恋鏡(こいかがみ)

 

我の姿を映し、もう一人の我となれ・・・『鏡(ミラー)』!!

・・・・・・(魔法でさくらの姿となった『鏡』がさくらを見つめている)

ごめんね、お留守番ばかり頼んじゃって・・・でもクロウさんの気配するし、こんな時間にいなくなったりしたらお兄ちゃんが心配しちゃうし・・・お願いねっ!(そう言い残して、さくらはケロちゃんと共に窓から飛び出していきました・・・)

・・・いっちゃった・・・

(コンコン)おい、さくら。居るか?

あっ・・・居るよ。入って、お兄ちゃん。

(がちゃっ)・・・なんだ、またお前か。さくら、今日も出かけてんのか?

・・・・・・(こくんと頷く)

(はぁっ)しょーがねーヤツだな。お前は迷惑してないか?

そ、そんなこと・・・ないです・・・・・・えっ!?(いま、なにか聞こえた・・・ユエさんが・・・ユエさんが消えちゃう!?)

おい・・・どうかしたのか!?

・・・・・・(ユエさん、『力』が足りないんだ・・・どうしよう・・・どうしよう・・・!?)

(はぁぁぁっ)・・・俺の力でなんとかなるか?

・・・お兄ちゃん・・・お兄ちゃんに好きな人がいることは知ってます。だけど、今だけ・・・今だけでいいんです。さくらを・・・(赤面)

・・・わかった、好きなだけ持ってけ。本当にそれでいいんだな?

・・・・・・(・・・こくん)

そっか。しかし、さくらとは違うとわかってても、どうも変な気分だな・・・

・・・でも、あのっ、わたし・・・こういうのって、全然わからなくて・・・(おどおど)

服、脱がすぞ・・・(ぷちっ、ぷちっ、ぷちっ、ぷちっ・・・ぱさっ・・・)

あ、あっ・・・恥ずかしい・・・です・・・(かぁっ)

さくらも・・・大きくなったんだな・・・(後ろから抱き上げ、掌で覆うように胸を撫でている)

ああっ・・・わたし、わたし、あなたが・・・(ふるふる)

・・・悪い、それ以上は聞けねえ・・・(そう言って、桃矢が口付けで『鏡』の口を塞いだ)

んっ・・・ずるい・・・です。でも・・・わたし、今だけでいいんです・・・(涙ぐんで、そっと桃矢に抱きつく『鏡』)

・・・さくら、こっちも触るぞ・・・(桃矢が『鏡』の足の付け根に手を伸ばすと、『鏡』はビクッと全身を震わせた)

くっ、うっ・・・!(怯えたように目を閉じて、桃矢の指が付け根にかする度に身体を震わせる『鏡』)

・・・怖いなら怖いって言えよ。そうでないと、無視しちまうぞ・・・

だいじょうぶ・・・こ、こわくなんかないから・・・(ぎゅっとつぶった目から、一筋涙がこぼれる・・・)

・・・そっか・・・(はぁっ)・・・じゃあ、続けるからな・・・(『鏡』の陰唇を広げ、少し湿った奥に指を沿わせる。『鏡』は、身体を緊張させて感覚をこらえている)

うっ・・・と、桃矢・・・さん・・・ひぐっ!(全身をピンクに染めて喘ぐ『鏡』。指が少し入った瞬間、目を見張り、背中をぐっと反らせた)

・・・痛かったか!? ・・・見てられねえよ、無理するな・・・

ううん・・・大丈夫。これもさくらちゃんの為だから・・・それに、初めて会ったときから、あなたと一緒になりたかったもの・・・

・・・ん。じゃあ、入れるぞ・・・(入り口を肉棒でそっとなぞって、桃矢はゆっくりと挿入を開始した・・・)

ひっ、うぁ・・・! だ、だいじょうぶだから・・・もっと来て、いいよ・・・

馬鹿・・・無理すんなって言ってるだろ。(ゆっくりと、ゆっくりと肉孔を進める。やがて、強い抵抗感を感じた。桃矢は、『鏡』を奥を突いていた――)

いっ・・・あ・・・さくら、お腹いっぱいだよ・・・お兄ちゃん・・・(身体が逃げそうになるのを、シーツを握り締めてこらえている)

・・・さくら・・・さくらっ・・・!(ゆっくりと抽挿を繰り返す桃矢。ピンクに染まった小さな乳首に口付けると、『鏡』はビクビクと反応する。どうやら、幼く見えても胸が感じるようだ・・・)

お兄ちゃん・・・さくらね、さくら・・・お兄ちゃんがっ・・・(泣きながら、なにか言おうとする『鏡』。だが、感情の高まりのせいか言葉にならない)

さくら・・・俺、もうがまんできねーぞ・・・

いいよ・・・お兄ちゃん・・・わたしのなかに・・・さくらのなかに来て・・・!

くっ・・・さくら・・・!!

あ・・・桃矢さんっ・・・さくら・・・だめぇっ!!(桃矢と『鏡』が身体を痙攣させた瞬間、『鏡』の身体がぱぁっと輝いた。光は収束して、窓の外に消えていった・・・)

ふぅっ・・・まったく、世話の焼けるヤツだぜ・・・(異常に疲れた表情で窓の外を見つめてから、桃矢はそっと『鏡』の髪を撫でた。『鏡』は気を失っていたようだったが、桃矢が髪を撫でている内にゆっくりと目を開いた)

・・・大丈夫か?

・・・うん。さくらちゃんたちは無事みたい・・・

そうじゃねえ、お前の話だって。

・・・! だ、大丈夫・・・だって、お兄ちゃんが優しくしてくれたから・・・(かぁっ)

・・・無理すんなよ。さくらがいないときは「桃矢さん」でいいからな。

はい・・・桃矢さん・・・(にこっ)

****というわけで、おわじ!****

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