットに合わせて歌った後で、「かぜーをきーりーはーしーれー、きーむーらーたくやー…ってえっ?!」みたいな感じで^^;。
つーか、他球団に移籍した後でもここまで愛されてる選手はいないのでは。

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↑おまけ。スライリーにお立ち台を占拠されて、どーしたもんだと相談する職員の方々^^;。

  

 

矛先が違うだろ、おい

2006年7月13日(木曜日)


http://job.yomiuri.co.jp/news/jo_ne_06060108.cfm

やるべき事は郵便も例外と認めないじゃなくて、むしろ荷物積み下ろしに関しての緩和だと思うんだけどさ。
つーか、駐禁を減らすというお題目を上げながら、警察庁の金の亡者っぷりは凄まじいですな。
全く、運送業を何処まで虐め回せば気が済むのかと。
  

 

チャレンジャーバトン

2006年7月14日(金曜日)

マイミクのNotMedinaさんから指定型バトンが回ったので、試してみました。
お題は「チャレンジャー」。
…って懐かしいな、おい(;´Д`)。遊んだのは小学生の頃だよ。
やらなきゃハドソン、やってもハドソン。

■■■ [指定型★バトン]のルール ■■■
◆廻してくれた人から貰った【指定】を【 】の中に入れて答える事
◆また、まわす時、その人に【指定】する事

◆最近思う【チャレンジャー】
中断機能を付けてファミコンミニで出ないかなぁ…。
あと、密かにハリウッド映画化希望。

◆この【チャレンジャー】には感動!!!
最終面の、プリンセスが囚われた牢屋を含めたマップ左半分が恐竜になってる芸の細かさ。
あと、ファミコンの癖にボリュームが多すぎ。

◆直感的【チャレンジャー】
チンチンと踏み切りの音が鳴ったらナイフ。

◆好きな【チャレンジャー】
音楽だけは外さないハドソン。あと、1面の列車は結構インパクトあった。

◆こんな【チャレンジャー】は嫌だ!
ドン・ワルドラドにナイフ16発で最終面にワープ。
あと、操作ボタンがスーパーマリオと逆なのは嫌がらせだと思った。

◆この世に【チャレンジャー】がなかったら
多分、ちょっと時間がかかるとか難しいからってすぐに投げ出すヘタレになってたです。
…ゴメンなさい、とか言いながら結局クリア出来ませんでした(´Д`)。俺はヘタレです。

◆次に廻す人5人(【指定】付きで)
指定は終了してます。
ただし、やってみたい人がいたら、お題を指定しますけどね。
  

 

連休の過ごし方

2006年7月16日(日曜日)

この連休は、一応広島市内に1日だけ用事が出来たので(仕事絡みでもないから結局は遊びだけど^^;)、日曜の今日をのんびり過ごして月曜日に行こうと決めたら、親から「今日行って明日休んだ方がいいんじゃない?」と。
…まぁ、確かに普通はそうなのかもしんないけどね。

でも、俺は連休の最終日に何もしないで過ごす空虚感というか、何とも言えない侘びしさが何よりも苦痛だったりして(日曜日の夕方にサザエさんのエンディングを聞いた時の感覚)。

…とか言いながら、結局今日は身体を休めるどころか、往復50km程サイクリングしてたんデスが^^;。
んで、着いた先の砂浜で泳ぎもせずにトンネルだけ作って帰ったおいらでしたヽ(´ー`)ノ。

その時に撮った写真は以下の通り。

0716_a.jpg (22068 バイト) 0716_b.jpg (12693 バイト)

0716_c.jpg (26896 バイト) 0716_g.jpg (20296 バイト)

0716_e.jpg (17599 バイト) 0716_h.jpg (36406 バイト)

…って事で、さる浜辺でダンジョンの入り口を発見しますた(笑)。
 

 

ファミマの佐世保バーカー食ってみた

2006年7月27日(木曜日)

お昼時、久しぶりに立ち寄ったファミマで、話題の(?)佐世保バーガーが売られていたのを見かけたので購入してみる。
…いや、一個360円だったので割と悩んだけどね(;´Д`)。ファミマだったらお気に入りの和風ツナやらイタリア風ミートスパが買えるしさぁ。

■写真はパッケージに入った状態と、開封時。

sasebo01.jpg (56834 バイト) sasebo02.jpg (48885 バイト)

やっぱりパッケージのイメージに比べたら、思ったより小さいかなぁ。
んで、早速食べてみると…。

うーんー。

佐世保で売られてる本場のを食べてないので何とも言えないけど、ファミマ版は特筆すべき程のものでもないかね。強いて言えば、ミートパティの味にちょっと留学時代の懐かしい感じがしただけで。
現地の店頭で調理したての物を食べたら美味いのかもしんないデスが、冷凍食品化してしまえば他のハンバーガーと大差はないって事ですかね。

つーかぶっちゃけ、マックの月見バーカーの方が美味かった感じが(´Д`)。

とりあえず、話の種に1回で充分かなと。
…という話を、以前佐世保に住んでいた妹に聞かせて食わせてみたら、
「あんなのと一緒にすんな」と怒られました(´Д`)。
   

 

小さな大投手が…。

2006年7月29日(土曜日)


■元広島監督の長谷川良平氏が死去
http://www.chugoku-np.co.jp/Carp/Cw200607300193.html

享年76歳ですか…。寿命と割り切るには少し早いですね…。
カープ一筋14年、長谷川問題でゴタゴタした後も、自分を暖かく迎えてくれたファンの為に、エースとして勝ち星を重ね続ける事が自分に出来る恩返しだと、孤高のエースとして君臨し年間30勝を成し遂げた大投手が…。

残念ながら、現役時代の長谷川氏を実際にこの目で見た事は無いですが、カープに関連する書籍を読むたびに、「この人こそエースの中のエースだ」と思ってました。

「巨人に入ってたら、もっともっと勝ち星を挙げられたのに」と質問されると、「逆に弱小球団のカープだったからこそ、ハングリー精神を持ってここまで頑張れたんだ」と胸を張った長谷川氏。名古屋出身ながら、正に広島の救世主でした。

エースの誇りを胸に、たとえ誰が相手でも逃げる事無く向かっていき、そして最後まで勝利にこだわり続けた気高き英雄。是非、長谷川氏の精神は黒田が受け継いで欲しいな…とは思うんですけどね。勿論、大竹や長谷川も。

……ともあれ、合掌。謹んでご冥福をお祈り申し上げます。
 

 

呉の花火大会に行ってきた

2006年7月29日(土曜日)

先月、デジカメを新調した身としては、花火撮影に挑戦するっきゃねぇとばかりに行って来ました呉花火大会。
一昨年(去年はスルー)は呉桟橋から見ていたけど、今回は大和ミュージアムからより近い位置で見られる様になってる模様。

んで、さっそく挑戦してはみたんだけど…。

hanabi2006_f.jpg (27108 バイト) hanabi2006_c.jpg (32890 バイト)

hanabi2006_d.jpg (20261 バイト) hanabi2006_e.jpg (15419 バイト)

hanabi2006_h.jpg (32604 バイト) hanabi2006_a.jpg (20818 バイト)

…あ〜、やっぱり難しいや(´Д`)。
モードを変えたら、一番右下みたいになっちまったし。
   

 

市民球場観戦レポート(対横浜戦)

2006年7月30日(日曜日)

さて、3週間ぶりの観戦は対横浜戦。確かに見所はあったんだけど、結果的には酷い試合でした。ブラウン監督への友好度も半減したし(信頼度パラメーターとは別)。

従って、今回もかなり毒気味なので注意。

・無邪気なクルーン。
球場入りすると、ちょうど横浜の練習真っ最中。
ライト〜センターの外野でダッシュしていたクルーンの姿を見かけて、普段はアップで見られないからと写真を撮っていたら、カープファンで埋まりかけているライトスタンドの柵までやって来て、手を振ったりとか、子供達と握手してたりしてました。この前の古田にサインを求めて行った時といい、クルーンは無邪気やね。

昨シーズンオフは随分と金ゲバの側面も見せられてたから、個人的な印象は良くなかったけど、ああいう陽気さはいいんじゃないかと。

0730_a.jpg (26267 バイト) 0730_b.jpg (27738 バイト)

・先発は、大竹vs牛田。
カープの先発は予想通り大竹。捕手はどうするのかと思えば、これも個人的には予想通りだった石原。どうやら、後半戦に入ってから投手ごとの固定はやめたみたいで、1日おきに交代って形にしたみたいっすね。
そろそろ蓄積し始めているはずの疲れに考慮しているのか、それとも最早投手との相性なんてどうでもいいのか。

0730_e.jpg (15822 バイト)

…まぁ最終的に捕手を併用しないで天秤にかけてるというのなら、ローテーションで構わないとは思うんですけどね。改革中のチームに聖域は作らないに越した事はないんだろうし。

・ハジけたり怒ったりと、忙しそうなスライリー。
今日のスライリーは夏仕様。しましまシャツの上にアロハ、更にゴーグルやサーフボードと随分ハジけた出で立ち&パフォーマンス。ミッキー君登板日だけに、負けじと目立とうという腹でしょーか。

あと、今日はやけに怒ってたシーンが多かった感じが。
ボードを投げてよこした職員の兄ちゃんに怒って水鉄砲片手に追いかけて行ったり、横浜の練習中に何故か怒ってたり(理由不明)、7回の裏で風船を飛ばす時も、柵の前で待機している職員に相手にされずに怒ったりと、今日は何かと短気なスライリーですた。

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0730_f.jpg (26429 バイト) 0730_k.jpg (10472 バイト)←ゴメンなさい、調子に乗りすぎましたの図^^;。
↑遂に観客にまで銃口を向けるスライリー。

・相変わらず立ち上がりが弱い大竹。
今日の大竹は1回は無難に抑えるものの、2回の表に古木にホームランで同点にされると、続いて内川にツーベースを打たれて序盤から崩れ気味。
1回も3者凡退とはいっても球数が多く、ちょっと苦しいかなーとは思ってたけど、勝ち星を挙げた前回は尻上がりに良くなっていったのに対して、今日は逆に中盤にかけて崩れ、4回、5回と失点を重ねて結局2ホーマー含む5回5失点。エース候補としては合格点とは言えない内容。

でも、そこまで大荒れだったとは思えなかったんですけどね。悪い時の大竹はあんなもんじゃないし、暴投気味の無茶苦茶な球を投げてたのはむしろ牛田の方。
個人的には今日は石原の方に問題があった気はするんですけどね。同じコースばっかり要求してるし。調子は悪くても捕手のリードでどうにもならなかったレベルとは言えないでしょ。

・内角の判定が厳しかったんだからさ…。
そもそも、今日のストライクの判定は、
随分と内角には厳しかった印象が。
なのに、
内角責めを延々と続けてるのはどーなんだろと。内角が厳しいからと言って外角一辺倒にってのは愚の骨頂としても、わざわざ不利なやり方で戦っていた感じが。

大竹の投球数が無駄に多かった原因の1つも、ここなんじゃないかなーと思わないでもなかったり。

・1、2番が噛み合ってないなぁ(;´Д`)。
1回の裏、まず先頭打者の東出がヒットで幸先よく出塁し、次の松本高が送りバントを試みるも、いきなりファールフライになりかけてヒヤリとさせられますた(;´Д`)。

その後も果敢にバントを試みるものの、応援が一周して「しっかり送れ、たっかあき〜♪」とエールを送った直後、突然スイングに変えてショートフライ。その後、新井が長打を放って東出を返したのでチャラで済んではいるものの…全然噛みあってねぇやん(;´Д`)。

つーか、松本高は2番向けじゃないのかな。はっきり言って繋ぎが下手過ぎ。2番打者としての自分の役割を理解しないで打席に立ってる印象があったので、その辺はちゃんと教育してやって欲しいですかね。それか無理しないで1番に置くか。俊足で内野安打を量産出来る彼は1番で出塁に集中させるほうがいいのかも。

つーか、今日の高明君は良い所は1つも無かったですね。守備でもエラーを含めて随分と足を引っ張ったし。今期の実績を考慮しても、二軍落ちさせられても文句は言えない内容で。
まぁ、若いんだしこれからまだまだ伸びるんだろうから頑張れ。ただし、ちゃんと反省はしてくだちぃ。

・今日のハイライト〜♪
今日の試合の一番の見所は、やっぱり4回の裏、4−1とリードされた局面での前田、栗原の2者連続アーチ。その後の森笠はレフトライナーで倒れたものの、あれもヒット性の当たりで一気に流れがカープに傾いてきました。
反撃の狼煙になった前田のホームランは、正にキャプテンの一撃ですね。あれで随分球場も盛り上がったし。

・中継ぎは、一部を除いてよく頑張った。
さて、5回まで投げきって降板した大竹デスが、その後に出てきた中継ぎ投手の長谷川、青木、佐竹、8回の表までの林は良く頑張っていました。毎回の様にランナーを背負ってピンチを招くものの、踏ん張りを見せて6〜8回まで無失点に切り抜けてたし。
しかし9回の表に松本高のエラー、林の死球で1死満塁、そして替わって出てきた高橋建(どよめき)が”予想通りに”あっさりとぶち壊してくれて10−4。8回の裏に逆転しないとクルーンが出てくるからと必死で応援してたけど、最早クルーンが出てくるまでもない状態に(結局出てきたけどさ)。

…つーか、肝心な場面で死球を出したのは今期何度目だ林ぃ(#´Д`)。
お陰で、いくら防御率は良くてもあんまり信頼は出来ないんデスよね…。

んで、建さんについてはなんていうか…。
怒りを通り越して笑いしか出てきません。ライトスタンドも「あ〜あ、やっぱりか」という溜息はあっても、罵声は殆ど聞こえませんでした。ただ古木に打たれた後で、ゾロゾロと出口に行列が出来ていっただけで。

まぁ冷静に考えれば、確かにゲームをぶち壊したのは建さんのせいだけには出来ない部分もあるとは思います。なにせ、1死満塁で1点もやるなって場面で送り込まれたんだし。
松本高のエラーと、林の土壇場での死球が元を正せば悪いんだから。

それでも代わり端の初球を古木に弾き返され、続けて内川、吉村と3連打されたんじゃ、どっちみち使い物にはなりませんけどね(;´Д`)。今日の成績だと、仮に2死ランナー無しでも1〜2失点はしてるって事だから。走者の有無でプレッシャーも変わると言われそうだけど、つい先日(26日)の巨人戦の事もあるし。

ちなみに帰り、広島駅に着いた時にすれ違った人から今日の試合の結果を聞かれたんデスが(レプリカユニ着たままだったので)、建さんが5失点で勝負アリでしたと報告したら
「あ〜、建さん出たならしょうがないか」という台詞があっさりと返って来ました。

…もう、ファンにとっては建さんは一軍で居場所が無くなりかけてるって事ですかね。
まぁ、佐々岡も去年はそういう状態で再生したんですけどね。

・”また”勝負を投げましたか、マーティー。
先ほどの1死満塁で高橋建がリリーフで送られた時、「あーあ、今日は諦めて次のヤクルト戦へ選手は温存か」って声が後ろから聞こえたんデスが、俺がそれを実感したのは、3連打を浴びても全く動こうとしないベンチを見てです。

…つまり、
今日はもうどうでもいいから好きにしてくれって事ですか。

去年も佐々岡が9回に6失点しながらベンチが動こうともしなかったけど、まさかあの時の悪夢をもう一度、しかもブラウン・カープで見る事になろうとはね。
あと、9回の裏にも1死ランナー無しで石原に代打を送らなかったし。6回はともかく、ここはどう考えても代打でしょ。今日は良い所も無く無安打なんだし。

ああ、もう試合はとっくに諦めてるから、無理して緒方とか出す必要もないですか。そーですか。それとも、石原にクルーンの剛速球を肌で感じさせるための育成ですか。…それは失礼しました。

だったら、バッティングマシーンで好きなだけやらせてろよ(#`Д´)。

…とりあえず、これで6/13に続いて、球場で監督がゲームを諦めたと実感させられたゲームは2試合目。だからと言って、今期はもう球場に行かない…とは言いませんが、少なくとも一緒に観戦していた妹には申し訳なくて誘えなくなったかなぁ(;´Д`)。寂しそうな顔して、「見にきたあたし達って馬鹿みたいじゃん」って言ってたし。
…うん、そうなんだよ。馬鹿じゃないとダメなんだよ…としか答え様がなかったです。

あと、おいら自身もブラウン監督への見方を変えます。
過程はどーでもいいから、結果だけ出してください。
今年からは雰囲気が変わって面白くなったねと思っていた気持ちはすっかりと冷めましたから。

・ある意味6回の裏で、勝負アリ。
とは言え、今日の敗北の予感は6回の裏で既に固まっていたので、負けそのものはショックではないデスけどね。6回の裏、新井と前田がヒットで繋いで無死1、3塁でバッター栗原という絶好のチャンスに僅か1点しか取れなかった所で、今日は勝負アリかな…って予感はしてました。
栗原については前の打席でホームランを打っているだけに責めるのは酷だけど、あの場面であっさりとファールフライを打ち上げた所で暗雲が立ち込めてたし。栗原もまだまだ不動の4番には遠いって事ですかね。
あと、1死1、2塁で石原に代打を送らなかったのはどうなんだろうなぁ…と。

一応、結果で言えば次の廣瀬があっさりと凡退したし、良かったのか悪かったのかは判断が難しいのかもしんないけど…ただ、もし監督の頭の中で、未だに石原に「最低でも犠打は出来るだろう」という幻想があるならとっとと捨てちゃってくだちぃ(;´Д`)。今回も結果的には進塁させるゴロで終わったけど、ゲッツーと紙一重だったし。

・仕事は完璧にこなしたミッキー君も…。
今日はオールスターで役割を果たした凱旋登板のはずが、不敗神話に泥を塗られてしまいましたな(;´Д`)。足を怪我していたらしいし、まさに踏んだり蹴ったりだったのでは。

…まったくもってお疲れ様です。

0730_j.jpg (13865 バイト)

・石原はゲーム後半にガッツは見せたけどさぁ…。
今日の石原は6回の裏にはヘッドスライディング、9回の表ではクロスプレーでセーフの判定に激昂したりと、珍しく闘志を全面に出したプレーが見られたけど…。

ただ、見も蓋も無い事言ってしまえば、正直ヘッドスライディングとかするより、普段からそうする必要が無い仕事をして欲しいですけどね(´Д`)。6回の裏は内野ゴロを打った事自体がアレだし、9回のクロスプレーで怒るにしても、以前に3回の表のクロスプレーでアウトに出来そうなのを出来なかったんだからさ。

闘志溢れるプレーを否定する気は更々無いデスが、一度ミスした後で根性見せる風潮はやめておこうよと言いたいのが本音だったり(´Д`)。この前の巨人戦での前田もそうですけどね。
カタルシスを追求してる脚本家じゃないんだからさぁ。
そもそもヘッドスライディングは故障の元になりそうなので、本音を言えば出来れば多用しないで欲しい所。

・マーティ就任時のあの台詞は忘れてあげます。
確か「ファンのみなさんには、球場に来てもらえれば楽しい試合にすることを約束します」って言ってた気がするけど、この台詞はとりあえず忘れてあげます。
確かに若手育成では成果も出てるし、
マキャベリの如くやっちゃってください。

…ただ昨日亡くなった、勝利への執念の固まりとも評された長谷川良平氏が今日の試合の解説してたら、果たして何て言ったでしょうね。
今日の試合が土曜日のゲームでなくて心底ホッとしてる自分がいたりして(´Д`)。


■おまけ

0730_d.jpg (21011 バイト)←嶋にセクハラする廣瀬の図(笑)。 0730_l.jpg (14135 バイト)
                                         ↑ラッキー7で警備員に絡むも、華麗にシカトされる。
  

 

ようやく遊んだゲーム:ウィザードリィXTH2 無限の学徒

2006年7月−−日(−曜日)

…いや、本当は発売日に買ってたんデスけどね^^;。XTHが中途半端だったので、せめて区切りのいい所まで…と思って遊び倒してたら結局やり込んでしまい、半年遅れになっちまいますた。
ともあれ、ようやくXTHがコンプリートと言えるレベルまで進めたので(レベル99、全クエスト制覇、隠しボスも撃破)、晴れてXTH2をスタート。

さて元々学園ウィザードリィと、ウィズを冠する作品としては異色作だった前作デスが、今回は前作では名前だけ出てきた式部京が舞台になり東洋テイストが思いっきり濃くなり、”和風学園ウィザードリィ”とますますキワモノ…もとい、独自色が強まってます。

登場キャラも大幅に増え、前作以上に濃い…もとい、アクが強い個性的な面々が増えてるので、この辺は、オーソドックスな洋風学園だった前作のシナリオ2という事を考えたら面白いんじゃないっすかね。インターフェイスウィンドゥのカラーも赤から紫に替わって、フォントが大きくなった事と併せても随分と目に優しくなってます。

ともあれ、早速転入させて遊んでみたんデスが…。
…なに、このギャルゲ(´Д`)?

いや、元々前作もギャルゲーっぽさがあったし、そういうクエストもあったけど、今回は輪をかけてギャルゲーっぽくなってます。前作と比べて、登場キャラに女性キャラが大量に増えてるんデスが、序盤からモテイベントばっかりなので、おいおい何じゃこれは…と。
色恋沙汰は起こりまくってるわ、宝捜しイベントが起きたと思えば、行き着いた宝はブルマだし。ラブレターを集めてみたら、何故か自分達に集中してるしで。そしてシャングリラまでたどり着いたら、いきなりデートなさいと来たもんだ。

…いやまぁ、個人的には嫌いじゃないんデスけどね、ただ、今回は硬派と呼ぶには随分かけ離れた雰囲気になっちまってるのは確かです^^;。女子更衣室の覗きイベントもあるし。

装備品も、
勝負下着やらブルマやら、スクール水着が無いのが正直不思議な位にアレなアイテムも多いしで開き直りというか、悪ノリここに極まれりって所ですかね。
今回はアレですか。発売元がコナミって事で、ときメモのオマージュですか(覗きイベントなんてそのまんまだし)。

その癖、メインシナリオやら一部のクエストはえらく凄惨な展開だったりしてますがね(´Д`)。メルキオ事件の真相とか、そりゃねーだろと突っ込んでしまいましたもん。前作の続きっていうか、前作を全部ぶち壊しですか、おい。

さて、シナリオ面は置いておいて、ゲームとして遊んでみて感じた印象とすれば…。
第一印象ではあんまり変わってないイメージですが、実際遊んでいると相当の改良が加えられている事に気付きます。

映像面で言えば、イベントCGが妙に増えてたり、NPCにちゃんと個別で立ち絵が用意されていたり(前作は殆どシンボルでしかなかった)、式部京の背景で桜が舞い散ってたり、敵モンスターやタイトルロゴがディテールアップしてたり、また3Dダンジョンの壁のバリエーションも、前作は通常と中枢の2種しか無かったのに対して、今回は7種類に増えていたりと(前作と同じ1種含む)、随分と良くなってきています。
…きてるんデスが、グラフィックのクオリティが上がったというより、
分量が増加された形での改良なので、それがダイレクトに見た目の進化に反映されていないのが辛い所ではあるんですけどね(´Д`)。

そして、前作でびっくりする位に良く出来ていたBGMは、舞台に合わせて和風テイストになっているものの、基本的には前作のアレンジです。それでも、相変わらず曲のクオリティは高め。相変わらずサンプリングレートが低いのか、音質がやや悪いんですが。
ちなみに前作の曲もほぼ丸々残ってるし、アーレハインに行った時など、場面によってはそのまま使われてたりします。その他、中断時、宝箱出現、セメタリーでの戦闘シーン、中継点のBGMは前作と同じですし、イベントシーンでも前作のBGMがひょっこり出てきます。

…ただ、戦闘シーンのBGMは雑魚戦闘が1つ追加だけってのは手抜きでは??
ラスボス戦BGMまで前作と全く同じってのはちょっと釈然としないって言うか。中ボス戦と大ボス戦のBGMは新規で追加して欲しかったなーと。

あと、前作の曲も含めてよく使ってるとは思うものの、やっぱり曲数は足りてないです。
特に、仲間の死に際とかの悲しい場面のシーンで宿舎の曲を流していたのはちょっと苦しいというか、使う場面が多いんだから専門の曲は用意しても良かった気が。

続いて、システム的には前作遊んだ後で今回をやると、痒い所に手が届きすぎて気持ち悪く感じる位に改良されてます^^;。これはユーザーアンケートとか参考にしながら丁寧に潰して行った結果なんでしょーね。ちょっとアイテム交換の操作だけが面倒になったのはあるんデスが、ここまで作りこまれてるとほぼ完璧の領域と言っていいと思います。

ちなみに、難易度はシステムが親切になった分も含めてトータルで言えば下がってますが、序盤は随分は随分とキツく感じる仕様になってます。敵としてのキーパーが出てくるのが早いし(しかもランダムエンカウント)、いきなりマップ21みたいなプレーヤーの神経を逆なでする様なマップがあるしで。特に、マップは序盤からレビフェイト必須だったり、制御装置が複数になった所為でクリアまでの工程が複雑になってるマップがあったりと、色々と複雑になってます。

つーか、制御装置は前作みたいに1マップ1つで良かったのではないかと。
L側R側からのどちらも入って制御装置を開放しないと開通しないマップとかは正直やり過ぎ感が。

まぁでも、今回は座標をずらせただけのマップが今回は無いので、前作に比べれば快適ではあるんデスけどね(´Д`)。ちなみに、今回追加された固定マップのセメタリーの難易度も高めっす。

んで、不満点としては…。
一番の不満点は、
シナリオが転入させても変化が無い事。会った事があるハズなのに初対面の様に言われるのは悲しいです。特に、ララスと静留、マーフィーやリリスのリアクションに変化が無かったのはかんなりショックです。継承した準英雄証はただの飾りかよと。
他のシリーズの場合は繋がりが無かったのでそれでも問題が無かったんデスが、
このシリーズは完全に話が繋がってるだけに、いただけない手抜きですかね。

転入させた方がむしろシナリオに違和感があるってのは、一体どういう了見だと。この辺はプレーヤー自身の脳内設定で補完するのが必須になってきます。

続いては、マネキンのショボさ。簡易とOFFが選べるようになったんだし、少々の読み込み時間を要しても綺麗に出来ないのかなーと思いますた。あとはビュー専用モードと拡大機能も欲しいですかね。どうせ対象年齢は高いゲームなので、レーティングの年齢制限はそんなに気にする必要は無いと思うんデスが。

そして、ロードのグラフィックも個性が欲しいですかね。種類が増えた割にはあまり変わり映えが無いので。

インターフェイスの不満としては、アイテム交換の時に左ウィンドゥがL1R1、右ウィンドゥがL2R2で切替だったのに対して、今作はどっちかにフォーカスを当ててL1R1で選ぶ様になってますが、これによって左右同時に切り替える事が出来なくなったのが、前作に慣れていたプレーヤーには幾分面倒に感じるかと。ついでに、ウィンドゥカラーのカスタマイズ機能が欲しいですかね。

あとは、敵のレベルMAXが50になってしまったのが残念。転生で成長要素が格段に増えたのに、ゲームの方のやり込み要素は減ってるのが痛い。チャレンジ用の地獄ダンジョンとか欲しかったですね。

とまぁ、不満点もあるんデスが、前作と比べての完成度は格段にアップしています。
…そんな訳で、
前作で遊んで面白かったから、どうしようか考えてるって人には文句無く買えと言える出来です。まぁ、シナリオ面がちょっと厳しい部分もありますが。

ただ、新規ユーザーの人は1からやるといいんじゃないかと。2→1への転送は出来ないし、話も繋がってるし、インターフェイスに不満が出てくると思うので。

でも、開発先のチームムラマサがマイケルソフトから離れて、XTH3発売は微妙みたいっすね。
三部作って事で、どうにか発売してほしい所ですが。邪道と言われながらも、一番WIZへの愛情が感じられる製作チームですしね。

■総合評価:(10段階評価)
・グラフィック:7(やっぱり今時のRPGとしては厳しいものの、前作と比べれば相当頑張ってる)
・ストーリー:5(転入のリアクションの変化が無いので−3。あとメインシナリオが酷すぎ)
・サウンド:8(全体的に和風BGM。相変わらずの高クオリティ)
・操作性:8(前作の欠点を丁寧に潰した良質のインターフェイス)
・ゲームバランス:7(序盤の難易度が増しているものの、前作よりはマイルド)
・お買い得感:8(やり込みのボリュームは充分。ハマれれば定価で買っても高いとは思わないかと)
・総合:8(映像面の貧弱ささえ気にしなければ、完成度の高い良質RPG)
・プレイ時間:30〜300時間程度かな。普通にエンディングを目指した場合のプレイ時間が30時間程度。完全なコンプリートを目指せば数百時間単位の話。
  

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