きまぐれ18禁ゲームレビュー
ま〜わ(ん)行 |
麻雀幻想曲3(アクティブ、麻雀、1995年発売) | ||||||||||||||||
◇レビュー 人気の麻雀ゲームシリーズ完結編。北欧神話をモチーフにしたストーリーモードはもう行き過ぎな感じもしないでもないですが(^^)、クオリティはシリーズ最高傑作と呼べる物です。又、今回から3人打ちと4人打ち麻雀モードも増えてルールも1からスジまで教えてくれるという親切設計。いやもう感服ものデス。しっかしストーリーモードのヒロイン(?)オルトリーブがかなりキテますね(^^;)。もう鬼畜ド外道って感じで。ゲーム中盤で敵に捕まってかなり無茶苦茶されますけどま、しょーがねっかと納得してしまいました(をい)。確かにこんな奴が後継者の王国なんて滅びたほうが良かったのかもしんない(多分このゲームを遊んだプレーヤーは大抵そう思う^^)。めでたくエンディングでクリスを取られた様なんでその矛先はザックス君に行くんだろうか。ご愁傷様です。 |
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◆ワンポイントアドバイス はっきりいって滅茶苦茶一色系に染めやすいです。配パイ時に6枚あればまず染まります。あと全体的にツモが良くて暗刻系も作りやすいのでかなり強引に行っても大丈夫。敵も全然読んでません(^^)。出やすい役満はやはり四暗刻や大三元等の暗刻系。逆に国士無双は何故か出ません。 |
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みお&みほ(BELL・DA、コミュニケーションソフト?、1998年発売) | ||||||||||||||||
◇レビュー 「あゆ」の流れを汲むコミュニケーションソフト(なのかな?)。今回は妖しい関係の(^^)双子の姉妹がお相手って事でもうそれだけで萌え萌え(^^)。その上声はこおろぎさとみさん!と来ればこれはもうマジでガード不可っす(爆)。少々サンプリングが荒いのはまあ大目に見...たくないけどまあいいか。あとこのシリーズってあまり余計なストーリー背景が無いのが好きです。決して手抜きでは無くてプレイヤーへのメンタル的な自由度を上げていると思います。けどどっちかと言えばHするよりこの姉妹のラブラブを応援したい様な(^^)。 ちなみにこのゲームに恋愛ゲーム的要素は必ずしも必要とは思いませんけど、女の子の感情値の概念はあってもいいのでは?次回作ではコミュニケーションソフトとしてのインタラクティブ性の向上を望みたいです。 |
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◆ワンポイントアドバイス 別にアドバイスする様な事は無いんですけど、起動時間でこの姉妹の色々な姿が見られますので色々な時間で試してみては?中にはかなり凄い物もあったりします(^^)。 いやぁ参考になるなる(何のだ?) |
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ミラージュ2(ディスカバリー、3DRPG、1994年発売) | ||||||||||||||||
◇レビュー 実はこれはTOWNS版の評価デスがほぼ同じ物だと思います。このゲームはディスカバリーが1994年に発売した3DRPGで、珍しく睡眠時間を削ってハマった作品です。どれか一つ飛び抜けているって感じじゃないですが、一切の手抜きをせずに作り込んだって感じがありました。RPGで遊びたいっていう人に割と安心してお勧め出来るゲームデス。実際それほど個性の強いゲームじゃ無いんであんまり書くことも無いんですけどこの前新作スケジュール見たらこのタイトルが載ってたんで紹介してみようかなと(^^)。とにかく面白かったっていうのは鮮明に残っているんで。まぁ現在と過去を行き来するシナリオがちと分かり辛いのが難点ですけど..... |
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◆ワンポイントアドバイス ADV要素がかなり強くて謎解きも多いですが、これはヒント集がゲーム本編で売っているので問題ないデス。3Dダンジョンもそれほど広くは無く、オートマッピング機能もあるので大丈夫。それより結構敵が強いのでレベルアップ作業はしっかりとって所ですね。ラスボスはかなり強いっす(涙)。 |
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Moon.(タクティクス、ADV、1997年発売) | ||||||||||||||||
◇レビュー これも今更度120%って感じですが(^^;)、まぁKanonで感涙したプレーヤーがONEやMoon.に手を出すのも自明の理って奴だしって事でMoon.をプレイしてみました(現在ONEプレイ中)。心に届くAVGと銘打たれたこの作品、人のココロの中、つまり精神世界を取り扱っていてなかなか残酷な展開を見せてくれてます(汗)。特に主人公の郁美が不可視の力を得る訓練の一環で、ELPODと言われる機械の中でもう一人(ドッペルゲンガー)の自分と対峙させられて過去の自分の嫌な部分を見せつけられ、そしてその痛みをもう一度突きつけられるのはプレイしていてかなり辛かったです。.......もし自分も同じ目に遭うとしたら.......みたいな事考えると思わず目を背けずには居られなかったり。実はここの展開がこのゲームのメインのHシーンなんですけど、とてもそういう気分にはなれないですね(百合百合度は高いんですが^^;)。と言ってもこの事は批判より寧ろ18禁だからここまで残酷に出来た表現って事で評価すべきだと思いますが。ある意味18禁の年齢制限を別の形で有効に利用していたと思います。 ちなみにメインシナリオもなかなか残酷な展開の連続です。もうメインキャラの3人を一切の容赦無く、正に極限状態にまで追いつめている為プレーヤーに与える精神的負担もかなりのものデス。だからこそそこから生まれる人間の優しさや強さの描写が”心に届く”んでしょうけど.......ね。 ただし、これKanonを先にやっていたせいかのしれませんけど、シナリオが詰めの甘さが目立つのと、テキストもKanonやONEと比べてあまり読んでて楽しくないです(汗)。 とりあえずこのゲームの舞台のFARGO教団の設定が随分おざなりに感じました。精神世界と謎の秘密教団の組合せは確かにしっくりきますけど、寧ろ教団があって精神世界と言うより、寧ろ精神世界を表現したくてMINMESやELPODを置くのに一番合っていたのがたまたま謎の教団だったといった感じです。結局不可視の力についても謎のままで誤魔化されたように終わってますし。いや、こういうゲームで多くを語らないのは寧ろ歓迎ですけどちと語らなさすぎな気もしないでもないですね(汗)。ま、メインテーマが”心の痛み”とそれを乗り越えての”成長”でFARGOはただの舞台に過ぎないんだと開き直ればそれはそれでいいんでしょうけどね。 んである意味このゲーム最大の売りとも言える音楽ですが(わら)、これがやっぱり素晴らしいデス。はっきり言ってCGもシナリオも完全に音楽に食われてます(汗)。このゲームの音楽は主にアップテンポのトランス系(って言うのかな?)テクノと泣ける曲の二つに分かれていて、テクノ系の方はドラの音を多用して怪しい教団の雰囲気を醸し出しています。泣ける系に対して何となくBGMとしては少し自己主張が激しすぎる気もしないでもないですが、これは寧ろさっき述べた通りCGやシナリオの方が使いこなしきれていないという方が正解だと思います。残念なのはおまけRPGのみで使われた戦闘の音楽が本編内では使われていない事ですね。あの曲本当に雰囲気に合っていて鳥肌ものだったのに.....確かに本編中はそれ程派手な戦闘シーンが無かったので使い所は無かったんでしょうが。オープニングの「黎明」、ELPODでの「ドッペル郁美」、そして移動シーンの「閉鎖された空間」どれも背筋ゾクゾクものでした。 |
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◆ワンポイントアドバイス 難易度は思ったより高いデス。これが。プレイ時間も長め(10時間程度)でバッドエンドの数も多いですし。しかも状況判断というより運任せな選択も多い(汗)。ポイントはELPODでの選択で精神強度が変化するので(パラメーターとして目には見えない)ここでの選択肢がまず重要という事。ELPODの休息日に「順調です」と言われないとそのままバッドエンド直行です。又晴香と由依も展開によっては死んでしまい、その後もプレイは可能ですが真のハッピーエンドは迎えることが出来ません。とりあえず二人を助けるためには、由依は6日目で、C棟で警備員を振りきった後に直ぐに北に進んで安息室に入り有里に会う前に由依に会うこと、そして晴香は14日目に郁美が晴香に追われている時に、西か南どちらか周りで何処にも寄り道しないでぐるっと一周して自室に戻るとOKです。失敗したら晴香を殺してしまいまう展開になります。と言ってもCG集めにはバッドエンドも全部見る必要があるみたいデスけど(汗)。あ、ちなみに葉子さんは隠しCGが一枚。7日目の夜に自室に戻る前に自室の下の部屋を入り口とは逆方向に覗けば着替えCGを覗けます(わら)。 |
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メイド in Heven 愛と言う名の欲望(PIL、ADV、1999年発売) | ||||||||||||||||
◇レビュー どーでもいいけどこのゲームをインストールした時に出来るフォルダ名が「巨乳メイド」ってのはなんとかしてくれ(汗)。知り合いの女性にこのフォルダ見られて「君、こーいうのが好きなんだ。ふーん」って満点の笑みと同時に言われてしまったじゃないかぁ(涙)。だからちゃんと言ってやったけどね。「違う!おいらが好きなのは巨乳でないメイドさんだ!」って。もともと巨乳は好きくないので....ってあれ??? ゲーム内容はある日いきなり自分の所に転がり込んできたメイドさん(幼なじみ)のなぎさとひたすらHな事するという潔い(?)システムで、ゲームシステムはまんま「あゆみちゃん物語」(^^;)。もう身も蓋もない位そっくりデス(ポリポリ)。後オープニングがaviファイルムービーなんですがかなり逝っちゃってて最高デス(爆)。某所では「魂抜き取られるかも」っていうレビューありましたけどまさにその通り(笑)。 ......まぁそれはともかく、ゲームの評価としてはあまり高い点数は付かないです。まずゲーム展開がタル過ぎるのと(何度も同じ事繰り返させられる)、そして何と言っても主人公が馬鹿すぎる事。はっきり言って個性という領域をはるか何万光年もすっ飛ばしてただのうっとおしい電波野郎です。で、その言動や行動があまりにも馬鹿すぎてメイドさんものっていう淫猥(^^;)な雰囲気を見事にぶち壊してくれてます(ついでお馬鹿な効果音も)。よってエロゲーでは無く馬鹿ゲーになってしまってて、ここの所が最大の不満。せっかくグラフィックは結構過激でいい感じなのに.....グラフィックとシナリオが見事に相殺してます。うーーーーーん.....ちと惜しい作品ではありますね。 ついでにもう一つ言っておくと「愛と言う名の欲望」ってサブタイトルが付いている割には主人公はまったくなぎさの事を愛していません(爆)。こいつが欲情しているのはなぎさじゃ無くて目の前にいる巨乳メイド、つまり巨乳のメイドなら別になぎさでなくても誰でも良かったみたいデス。何かなぎさも主人公に愛想尽かしかけながらも今更後戻りは出来ないのでそのまま居着いているって感じもあるし。はっきり言って主人公はある意味あゆみちゃん物語の主人公以上の救いようのない大馬鹿野郎デス。 ちなみに後日オープニングの「メイドさんロックンロール」をフルコーラスで聞く機会に恵まれましたけど.......完全に逝っちゃってます(笑)。そんな可愛い声でそんな言葉嬉しそうに口走らないでぇぇぇぇ(嬉し泣き)。ゆーかあのオープニングの歓声で消された部分ってとんでもないこと口走ってます(^^;)。機会があれば是非聞いてみてください。たまにふと口ずさんでしまう危険な癖が付いてしまう可能性もありますが(爆)。 |
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◆ワンポイントアドバイス このゲームに必要なのは「根気」です。新しいHのシチュエーションを見るのに同じ作業を延々と繰り返させられるので、それに耐えられるかどうか。逆に長く遊べるって言い方もできなくもないのでプレイ時間の長いゲームが欲しいって人にはいいかも。とりあえず「あゆみちゃん物語」みたいなゲームが好きならお奨めって所ですかね。 |
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憂楼95(ハーベスト、アクションRPG、1996年発売) | ||||||||||||||||
◇レビュー 何となく雑誌のHシーンの紹介記事を見て気に入ったので買いました(^^)。ゲーム内容は今や珍しくなったアクションRPGで、ゲームとしては可もなし不可もなしって所ですか(^^)。全体的にきちんと作ってはあると思いますけどHなしの一般ゲームとしてはちょっと不足って感じ。特に操作がマウスかキーボードかのどちらかなんであまり操作していて楽しくない(涙)。ジョイパッドにはちきんと対応させて欲しかったデス。ゲームとしてよりHシーン目当てで買うならお勧めって感じですね。こちらはかなり充実してます(^^)。 |
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◆ワンポイントアドバイス 難易度はそれ程高くないですけど、レベルアップはきちんとした方がいいです。ボスに勝てないと思えば少し頑張ってレベルを1〜2上げれば大分楽になります。まあイースよりは全然楽ですし(^^)。 |
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ランス4 教団の遺産(アリスソフト、RPG、1994年発売) | ||||||||||||||||
◇レビュー 18禁系パソコンゲームでは代表格になると思うシリーズ4作目。3ではランスは何かヒーローしてましたけど今回で少し鬼畜に戻ったみたいデス(^^)。確かこの時からHD専用になって256色対応と急にスペックが上がり始めたって感じでかなりボリュームありました。シナリオ、音楽、世界観共にかなりの高レベルでしたけど、でも特に気に入ってたのは、とにかくユーザーを楽しませようとしいう姿勢をひしひしと感じたことです。プレーヤーを束縛しない程度で日付の概念を取り入れて生活感を出してみたり、ゲーム本筋の他にサブイベントを散りばめたり、敵モンスターも笑わせるだけの意味のない奴が結構いたりととにかくあらゆる面で楽しめました。この姿勢はアリスソフトならではって感じで好きですね。現在は鬼畜王ランスが最新作ですけど正シリーズの5が待ち遠しいデス。 |
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◆ワンポイントアドバイス はっきり言って隠し要素の塊の様なゲームなので努々油断を怠らないように。もうほとんど忘れたのでフォロー出来ませんし(^^)。あと結構全体の難易度は高めデス。キャラの育成はしっかりしておきましょう。あとゲーム終盤はいつでも少し前に戻れる様にセーブファイルをこまめに作っておきましょう。下手するとハマります。 |
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リトルMyメイド(スイートバジル、ADV、1999年発売) | ||||||||||||||||
◇レビュー まぁ何はともあれこのゲームの最大のポイントは何と言ってもしがけなき氏の超萌え萌えなメイドさんでしょう(^^)。もうこれだけで内容はどうでもいいから即購入決定な感じでした(^^)。もう鞠最高っす(号泣)。メイド萌えな人にはまさしくガード不可.....っていうかほぼ反則に近い気すらする(爆)。 で、まぁ一応ゲームの方も真面目にレビューすると、シナリオがちと痛いデスね......(汗)。まず主人公について。まぁかなりうっとおしい奴(好意的に言うと「かわいそうな人」なんでしょうけど、はっきり言って「ダメな奴」以外の何者でもないです^^;)ですが、受験に失敗してなおかつ彼女に振られた主人公が何とか自分なりに立ち直ろうとしているのはいいんですけど、今回の場合受験云々は置いておいてここは素直に彼女に振られて傷心の旅に出かけて....のだけの方が良かったのではないかと思います。受験の失敗という背景は足を引っ張っている様に見えましたけど......これで「愛」のテーマ性が薄れているって感じデス。.どのみち後半からは殆どこれについての話題は出てこないし、さらに本命の一流大学しか受験しなくて落ちてグチグチ言っている奴なんてプレーヤーの目にもうっとおしいだけだし。まぁ逆に主人公のダメダメさが如実に表現されてはいましたが(^^;)。 で、一番の不満点はシナリオの使いまわしがあまりにも多すぎること。マルチシナリオなんで使いまわし自体は仕方ないとしてもこれは酷すぎ。基本的にコマンド選択時のレスが1パターンしか無いため2回目以降のHシーンだと殆どが重複してます(Hのパターンも少ないし)。ゆーか1回目のHシーンで既に重複しているのはなんとかして(汗)。 でも一番許せなかったのは違うキャラ同士でも同じシナリオを使い回している事。鞠と雛のHシーンのシナリオが重複してるけど二人の具合(失礼^^;)ってまったく同じ感じなのか(汗)?何か少ないシナリオをどうにか繋ぎ合わせているって感じだけどこれはシナリオライターが手を抜いていると思われても仕方がないです。グラフィック枚数も決して多くないから余計単調に感じました。 ついでにもう一つ不満点を挙げておくとCGモードの登録のされ方が不明だったり(セーブしても登録されない)、下着姿〜全裸とかで数パターンあるCGは1つだけしか登録されなかったりとCG観賞用としてあまり使い物になってないデス。まぁゲーム本編がかなり短いのでゲームをプレイすればいいんですけどね。Hシーンのグラフィックだけ見たいのならCGモードは不要な程簡単に見られるし。 て事で18禁ゲームとして評価すると結構手抜きな部分が見えてますね(パッチファイルもかなり沢山出たし)。それでもやっぱしがけなき氏の萌え萌えメイドさんCGとこれまた萌え萌えな声優さんのメイドさんボイスを楽しめればそれでいいって割り切れば全然損したって思いませけど。グラフィックと音声は他の欠点を補って余りある魅力があります。という事でメイドさん萌えにはやはり外せないでしょう(^^)。とりあえず雑誌や他の人の評価は無視して自分の感性を信じて購入するといいんじゃないですか?......ってこれじゃ自分で自分のこのレビューの存在意義を否定してますな(^^;)。 |
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◆ワンポイントアドバイス 結構エンディング条件が曖昧な気がするんだけど.....詳しくは不明デス。繭なんて3日目に初めて呼び出しのに気付いたら勝手にハッピーエンドになっちゃったし(汗)。多分信頼度や愛情などのパラメーターが左右しているんだと思いますけどね。 後このゲーム初期だとバグの嵐なので必ず公式サイトでパッチを入手してプレイ前にインストール(しかも何故か手動^^;)しておいて下さい。その際に注意なのがリトルMyメイドフォルダが無いとパッチのインストールがうまくいかないみたいです。よってデフォルトのC(A)ドライブ以外にインストールする場合はきちんとフォルダを作成してインストールする様にして置いて下さい。 後述:.......でしたけどいつの間にかちゃんと自動でしてくれるexe方式で配布されているみたいです。でも何回修正パッチ出たんだろう(汗)??? |
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リトルMyメイド パンドラBOX(スイートバジル、ADV、1999年発売) | ||||||||||||||||
◇レビュー ゆーかすっかり忘れてました(汗)。夏休みの帰省の時にギリギリで手に入ったこのゲーム、確か15000本限定で発売されたものでしたけど、18禁ゲームで15000本ではそんなに限定って感じでもないかな?(^^;) あのKanonも35000本位って言われてるわけだし。ま、それは置いておいて、内容は上のリトルMyメイドのバラエティディスク的な立場になっていて、この手のファンディスクにありがちな豪華特典が自棄気味(^^;)なまでに封入されていおり、Touch Me!も真っ青な書き下ろしフルカラー漫画、マウスパッド(萌え〜♪)、3人のメイドキーホルダー、おまけCD、オリジナルトレカセットの7大特典付き(しかもおいらの場合更に店頭でテレカ2枚貰ったし)で本編よりも1000円安い7800円と「おいおい、こんなに大盤振る舞いして大丈夫なのか?」と心配になったんですけど.....結論から言うと別に心配することでもなかったっていうか(笑) まぁやはり値段分の内容だったって感じデス。 一応ストーリーは後日談というか続編的な感じになっていて(ゆーか本編クリアした人が完全に対象なのかいきなりネタバレバリバリだし^^;)新CGやイベント等が追加されていますけど、実はそれ程多いわけでも無いです。殆どが前作のHCGからの流用で、後は各キャラに一つずつHシーンがらみのCGが追加されている程度です。本編をやっていない人にはお買い得でしょうけどそうでない人には「まぁこんなもんか」って感じですか。一本の新作ゲームとしてはちと物足りないですしね。 でもゲームシステムはきちんと改良されていて好感が持てるし、何よりCG2枚だけとは言え雛と鞠のレズシーンが追加されているのが萌え萌えで感涙ものデス(るるるー)。ああ雛が主人公で鞠を調教するゲームは出ないものかぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ......ごほん。まぁ全体的にはやっぱり物足りなさはありますけど、対価を求めないファンなら充分許せる範囲です。某手戯よりは全然内容あるし。 ちなみに不満点としてはまず壁紙等の素材が少ないという事。デスクトップのメイドさんばりに音声や壁紙、アクセサリー等を用意してくれるならそれ単体でも喜んで買うんですけどねぇ(俺だけ?)。どっちかというとバラエティ系としては内容は充実しているとは言えません。ゲームとバラエティ部分でどちらも中途半端になってしまっているというか。 後は主人公の性格は何とかならない物でしょうか?(汗)。本編の主人公もダメな奴って感じでしたけど、今回は見ている方が恥ずかしい馬鹿野郎デス(汗)。いや、割と18禁ゲームの主人公としては典型的なのかもしんないですけど、こいつの無邪気でお馬鹿な言動はこのゲームの雰囲気を見事にぶち壊している様な......ゆーかどっちかと言うとシリアスで物静かで淫猥な雰囲気の世界観にラブラブはにゃ〜ん爆発系のラブコメ系主人公持ってくる辺りが間違いな気もしないでもないデス。.....そう言えば今回シナリオ手がけられたのはあの放課後はフィアンセのシナリオ担当の人なんでしたっけ?(苦笑) んで肝心のお勧め度ですけど単体ならあんまりお勧めしません(苦笑)。リトルMyメイド本編のアペンドディスクのつもりで本編が好きな人ならって条件が付くと思います。 しかし2は出るのかなぁ.....???このスタッフの方々での別の新作は出るみたいですけど(ギルティのHP参照)。 |
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◆ワンポイントアドバイス こちらへどうぞ(コラ^^;)。というかとりあえず全員とHして全部の部屋を回ればエンディングです。本編みたいにマルチエンディングでは無いです。ただ進め方によっては迎えられないみたいですけどまぁこれはお約束の展開なので。非道な事しないといいだけです。 |
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リビドー7Impact(LIBIDO、ADV、1996年発売) | ||||||||||||||||
◇レビュー .....メロンパンとレーズン。あ、いや.....昔知っている人でメロンパンが大大大好きでレーズンが大大大っ嫌いってな人がいました。で彼がメロンパンを買いにパン屋さんへ行ったところ、なんとその店にはメロンパンにレーズンが乗っかって販売されていました(結構この組み合わせは多いデスね)。で彼はメロンパンとレーズンという組み合わせになった運命を呪いながら渋々それを買って帰ったそうです。....って事で結局何が言いたいのかというとちょうど僕にとってこのゲームがそのメロンパンとレーズンの組み合わせなんです(汗)。 僕のDOMARAとか他のゲームのレビューをご覧になった方は分かると思いますけど”レズレズなシチュエーション”が超萌え萌え....というかガード不能な人です(爆)。んでこのシリーズは主人公キャラの7人の女の子がそれぞれの組み合わせで合計28通りの組んずほぐれつのレズプレイを展開するという、まぁある意味夢のようなシチュエーションです。全体的にほのぼの&ラブラブな雰囲気で更に女の子のCGも凄く自分好みで、ここまではおいら的嗜好としては理想的....とも言えるでしょう。ここまで自分好みの条件が揃ったゲームはそう多くありません。うん。......なんですけど.... 実はこのゲーム、Hの嗜好が完全に排泄系が中心なんデスねぇ(汗)。詳しい例題は語りませんけど(語りたくないし^^;)、まぁそういう事なんデス(苦笑)。でおいらはと言うとそういう系はまったくダメです(;´Д`)。ゆーか元々おいらには潔癖性の傾向(特に口に何か含む場合)があるし。 まぁゆーことでメロンパンとレーズンな訳デス(^^;)。一番萌えなシチュエーションと一番萎えな嗜好が融合してしまってまさに「どないせぇっちゅーねん」状態(汗)。結局渋々買ってきて時には気分が悪くなってくるのを我慢してプレイしてました。メロンパンとレーズンの場合根気が有ればそれぞれ分離出来ますがこのゲームの場合分離不能なくらいシナリオと融合してしまっているためどうしようも無いんですねぇ。はぁ。 ちなみにこのゲーム、そういう排泄系嗜好のゲームとしても非常に有名で、有る意味伝説化すらしているシリーズでもあります(^^)。 でまぁ何でこのゲームについて書いたかというと奈留が主人公の「Girl Friends」を出して欲しいって言いたかっただけなんです(笑)。これならまさに文句無し....でしょうから。ゆーか「Girl Friends」で奈留が「自分はレズだ」って言っていたからまだ可能性はあるかなぁ.....って。 ってそう言えばLIBIDOって解散になったんだっけ??? |
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◆ワンポイントアドバイス 無いデス(^^;) ゆーか完全にデジタルコミックである意味ゲームとは言えないし。でも物を食べながらプレイするのは避けた方がいいデス(爆)。 |
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Re−Leaf(シーズウェア、ADV、1999年発売) | ||||||||||||||||
◇レビュー 実は最初は完全ノーマークだったんですが、電撃GSマガジン見ていきなり欲しくなりました(わら)けど正解でしたねぇ。個人的には今まで遊んだPCゲームの中でも屈指のお気に入りになりました。 もうとにかくお話が面白いです。もう最初から最後まで複線の嵐で、遊んでいる途中でテンションが切れないようになってます。さらにキャラクターや世界観も非常に魅力的ですし(キャラの個性はちと欠ける気はしますが性格の面で個性が感じられるので大して気にはなりません)。 ....まぁそのお陰で途中でやめられなくて困ったりもしましたが(汗)。また、家庭用でも出しているシーズウェアらしいと言うか、全体的なクオリティが高いですね。オープニングやメニュー画面、セーブ・ロード画面など細かいところまでこだわって作り込んでいます。更に音楽がDirectXを使ってPCMでサウンドを鳴らしている所から家庭用移植狙っていたのかなぁって思えなくもないんですが(笑)、一曲一曲が非常に聞かせる曲ばかりです。音質の方も文句無しですし。特にメインテーマ?の「Re−Leaf」が凄くこのゲームの世界観を表現していて、良い感じデスね。 又ゲームシステムも洗練されていますね。それぞれの要所要所で郁美か良門のどちらかの人格で進むかでシナリオ分岐するというのはシンプルでわかりやすいです。.....ただフラグがシビアな為結難易度は高いんですけど.....(汗) まぁそれでもシステム面での個性も出ています。 とまあこのようにシナリオ・キャラ・音楽それぞれが高いレベルで、それらが組合わさってトータルとしても非常にハイクオリティな作品にしていると思います。特にシナリオ・演出方面では。 .....とはいえ気になる点も無くもないんですけどね(苦笑)。ゆーか個人的思い入れを含めても言いたいことは結構あります(^^;)。まず全体的に不親切な事。このゲームの世界観では日本の伝説やら神話が背景になっている事は先述しまたけど、それに対するフォローが全然されていないんですね.....天津神だとか式神だとか陰陽だとか鬼だとか固有名詞が出まくりな割に、それらの語句に対するフォローが殆どされていません。ついでに文章表現も小難しい漢字(常用漢字以外)を多用している割にはまったくと言って良いほどルビを振ってません。読めなきゃ飛ばすか漢字辞典で調べるしかないですが、ここまでするユーザーはほぼ皆無でしょう(汗)。ゆーかこのゲームのシナリオライターって国文学や神話等に割と精通しているって印象を確かに受けましたけど、どうもシナリオに対する姿勢がそういう表現だとか世界観を予め理解しているユーザーが遊ぶのを前提にしているって事を感じさせました。つまる所自分の持っている知識を全てのユーザーが当然の事として持っているものと勝手に自己解釈した結果じゃないかなぁって、厳しいけどそう思われても仕方がないですね。同人ゲームじゃ無いんだからこれはちとマズいでしょう。更に言うと小難しい表現を多用しているくせに基本的な部分の誤字が多いこと(汗)。もう冗談抜きで2桁くらいは見つかりました(行く→言く とか用事→幼児(をいをい^^;) とか)。.....市販ソフトでこの誤字数は洒落にならないでしょう....一つや二つくらいなら珍しくもないですけど(誤字自体はFF8とかでも結構見つかるし)。 後、このゲームの初回版はバグで真のエンディングが見られないのは致命的だったのでは.....(汗) これで一気に信用を失墜させたって話も聞きますけどこれは仕方がないでしょうね。ただでさえこのゲームってプレイ時間長い&攻略が結構シビアなのに。 という訳でたまたまこういう関連が好きだった(一応専門分野だったし^^;)&攻略法、パッチが配布されていた状態で遊んだ僕としては非常に楽しめた&高い評価を出したいんですけど、突き放されたユーザーはどうなんでしょう?って感じも無くもないです。ゆーか実際このゲームに関しては評価が分かれているみたいですけどそれも頷けますね。付いていけるユーザーは高い評価を出せるんでしょうけど....ねぇ。 |
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◆ワンポイントアドバイス 基本的に郁美と良門のどちらかを選んでいくっていうシンプルなシステムですが.....えらいシビアなんですわ。これが....(汗) ゆーかランダムで発生するイベントの所為で起こるはずのイベントが起こらなかったり、下手したら起こると知らずに進めてしまうことも多いし。謎解きの楽しさっていうより完全にお話を楽しむゲームなんで攻略サイトから攻略法見つけてくるのが無難ですね。 |
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