3.完結編???(マザーボード組み替え)


.マザーボード交換への遍歴


作者「ん〜結局こうなってしまったか......(汗)」
メルウィン「ある意味”逃げ”の選択肢ですよねぇ(^^;)。」
作者「ま、しょうがないさ。結局ジョイスティックポートが使用不能だったんだし。」
メルウィン「わざわざUSBサイドワインダーまでお買いあげになられたのにドライバがインストール不能というのはやられましたよねぇ(汗)。」
作者「ん〜何でだろ??しかもサイドワインダー用の最新バージョンのソフト入れようとすると相変わらずフリーズしたし...」
メルウィン「というかマザーボードを交換したらすべて解決したというのが更に謎ですよねぇ(笑)」
作者「う〜ん.......奥が深い.......」

メルウィン「という訳で結局820系を見放されてマザーボード交換と相成りました......と。」
作者「理由はさっき言ったジョイスティックポートの不具合が一つ。というかこれ820系というよりうちのマザーが悪かった可能性の方が高いのだが。」
メルウィン「理由は何だったとお考えなんですか?」
作者「やっぱりオンボードのサウンドカードとの競合だろうな。十中八九。ゆーかSuperMicroのサイトにも「PCIでサウンドカード使う時は必ずBIOSとjumper設定でDisableにしておいて下さい」と書いてあったし。ただその通りにやったのにまだ競合の不具合が消えなかったんだけど。」
メルウィン「謎ですよね(^^;)。しかもこのオンボードのカードのドライバもインストール不可でしたしねぇ。」
作者「あれでダメなら回路切断しないといけなかったんだけうけどそれは怖くて出来なかった(苦笑)。」
メルウィン「もう一つの理由がある勘違いに気づかれたことですよね?」
作者「おう。対応@動作は同義語では無いという事だな。というか820系チップセットについてよく調べなかった俺が悪かったのかもしれないが。」
メルウィン「あのマザーのPC133対応というのはあくまで対応であって動作する訳ではなかったんですよね〜(^^;)。実は速度はPC100相当だったという。」
作者「ぐはぁ....っそれじゃ何のためにAsus製のマザーを蹴ったと思ってるんだよぉぉぉぉって感じだったが(汗)。ただどうやら820系チップセット自体が元から対応していなかったんだけどな。」
メルウィン「ですね〜。RIMM(RDRAM)用に設計されたチップセットですからね。SDRAMを使うこと自体がパフォーマンスの低下になっているという。」
作者「今回のスペックを誰かに話したときに「それじゃ最大のスペックが発揮されない」って言われたけどその通りだったのな。はぁ。」
メルウィン「とはいえRIMMは高いですしね。」
作者「なぁ。PS2にも積まれているけどあれは信じらんないよ。256Mなんて$1000以上は軽いし、しかも現状だと大して効果無いみたいだし。」
メルウィン「しかしこれで結局820系は諦めですか?」
作者「ま、しょうが無いだろ。もっともほかに選択肢があったからだけど。」

メルウィン「そしてニューボードですね。今度はどのチップセットですか?」
作者「今度買ったのはAsus Tek製のP3V4X。チップセットはVIAという台湾のメーカーのApolloPro133Aという奴。このチップセットはPC133メモリに割と最適化されているみたいでPC133メモリ使用時だと820系+RIMMと互角に近い水準のパフォーマンス出してくれる高性能なチップセットらしい。AGPも4倍速対応しているしね。」
メルウィン「あらら.....それじゃ初めからこれをお選びになれば良かったのでは?」
作者「まぁそうなんだけど.......やっぱIntel純正という言葉が引っかかっていたのでさ(^^;)。現に少し調べるとこれも相当ドライバ周りが難儀みたいだし(汗)。注文してから色々掲示板とか回ってみると結構阿鼻叫喚が.....(^^;)」
メルウィン「あはは。安定を求めて買い換えなのに更に不安定になる可能性もあると(苦笑)。」
作者「まぁもう諦めも半分あったし。もうこれでダメならしゃーないなと。」
メルウィン「逆の開き直りもありましたよねぇ(^^;)。」


.組み込み&セットアップ

作者「そして予想より到着が遅れること約一週間。4/8が前のマザーの返品期限だったのでちと苛ついたけどまぁなんとか間に合う。」
メルウィン「そして意を決して交換作業開始.......さぁ今度はどんな災厄が旦那様に降りかかるのか..........!」
作者「いざ、勝負っっっっっ!!!」

******が

メルウィン「........何かあっさり終わっちゃいましたね(^^;)。」
作者「......なぁ。結局セットアップは一度で済んでしまった........(拍子抜け) 組み込み含めてわずか二時間足らず.......」
メルウィン「こうなると逆に気持ち悪いですよねぇ。」
作者「..........うん。でもなぜか完璧に動いてる.........ジョイスティックポートもまるで何事もなかったかの様に認識してるし............」
メルウィン「..........良かった.......ですよね。」
作者「...........まぁな。」

(その後同時にため息をついた後しばらく沈黙)

作者「.........って何を期待してたんだよ(^^;)。これで万事OKなんじゃねーか!」
メルウィン「にゃはははは。」
作者「......まぁいいや。まぁ今回うまくいったのは事前に情報収集をきちんとしていたからな。そしてあるサイトでVIAのチップセットのインストール手順が書かれたサイトを見つけてセットアップ前にプリントアウトしておいたから.......なんだが。あ、ここね。VIA系のチップセット搭載したマザーボード使う時は必ず参照しておいた方が良いデス。」
メルウィン「これが無かったらまた難儀していたかもしんないですね。」
作者「........間違いなくな。なんかもういい加減ふてくされてAptivaに戻ってたかも(笑)。」
メルウィン「確かにドライバ周りに問題があるのは確かみたいですしね。」
作者「ま、互換性の問題は非Intel系製品の宿命というか。それでもここまで安定しているのはAsus Tekの製品だからなんだろうけどな。」
メルウィン「要するに最初からこうされていれば良かったのでは......(汗)」
作者「........それを言うな(がくっ)。」

メルウィン「あ、でもただ一つ問題点ありましたね。確かまたケース壊されたのでは?」
作者「うぐぅ......そういやそうだ。サイドカバーを取り付けるスナップの部分のプラスチックがまた欠けたんだよな.........」
メルウィン「でもちょっと脆すぎますよね(汗)。今回は注意深く作業にかかったというのに。」
作者「........なぁ。すでに他のスナップの部分も取れかけているし。あれだとどんなに注意深く作業したとしても10回位外したらもうほとんどのスナップは壊れて無くなるだろうな。まぁ止めているのがもちろんそのスナップだけじゃないから無くても別に支障はないのだが。」
メルウィン「う〜ん.......電源も230Wしか無くてしかも交換方法が不明なんですよねー。」
作者「要するに半透明ってだけでかなりの部分が犠牲になってるって事だな。しかも値段も高いし。今回買ったのがSun Tekってメーカーの半透明ATXケースだけどこれはちと人にはお勧め出来ないや。」
メルウィン「デザインは悪く無いんですけどねぇ。」
作者「だからこういう半透明ケースを所望するときは「俺はデザインが良ければいいんだよ!」って言い切れる人でないと。これ俺は$59で買ったけど、実は300Wのケースが$10安い値段で買えたからな。」
メルウィン「半透明はまだ高いですよねぇ(ため息)」
作者「もうたちょっと普及してこういうタイプのものが主流になればね.....もっと色々良いのが出るんだろうけど......Macのデザイン性は是非見習って欲しいものだが。」

メルウィン「お勧め.....と言えば、今回使ったこのマザーはどうです?」
作者「値段の安さとAsus製という信頼性から悪くは無いんだけど(日本でも実売12800円程度)、それでもやっぱドライバ周りに色々あるのも確かみたいだし。はっきり言って俺自身今回はたまたまうまくいったとしか思ってない。将来他のパーツを付け替えたときに不具合が起きない保証なんて何処にもないし。」
メルウィン「やっぱまだ安定性で言うなら440BX系ですか?」
作者「そだな......パフォーマンスは確かに落ちるし4倍速AGPも使えないけど一番エラーフリーで最新のプロセッサに対応しているのは440BXだろうな。未だほとんどのメーカー品が440BX系を使っているのも分かる気がする.....やっぱ最強の安定マザーはAsusのP3B-Fかな。」
メルウィン「そこまで分かっていながらわざわざApolloPro133Aをお使いになるあたりが旦那様らしいというか(笑)。」
作者「確かに安定性よりパフォーマンスを求めまくっているのが今回の苦労の原因だよなぁ。ま、若しくは815系に期待かね。」

 

.そんなこんなでとりあえず終了♪

メルウィン「しかしこれでとりあえず本当の終了ですか。」
作者「ああ。特に問題もないしね。まだレジストリエラーも引き起こしてないし。ただモニタのドライバがおかしくなったけどこれはWin98の所為だろうな。」
メルウィン「やっとお疲れさま〜♪って感じですよねぇ。」
作者「やれやれ.......なんか部品の選択&注文の期間を含めるとほぼ一月かかったよ.........まったく........」
メルウィン「君の〜ゆく〜道は〜果てし〜なく〜とおい〜♪」
作者「あのな......(^^;)」
メルウィン「あははははは。今後のご予定は前のページの通りですか?」
作者「うん。ゆーか妙に疲れたのでしばらくはつつきたくないけど(汗)。」
メルウィン「初めての自作がいきなりトラウマになりかけてますねぇ(^^;)。」
作者「ん〜そうかもしんない。でもスペックを完全に自分で決められたり、余計な物を買わなくてすむのはやっぱり魅力だけどな。Aptivaの時なんて抱き合わせソフトが40本以上入っていたし。密かにあれ要らないソフト代で10万円分は掛かっていた気がするぞ(汗)。」
メルウィン「一昔前はそうでしたよねぇ(^^;)。ハイエンドマシンやらNECのバリュースターとかもう無意味に色んな物付いてましたが。」
作者「でも40本以上あって実際に使ったのは20%以下だがな。MSWorksとWin95PlusとフォントとVSC-88とHomepage Builder2.0とPodっていうゲーム(シナリオつっこみ集参照)と、そんなもんか?後確か音声入力装置あったけどパス。」
メルウィン「ほとんどが無駄........と。」
作者「そう言えばロータスのスーパーオフィスとかいうものもあった気もするが.......あ、あった(笑)。クラリスインパクトもあるんでやんの。」
メルウィン「実は本体価格の半分くらいはソフト代なのでは........?(汗)」
作者「そうかもしんないな(苦笑)。ま、自作だとこういう事ないし。10万円あったらアカデミックプライスでWin98とOffice2000プレミアムとPhotoshop5.5とあとIllustrator8.0.....までギリギリ買えるかな?」
メルウィン「そう言えばVAIOのクリエイティブパックってAdobeの主要ソフトがほとんど入ってませんでした?(汗)」
作者あれは本気でやりすぎ(笑)。ローエンドが60万だぞ(汗)。ソフト代で30万近いって。」

*********

メルウィン「ではまとめにはいりますか。結論をどうぞ。」
作者「安定性を求めてPC作るならPentium3と440BX系マザーの組み合わせがやっぱ無難だろうなぁ。今回使ったP3V4Xはパフォーマンスのみを求めるならという条件が付くだろうし、820系はRIMMを購入するのが前提。DIMMならパフォーマンス的にも440BXで十分だと思う。とりあえずマザーボードの選択は慎重にする事デスね。セットアップ時に苦労するかどうかはこれにかかっている言っても過言じゃないと思うし。」
メルウィン「SuperMicroのあのボードは失敗ですか?」
作者オンボードでビデオカードやサウンドカードが付いている物は避けた方がいいかもね。トラブルの原因になりやすいから。そう言う意味でもAsus製がお勧め。大抵はオンボードのものは付いてないから。中にはマジで回路切断しないと使用不能にならないボードもあるらしいし。」
メルウィン「余計な物は無いに越したことはないって事ですね。」
作者「そゆこった。後は........ビデオカードはGeForceやvoodoo3は消費電力が大きいので電源管理には気を付けましょう。特にGeForceは。一応64M版も出ているけどあれ既存のマザーのほとんどが動作保証外らしいし。」
メルウィン「確かvoodoo4って別電源になるんでしたっけ?」
作者「聞いた話だとらしいね。ま、それが限度だろうな。カードも焼き肉焼けるくらい熱くなるし。あ、思い出した。それと、セオリーとしてAGPスロットにビデオカードを付けた場合その下のPCIスロットは開けておくってこと。これも不具合の原因になるし。ちなみにCreativeLabのサイトでもこれに関する注意書きがされているよん。」
メルウィン「AMR(Audio Moden Raiser)の時は?」
作者「.........さぁ(汗)。そん時は仕方がないでしょう。あ、それと現在のApollopro133Aは一応4倍速AGP対応になってるけど820系と比べてまだまだ不安定なので注意。MilleminumG400についても色々苦労があるらしいしなぁ。」
メルウィン「う〜ん......」
作者「だからvoodoo4発売されたら買う予定だけど不安でなぁ。まぁ実は2倍速モードに落としてもそれほど変わらないらしいが。ま、それもしばらく先の事として.....」
メルウィン「今はあまり考えたく無いと(笑)」
作者「...........おう。」
メルウィン「ま、まぁ兎にも角にもお疲れさまでした♪」
作者「..........そう言えばこのページ読んで自作をする気が無くなったって人いたらしいな。まぁ確かに大変だけど魅力もあるので良かったらチャレンジしてみたくだちぃって事で。」
メルウィン「それってつまり.....「そこのお前も一度苦しんでみろ」って事ですか(笑)?」
作者「い、いや、そうじゃないけどさ......(^^;) まぁメリットも多いので一応。結果的にはそれなりに満足しているし。少なくとも予算的には同じ値段のメーカー品よりは大分良いスペックの物が作れたと思うんで。」
メルウィン「その分の苦労代はどうします?」
作者うぐぅ.........

 

戻る